1月4日(水)の『ボクらの時代 笑う台場に福来たる 2023新春SP』は、豪華3組がトークを繰り広げる特別版を放送しました。
吉岡秀隆×山崎樹範×髙橋海人
1組目は、劇場版「Dr.コトー診療所」が上映中の吉岡秀隆さん、ドラマ版で吉岡さん演じるコトー先生の後輩医師を演じた山崎樹範さん、劇場版で後輩医師を演じている髙橋海人さん(King & Prince)の3人が登場しました。
山崎樹範、尊敬する吉岡秀隆からの言葉
山崎:僕は、吉岡さんのことを尊敬しているんですよ。
吉岡:(笑)。
山崎:あの、(吉岡さんが)いないところでは、結構言ってたんです。いよいよもう、本人を目の前にして言いますけど。
髙橋:ここで。
山崎:僕はもう、本当に吉岡さんのことが大好きで。
髙橋:はい。
山崎:というか、僕は「吉岡秀隆さんになりたい」と思って役者を始めてるんですよ。
髙橋:あ、そうなんですか。
吉岡:何を言ってるんだ(笑)。
山崎:しょうがないじゃないですか、本当なんだから!
山崎さんは、テレビシリーズ撮影時に、憧れの吉岡さんと二人きりで食事に行く機会を得たそうですが、吉岡さん曰く「店に行ったら(小林)薫さんと朝加(真由美)さんが飲んでたんですよ」。
結局、4人での会食となったものの、山崎さんは「そのときに、吉岡さんに『三上先生の役を山崎くんがやってくれてよかった』とおっしゃっていただいて。そこまでの自分が認められたというか、役者をやってきて本当に良かったと思えた」と打ち明けました。
髙橋海人、King & Princeへの道のりは「父親がきっかけ」
山崎さんが「僕は吉岡さんを尊敬していますけど、髙橋さんが尊敬する人は?」と尋ねると、尾崎世界観さんの名前が挙がりました。
髙橋:何がすごいって、バンドをやりながら小説も書いていて。違った顔を持っているところにひかれて。僕も、自分ができると思ったことは、何でも挑戦してみようって。
吉岡:そうね。だから、何か吸収しよう、楽しめるっていうのは「能力」だよ。
山崎:どういう家庭に育てば、そういう子に育つんですか?
髙橋:父親と母親がとにかく、僕から見ても本当に素敵な…。
吉岡:ああ、そういうのが言える世代だもん。
髙橋:親が、一般家庭で普通の生活をしてきたから「海人には、いろんなことをさせたい」というので。ダンスも、ジャニーズに入ることも、父親が言ったことがきっかけで始まって。
吉岡:ああ、そうなんだ。
髙橋:反抗はしてましたけど、でも今、形として、King & Princeというグループでデビューできて。ここまで輝かせてもらうことができて。
吉岡:うん。
髙橋:というのは本当、親に感謝だなと思います。
両親への感謝の気持ちを素直に口にする髙橋さんに、吉岡さんは「そうね。感謝しないといけないよ」とかみしめるように応え、自身は、幼少期は仕事がつらくなると親を責めていたと打ち明けました。
吉岡秀隆「いい役者とは何なのか」
吉岡さんは、自分の意思とは関係なく4歳でキャリアがスタートし、仕事が「本当に嫌だった」「辞めたかった」と振り返ります。
山崎:どうですか、十数年前に「なんで役者を続けているんですか?」と聞いて。あのときの吉岡さんは「わからない」っておっしゃったんですけど。あれから、ときが経って、今の吉岡さんに同じ質問をしたら…。
吉岡:あの、これは僕の言葉じゃないよ。高倉健さんの言葉だけど。「いい役者って、いったい何だろう?」って。例えば、それは「セリフ覚えがいい」とか「やたら愛想がいい」とかそういうことじゃないんじゃないかと。じゃ、いい役者って何だろうって考えると、それを問い続けていくことだろうなって。
山崎:うん。
吉岡:それを探す。そうすると人間ができあがっていく。それは「お芝居」じゃなくなる。その後ろ姿を見せてくれているでしょう、高倉健さんとか、渥美清さんとか田中邦衛さんは。別に僕は、お芝居のことは1個も教えてもらってないもん。
山崎:ああ、そうなんですか。
吉岡:人間が好きなの。「この人」が好き。いい役者であるためには、まずは“人ありき”なんだろうなというのは、健さんの言葉を聞いてそう思うし、生き様みたいなのを見ていて思うし。渥美さんの現場での立ち姿を見ていてもそう思うっていうのは、そういうことなんだろうなって。
吉岡さんは、名優たちの言葉や振る舞いを回顧し「そっち側の方向だけは向いていたい」と語りました。
谷原章介×橋下徹×古市憲寿
2組目は、『めざまし8』(フジテレビ)でメインキャスターを務める谷原章介さん、曜日別の総合解説として出演する橋下徹さん、曜日別のスペシャルキャスターとして出演する古市憲寿さんが登場。
谷原章介が『めざまし8』キャスターになった理由
橋下さんは、俳優である谷原さんがキャスターをやると決断した理由を尋ねました。
橋下:情報番組の司会をやると、政治のネタとかいろいろ扱わないといけないから。そのイメージにぶつかるという葛藤とか、でもあえてキャスターをやるという判断とか、その辺はどうだったんですか?
