Travis Japan、初単独主演舞台で新曲披露「ジャニーさんの思いもこもっている」

11月2日（土）～舞台『虎者 -NINJAPAN-』

めざましmedia編集部

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ジャニーズJr.のTravis Japan（宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗）が11月2日（土）、東京・池袋にあるサンシャイン劇場で行われた舞台『虎者 -NINJAPAN-』の初日を迎え、ゲネプロと記者を集めた囲み取材に出席。

初の単独主演舞台にかける意気込みや、故・ジャニー喜多川氏とのエピソードを明かした。

ジャニー氏が企画・構成、滝沢秀明氏が構成・演出を手掛ける本作は、切れ味鋭い抜群のダンスが特徴ともいえるTravis Japanが、忍者をモチーフに、アクロバットの要素も取り入れて臨む新たな和のエンターテインメントショー。

東京・サンシャイン劇場を皮切りに、新開場したばかりの京都・南座、名古屋・御園座、広島・上野学園ホールと1ヵ月にわたり4都市で上演される。

Travis Japan、初単独主演舞台で新曲披露「ジャニーさんの思いもこもっている」_bodies

初日を迎え、宮近は「清々しいです」と笑顔を見せ、「新しいパフォーマンスも入ったり、僕らの武器でもあるダンスを研ぎ澄ましたりと、結構ハードな稽古だったので、やっと初日かという感じで。あとはお客さんに僕らのパワーをぶつけるだけだと思っています」と気合十分。

今回は、ウォールトランポリンに挑戦。七五三掛はトランポリンが初めてだったそうで、「すごく難しくて、人生で初めて筋肉痛になりました。家に帰って湿布はりまくって大変でした」と苦笑いするも、「練習を積み重ねると、それも痛くなくなって気持ちよくなりました」とニッコリ。

トランポリンの練習期間は約1ヵ月。川島、松田、松倉は10月頭まで舞台『Endless SHOCK』があったため、2週間しかなかったそう。

もともと川島がグループで一番アクロバットが得意だが、ウォールトランポリンは中村が一番うまくなったそうで、川島は「自分が一番できると思っていたのに、海人が最初にできたので、追いつこうとグループ内で切磋琢磨できたのが、よかったですね」と振り返った。七五三掛はそんな川島について「如恵留はオリンピックに出られるくらいできてる」と絶賛した。

舞台稽古中は、スペシャルゲストとして出演していたオースティン・マホーンのライブとリハが重なり、かなりハードなスケジュールだったそうで、吉澤は「午前中は『虎者』やって、午後はオースティンで。何をやってるか分からなくなってました」と語り、宮近も「夜は洋楽で、朝は舞台の曲…楽しい人生ですね」と笑顔を見せた。

また、演出を手掛けた滝沢氏からもさまざまなアドバイスがあったそう。七五三掛は、「稽古の初日に、主演としての立ち方やあり方を教えていただきました」といい、松田は「ゲネプロが終わったあとに、『Travis Japanならもっといける』って言ってもらえたので、もっと頑張ります」と誓った。

今回、舞台は1幕、2幕に分かれ、2幕のSHOW TIMEでは、屋良朝幸が全体的な振り付けを担当し、バラードからタップやステッキを用いたダンスなど、華麗なパフォーマンスを披露する。

川島は「踊りの中に新しいアクション要素を足したり、既存の曲を新しい振り付けでやってみたり、1つ1つを屋良くんが丁寧にやってくれて。1幕は役になりきって前に気持ちを進めていたけど、2幕はTravis Japanとしての時間だったので楽しいです」と興奮気味にコメント。

ジャニーズの先輩たちから受け継がれる「千年メドレー」にも挑戦。宮近は「ジャニーズの歴史を引き継いでる感じがして、僕らが更新して、その後もできるようなメドレーになれば」と熱く語った。

また、川島と松倉は2人で作詞作曲した「ものさし」を、川島がピアノ、松倉がギターをひきながら歌唱。松倉は「共作が初挑戦だったので、難しかったけど楽しくて。自信作ができました」と手応えを明かし、「日頃、感じたことを歌詞に込めたので、ぜひ歌詞にも注目してほしい」とアピールした。

七五三掛と中村は、KinKi Kidsの「愛されるより愛したい」を2人で披露するが、休憩時間や空き時間など含めて計30時間くらい練習したといい、七五三掛は「2人の絆ができたなと思う」と明かし、中村とハグする一幕も。

一方、中村は新曲「Together now」について言及。今回の舞台のため全員が希望したバラード曲だが、同曲は生前のジャニー喜多川氏も聴いていたそうで、「ジャニーさんの思いもこもった曲。ジャニーさん、滝沢くん、僕たちもそうだけど、ファンの人を包み込めるような曲になっているので、そこを噛みしめながら聞いてほしい」と呼び掛け、「（ジャニーさんも）喜んでくれていたらうれしい」。

最後に、リーダーの宮近が「自分たちのファンの方から読んでもらえてる“トラジャ”という愛称が入っている舞台で、ファンの人と共にこの舞台を盛り上げていきたい。僕らももっと成長していくためのステップだと思っているので、頑張ってきます」と誓い、囲み取材を締めくくった。