菜々緒「汗が尋常じゃなく出る」ほど“難しい”ものは？【めざまし未公開インタビュー】

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現在放送中の菜々緒さん主演の木曜劇場『忍者に結婚は難しい』（フジテレビ）。菜々緒さん演じる甲賀忍者の末裔と鈴木伸之さん演じる伊賀忍者の末裔が、お互いの正体を知らずに結婚することで繰り広げられるコメディ。

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『めざましテレビ』ではそんなおふたりと伊賀忍者役の勝地涼さんと甲賀忍者役の山本舞香さんにインタビュー。ここでは4人の仲良しトークを放送で入りきれなかった未公開部分も含めお伝えします。

――（小山内アナ）まずは菜々緒さん、忍者ラブコメディと聞いた時の率直な感想は？

菜々緒：まず忍者？って思ったんですけど、いつも言っているように占いで「前世が忍者か魔女」って言われていて、周りからも「絶対に忍者の役がくると思うよ」って言われていたので、すごく驚いております。

――忍者の役をやりたかったのですか？

菜々緒：さすがに「やりたい」と思ったことはないんですけど、本当に言われ続けてきたので令和の時代に忍者の役ができて驚いているのと嬉しい気持ちとでごちゃまぜな感じです（笑）。

――みなさんが演じるキャラクターの見どころを教えてください。

菜々緒：とにかく実力主義の甲賀忍者で（鈴木伸之さん演じる）悟郎さんに対してはかなりツンデレなキャラクターになっております。

鈴木：僕が演じる悟郎は、ずぼらで不器用で人任せで自分でできるタイプじゃないんですけど、どこか憎めない愛嬌があって、そういうところを大事にしながら演じさせてもらっています。

勝地：僕の役は上忍のエリートの役なんですけど、任務中のキリっとした感じと本当の姿を見せるのは悟郎の前だけんなんで、そのギャップみたいなものを出せたらいいなと思います。最近はキリっとした真面目な役のオファーがホントに来なくて、今回は楽しんでやるようにしています。任務の時は本当に格好つけているくらいでやらせていただいています。

山本：私が演じる雀は（菜々緒さん演じる）蛍ちゃんと（ともさかりえさん演じる）楓お姉ちゃんに甘えていて、薬学部の大学生なんですけど、TikTokerで好き勝手やっております。

――その役は山本さん自身につながる部分もありますか？

山本：そうですね。一緒なんじゃないですか。好きなことをやって自由に生きてるっていうところは。でも自由にやってるからこそ蛍ちゃんの背中を見ていろいろ学ぶこともあるという雀の成長も描かれると思います。

――みなさん忍者役ということですけど、どのように役作りを？

勝地：役作りした？忍者の役作り…

鈴木：何にもしてないです。

勝地：でも、鈴木君は「時間があれば伊賀の博物館とかに行こうかな」って話していて、そのことを現場で聞いた時、（自分は）一切そんな考えがなかったから真面目だな～と思いました。

――博物館に行ったんですか？

鈴木：行きました。

勝地：マジで！

鈴木：すごかったですよ。いろんな術みたいなものも書いてあって面白かったですよ。いろんな資料もあって参考になりましたね。

山本：でも、芸能人というかこういう仕事をしていると忍んで生きるっていうのは当たり前で向いているんじゃないかなと。

勝地：普段から忍んでいるから役作りの必要はない、ということね！？

菜々緒：甲賀はあまり昔の忍術を使ってミッションを遂行しないタイプでドローンなど現代のアイテムを扱うこともあり、そんなに“忍者忍者”してないんですよね。

――では、ドラマのタイトル『忍者に結婚は難しい』にちなみまして、自分には難しいと思うことを「〇〇には〇〇は難しい」という感じで発表してください。

菜々緒：「菜々緒に辛いものは難しい」。辛いものが全く食べられなくて、唐辛子など辛いものの味はは好きなんです。でも刺激物が粘膜に触れた時に痛点が敏感すぎて痛くて痛くて、しかも汗が尋常じゃないくらい、死ぬのかなっていうくらい出るんですよ。

勝地：平気そうに見えるけどね。

菜々緒：でも、いまだにチャレンジしても全然慣れなくて、どうにかしたいなって思うんですけど、なかなかできないんですよね。

――では、鈴木さん、お願いします。

鈴木：「鈴木に狭い場所は難しい」。本当に頭をぶつけるんですよ。ドラマのセットの中とか。今回のドラマのセットがとにかく大きくて天井も高く作っていただいているんですけど、普通の作品のセットってそんなに高くないじゃないですか。出入り口のドアとか窓とかしょっちゅう頭をぶつけるんですよ。