谷原:正直言うと、それはやっぱり、ありました。いろんな番組で司会業をやらせていただいたなかで、昼とか朝の帯番組というのは、一つの到達点というか。誰もができるわけじゃないじゃないですか。そこには、めぐり逢いだったりとか、タイミングだったりとか、運みたいなものとかがないとできないと思ったんですよ。
で、今回は僕が小倉(智昭)さんを引き継ぐことになった。20何年間、そこはノーチャンスだったのが、たまたまチャンスがもらえるタイミングで、僕がそこにいた、というだけだと思っていて。だったら、怖いと思いつつ、そのチャンスをつかんでみようと。
橋下さんは「情報番組で発言すれば、古市さんみたいにね、大炎上なんて…(笑)」と、コメントや発言が世間に与える影響の大きさに言及。
古市さんは「嘘ついて好かれるより、本当のこと言って嫌われた方がいい」と、コメンテーターとしてのスタンスを明かしました。
古市憲寿「言えない悪口は小説に書いている」
谷原さんは、古市さんに「社会学をやりつつも、小説を書こうと思ったのは何かきっかけがあったんですか?」と質問しました。
古市:昔から「書きませんか?」とは言われていたんですけど、とはいえなかなか書けなくて。初めて書けたのが、祖母が亡くなったタイミングだったんですよね。
橋下:うん。
古市:祖母が亡くなって、いろいろ思うことってあるじゃないですか。でも、これを評論とかエッセイの言葉で書いちゃうと、逆に嘘ついちゃうなって思って。ある種、かっこつけちゃったりとか。もしくは、本当の感情は極端だからあんまり言えないなと思っちゃって。逆に、小説の方が嘘っていう体(てい)だから、本当のことが書けるなって思ったんですよ。
橋下:うん、うん。
谷原:へぇ。
古市:だからそれ以来、ある種、本当のことを書くために…本当に一番言えない悪口は、小説で書いてます。
谷原:(笑)。
橋下:(笑)。「これ、小説だから」って、逃げられるからね。
古市:しかも、「自分の意見でもないし、創作です」って逃げられるんで。それは、良かったなって思います(笑)。
橋下さんが「社会学って、基本的には何をやろうとしているわけなんですか?」と尋ねると、古市さんは「根っこは自由で、いかに人々の自由を制限しないで社会を回していくかということに関心があって、それが僕の価値観の基本」と語り、社会学者、コメンテーター、小説と3つを渡り歩くことでバランスが取れていると明かしました。
橋下徹「子どもたちに満足のいく人生を送ってもらいたい」
これからについて話題が及ぶと、谷原さんは50歳を超えてから「どのようにこの仕事を閉じていって、自分にとって大事な余生をどう過ごしたいか。どんな暮らし方が、僕にとって大事なのかを考えている」と打ち明けました。
すると、橋下さんは、次世代への思いを口にしました。
橋下:やっぱり、この日本が大好きだし、すごい良い国だと思うし。僕らも子どもがいるから、その次の世代にね…。
谷原:それは、すごく思います。
橋下:良い国を次の世代に残したいなって気持ちはすごくあるから。それは、政治の原動力にもなったし。自分はもう辞めてしまって、戻ることはないんだけど、自分の子どもが日本の国を良くして、満足のいく人生を送ってもらいたいなって。
そこにね、何か気持ちが今、集中してくるというかね。これまでは、自分の人生を第一に考えていたけど、今度は子どもの人生とか次世代の人生というところに重きを置くようになってくるね。
その言葉に谷原さんも共感、古市さんも「子どもがいると、やっぱりそうなりますよね」とうなずきました。
権田修一×谷口彰悟×田中碧
サッカー日本代表として「FIFAワールドカップカタール2022」で活躍した、権田修一選手、谷口彰悟選手、田中碧選手が登場しました。
田中碧「僕って決めちゃうんですよね(笑)」
権田選手は、決勝トーナメント進出をかけたスペイン戦の大事な場面で決勝ゴールを決めた田中選手に、大舞台に挑む際の心境を聞きました。
権田:(田中選手は)2戦目出られなくて、3戦目のスペイン戦で。あの、本当に痺(しび)れるとこで、パッと出て、点取っちゃうじゃん。ああいうビッグゲームで、しかもいきなり出るっていうときに、どういうテンションで臨むのかを知りたい。
田中:大緊張してますよ。普通に。
谷口:するんだ。
田中:する。彰悟さん、ずっと一緒にやってるからわかりますよね?僕って、なんか…決めちゃうんすよね(笑)。
権田:決めちゃう(笑)。
谷口:そうなんですよ。プロのデビュー戦も、決めてるんですよ。
権田:あ、デビュー戦(点)とってるんだ。
田中:(普段から)点をたくさんとってるキャラじゃないんですけど。
権田:そうだよね。
田中:記憶に残るタイミングで取ってしまうっていう…。
権田:取ってしまう(笑)。
田中:なんでか、って言われるとわからないです。でも何か、その瞬間、瞬間で、無性に点を取りたくなるんですよ。オーストラリア戦もそうだし(※)。
(※)田中選手は、FIFAワールドカップ・アジア最終予選(2022年3月24日)のオーストラリア戦で、初めて最終予選に出場しゴールを決めた。
谷口:なってるんだ、それはちゃんと点取りたいって。
田中:なってるんです。逆に、基本なってないんです。ポジション的にも。
権田:そうね、中間に入ってっていうね。
田中:そういうときに限って「点だけでいい」って気持ちになってるんで。そしたら、ボールが来て、気づいたら入ってるんです。
田中選手の発言に、権田選手と谷口選手は「かっこいいな。名言出た!」と感心。
田中選手は、スペイン戦での決勝ゴールは「集中しすぎて、ボールと自分だけの世界だった」と、周りにいた選手すら見えていなかったことを明かしました。
谷口彰悟「スペイン相手に緊張しているひまがなかった」
一方、谷口選手は「スペイン戦より最終予選の方が緊張した」とワールドカップを振り返りました。
権田:スペイン戦のときは、全然緊張してる感じなかったよね?
