【独占】松村雄基・高野浩和『スクール☆ウォーズ』対談!(後編) ドラマ撮影秘話と素敵な50代
2019年秋、ラグビーワールドカップが日本で開催され、日本チームのベスト8進出に列島が沸いた。まさにラグビーイヤーとなった今、再び注目を集めているのが35年前の伝説のテレビドラマ『泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ』。
我々にラグビーを通して愛と友情、そして信じる力の素晴らしさを教えてくれた実話をベースにした感動の物語の中で、“川浜イチのワル・大木大介”を演じた松村雄基と、親友で“薄幸の美少年・イソップこと奥寺 浩”を演じた高野浩和さん(現在は会社員)による対談をフジテレビュー!!が独占取材!
後編では、更なる貴重なドラマの裏話と素敵な50代を過ごしている2人の最近の話をお届け!ビッグなプレゼントもあるのでお見逃しなく!
富士の樹海が怖い!リアルにケンカ!撮影裏話
松村:『スクール☆ウォーズ』を観てラグビーを始めたという方も多いと聞くし、ドラマを通して僕らもたくさんのことを学べたし、素敵な作品に参加できて幸せだったよね。
高野:そうですね。僕はイソップが余命宣告されて自暴自棄になって死に場所を探して失踪するシーンが印象的で今でもよく覚えています。台本には「近くの裏山」って書いてあって、いつも撮影場所は府中や聖蹟桜ヶ丘だったので、東京ながらも裏山はたくさんある環境なんですが、朝7時か8時くらいに集まってロケバスに乗ったのにお昼過ぎになっても撮影場所に着かなくて。ようやく着いた場所が富士の青木ヶ原樹海。そこで日中は僕を探しているシーンをみなさんで撮って、僕だけが夜遅くまで残って撮影していたんです。近場の裏山で済まさない、そこまでこだわるのが大映テレビなんだなって思いましたね。近くに撮影スタッフがいることは分かっていても樹海は雰囲気的に怖かったです(笑)。
松村:撮影中の休みは月イチあるかないかっだよね。朝は始発で行って帰りは終電。ラグビーのシーンではスパイクで手を踏まれたり大変で、つい「痛えなバカヤロー!」って本気でみんなケンカになっちゃたりね。生傷が絶えなかったけど、みんな二十歳前後だったから元気だったなあ。
高野:試合のシーンに関してはみなさん結構ケガをされたりと痛そうでしたね。僕は役柄的に補欠だったので、傍から見てるだけだったので良かったなって(笑)。イソップは物語上、大切な役柄だったのでやりがいもありましたが、自分はまだ死んだことがないので、死にゆく役をどう演じたらいいのかという難しさはありました。撮影の休日があまりなかったので、僕からすると本当の学校には行けないけれど、滝沢先生のいる学校に行ってその中に先輩たちもいて、みたいな。本当の学校では教われないことを学んだ場所でした。
松村:出演者の中では一番年下で高校生だったもんね。可愛かったよね、『イソップ物語』って歌まで出して。そういえば発表会にも行ったな。
高野:レコードを出したことがあるって話をする時に、デビュー曲のタイトルをなかなか言い辛いところはあります(笑)。
茶道と愛犬、素敵な50代ライフ
松村:今年は舞台を7本、稽古して本番を迎えての舞台の毎日。本当に体が資本なんだよね。とにかく元気でいること、声が出ていてバーンと動けて、元気でいれば舞台上ではオッケー。先日の京都四條 南座での舞台(『喜劇 道頓堀ものがたり』)中も鴨川沿いを走って、筋トレをして。
舞台に歌にミュージカルに大活躍の松村。最近では山下真司との爆笑コンビでの旅番組やバラエティ番組でも存在感を見せている。特に『世界の何だコレ!?ミステリー』(10/23日OA)で見せた、嬉々として富士の樹海での石垣のミステリーを探る笑顔が記憶に新しい。
松村:50代はあちこち体も痛くなってきて、どこも痛くない日はないくらいだけど、そのおかげで気付くこともたくさんあるなと。浩和は最近どう?
高野:体はそんなには痛くなってはいないんですが、散歩程度しか運動はしていないんで歩くと疲れる感じはありますね。松村さんも山下(真司)さんも当時の体重をキープしていてすごいなって思います。仕事では中間管理職になってくると、自分だけのことを考えていれば良いわけではなく、上にも下にも気を遣ってモチベーションを保たなければいけない。入社してずっと営業をやってきて、どちらかというと個人の売上をどれだけ上げるかというところがメインでしたが、今はテレビ通販のチームを見る立場なので。
高野さんは、(株)アートネイチャーにて、男性の毛髪カウンセラーを15年、営業、広報を経て、現在は外販商品営業部 流通・営業グループの主任に。生放送の通販番組チームを取りまとめ、「生放送なので如実に売れ行きが見えるところが楽しい」という。最近はカラートリートメントや粉状の白髪隠し、手ごろな価格のウィッグを通販番組でPRしている。
松村:チームを見守る監督みたいだね。若い時とは違って考え方も柔軟になるよね、別に恥ずかしいことでもないのに「こうできないならこうしてみよう」って無理をせず迂回するようなやり方が昔はできなかった。でも今はそうすることが臨機応変で良いなと思ってるし、生き方が豊かになった気がする。最近はやっと本格的に体作りをしてみようかなって思い始めました。
高野:僕が最近ハマっているのは、犬(ミニチュアダックスフンドのトワくん)と嫁と3人で色々なところに家族旅行することですね。先日は軽井沢に犬も一緒に泊まれる宿に行ってきました。ドッグランもついているし、リフレッシュできますね。
松村:家族でほのぼのとしていていいね。僕は19年くらい続けている茶道をしている時がリフレッシュするかな。茶道具や花についても勉強したり。疲れた時にこそ行くと、気持ちが落ち着きますね。「この静寂な瞬間は今しかない」って一期一会的な、その静寂を経てから戦場に向かう武士の気持ちが少し分かるっていうか…実は最近、山下さんと旅番組で一緒になることが多いんだけど、山下さんはマイペースで駄々っ子みたいなんだよね。だからつい説教しちゃうんだけど、それが好評みたいでコンビみたいになってきている(笑)。
高野:実は松村さんのほうが先生みたいですもんね(笑)。
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<松村雄基プロフィール>
1963年11月7日生まれ、東京都出身。1980年にテレビ朝日系ドラマ『生徒諸君!』で主役デビュー。役者のみならず活動の幅を広げ活躍中。特技の書道で第17回東京書作展にて内閣総理大臣賞を受賞。
高野浩和プロフィール
1967年2月22日生まれ、東京都出身。1983年NHKドラマ『徳川家康』で俳優デビュー。23歳で芸能界を引退し、株式会社アートネイチャーに勤続25年。
愛妻と愛犬と3人暮らし。
▶対談前編はこちら
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