ということで、低いとことかは苦手かなと。周りも見ていて、「大丈夫ですか？」って言いながらくすくすって笑われて、恥ずかしいんですよ。

――では、勝地さん、お願いします。

勝地：「勝地涼は黙っていることが難しい」。

鈴木：確かに！

勝地：現場でずっとしゃべっているから。でも、そのしゃべっていることでエンジンをかけていきたいというか、その遊んでるところが芝居につながってくるんじゃないかなというのがあるので、静かにしているのは無理なんですよ。けっこう鈴木君とのシーンがあるんで、なるべく空いてる時間もずっとしゃべっているといい雰囲気が生まれてくるので、黙っておけない！

――そんなにしゃべっているんですか？

鈴木：しゃべってますね。呼吸をしてないんじゃないかって思うくらいしゃべってますね（笑）。ほんとに！しかもエピソードの引き出しがたくさんあるんですよ。一つの話が終わったら、別の話が始まって“あれがこうで、それがあーで”って…。

勝地：やっぱりうるさいよね（笑）。

鈴木：いや、明るくなります、勝地さんが現場にいると。

菜々緒：本当に助かってます。

――逆に集中したいなって思う時は…。

勝地：え？集中したい時って…大丈夫？（自分が）うるさかった？

鈴木：その質問だけNGでお願いします（笑）。

――では、山本さん、お願いします。

山本：「舞香に勉強は難しい」。なんか、「予習しておいてください」とか「これ練習しておいてください」とか無理なんですよ。それを仕事にしていただけるといけるんですけど、自分で時間作ってというのが苦手なんです。

勝地：でもドラマでダンスをやっているけど、本場はばっちりいけるでしょ？

山本：あれは事前に動画をいただき、1回だけ見せてもらって特に練習はしておりません。

勝地：え？それでできちゃうってことは、天才か！（笑）

――山本さんもムードメーカーな感じもしますよね？

菜々緒：姉妹のシーンで私がセリフを噛んだ時も笑ってくれて、すごいいい雰囲気で撮影をさせてもらってます。

鈴木：僕と勝地さんも（山本から）飴をいただいています。

山本：常にお菓子とか飴とか持ってるんで（笑）。

勝地：撮影が先に終わるときに飴だけ残して帰るよね（笑）。

――2023年が始まったばかりですが、今年一番の出来事は何ですか？

鈴木：僕はお雑煮を作りました。すんごいでかい鍋で。三が日だけでおもちを15個くらい食べました。お雑煮が大好きなんですよ。

――いつも作っているんですか？

鈴木：お雑煮が食べ物の中で一番好きで、年がら年中作ってます。季節関係ないです。今度飴の代わりに現場に持っていきますよ（笑）。

菜々緒：たこ焼きパーティをやって火傷しました。新年早々火傷しました。たいしたことはまだ、起こってないです。

山本：私は年末年始、本当に寝過ぎたし食べ過ぎたし、まだ仕事にスイッチは入っておりません。

鈴木：今、仕事中ですよ！

山本：あっ、仕事中か（笑）。

勝地：僕は正月に子供と過ごしたんですけど、その時に体を洗ってくれたんです。なんか、パパうれしい…いろいろ手伝ってくれるようになって、お風呂に入ったら、洗ってあげるよって言って体を洗ってくれて、全然洗えてないけど、成長してくれてうれしいなって思いましたね。

――では最後に今年やりたいことや抱負を教えてください。

菜々緒：まずは、このドラマをみんなで安全に乗り切ること、これがやるべきことかなと。プライベートは富士登山を行けるきっかけがあれば行きたいなと思っています。

鈴木：僕はまだまだお雑煮を作り続けたいと思っております。あと、海外旅行とかも行きたいですよね。

勝地：僕は鈴木君とご飯を食べに行くのと鈴木君とゴルフをするのを目標にしたいと思っています。現場ではいっぱいしゃべってるんですよ、「ご飯行こうね！ゴルフ行こうね！」って。でも毎回同じリアクションなんですよ、「そうっすね」って（笑）、全く同じリアクション。「じゃ、行こうね？」って言ったら、「あっ、そうっすね」って言われていて、絶対行くって決めてますから！

山本：たまにありますよね、鈴木さんて。

勝地：そうでしょ、嘘っぽいというかね（笑）。

山本：本当に思ってます？ってたまにありますよ。

鈴木：たまにある。実は半分以上嘘ついてるんで（笑）。

勝地：おい！

鈴木：「嘘も方便」って言葉が大好きなんですよ。

勝地：危ない男だよ！

鈴木：そうなんですよ（笑）。

山本：私は笑顔でがんばります！今年もいっぱい笑っていい年にしたいなって思います！