谷口:試合始まる前は、緊張はあったんですけど。それ以上に、「もうやるしかない」っていうか。
権田:(笑)。
谷口:ここで縮こまったりとか、緊張している場合じゃないなって。相手も相手だし、おのずと集中できる環境でしたね。スペイン相手に緊張してるひま、なかったですよね。
権田:確かに。一生、攻められてたからな。
谷口:一生、攻められるから。ずっと集中しとかないと。
権田:しかも、前半でディフェンス3人イエロー(カード)もらうしさ(苦笑)。
谷口:あれは、ダメですね(苦笑)。
権田選手は「試合出られなかったときに、トレーニングしているのが(この)2人。準備をちゃんとしている人って裏切られない」と、谷口選手、田中選手の行動を評価。
さらに「いい準備して、自信持ってやるのは大事。『プレッシャーはどうすればいいですか?』という人には、『この2人がお手本です』って伝えたい」と語り、2人は「すごい、いいこと言ってくれた!」と喜びました。
権田修一「森保監督はシンプルに、いい人」
3人は、森保一監督と選手の関係も明かしました。
権田:森保さんの人柄というか、選手ができる限りストレスを感じないように、って考えてくれるじゃん。俺はなんか、それは森保さんの監督としてもそうだし、人間としてもすごくいいところだなって思うんだけど。いい人じゃない?シンプルに。
谷口:そうなんですよ。まずは、シンプルにいい人なんですよね。
田中:いい人。
谷口:それは、すごい、伝わる。
田中:いい人なんだけど、芯があるじゃないですか。ブレないところはブレない。
権田:遅刻ね(笑)。
谷口:(笑)。(田中選手に)遅刻したことある?
田中:ないです。
谷口:権ちゃん、あります?
権田:ない。
勘違いから一度だけ遅刻してしまったという谷口選手は、森保監督から厳しく指導されたといいます。
権田:でも、あれは大事だよね。やっぱり、チームが軸っていうかさ。それを示すじゃん。当たり前のことだけど、あれだけ毎回ちゃんと言われるとさ。
谷口:確かにそうでしたね。そこはもう、一貫してブレなかったですね、ずっと。
権田:最初から最後まで「チーム」というものをリスペクトしているっていうのは、絶対大事だよね。
田中:すごいっすね、森保さん。
谷口:プレッシャーがもう半端じゃないでしょ?
権田:(FIFAワールドカップ・アジア最終予選の)サウジ(アラビア)のアウェー終わったあとのミーティングが、俺は忘れられない。「もし、お前らがもうついてこられないと思ったら、言ってもらって構わない」って。あんなこと、言えなくない?
田中:言えないっす。
権田:あんなこと言われたらもう「絶対、この人のためにやろう」って思っちゃう。しかも、それを演じてないよね。
田中:うん。
権田:それは、森保さんの本当にすごいところ。“素”で、常に接してくれる。怒るときも素で怒るじゃん。ほめるときも素で全力でほめてくれるし。ミーティング中に表情が変わるじゃん。
谷口:うん。
権田:本当に、素なんだろうなと思うし。ミーティングの最後の(森保監督の)「昼食行きましょう」、結構好きなの(笑)。
田中:笑顔でね。
権田:そう!ミーティングのシビアな時間から、楽しい時間に「はい、昼食行きましょう」って。あの切り替えは、あれを演じずに素でできるのはすごい。
谷口:嘘がないですもんね、言葉にも、表情にも。
権田選手が「森保さんにとんでもない投資話を持ち掛けられたら、絶対いっちゃうもん」というと、谷口選手、田中選手も即同意。森保監督への厚い信頼が明らかになりました。
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