小瀧望、ミュージカルに初挑戦！木下晴香との共演に「モチベーションになる」

全ての画像を見る

小瀧望さん（ジャニーズWEST）が主演を務める「ザ・ビューティフル・ゲーム」のフォトコール及び取材会が、1月7日に行われ、小瀧さん、木下晴香さん、益岡徹さん、瀬戸山美咲さん（上演台本・演出）が登壇しました。

この作品は、北アイルランド紛争のドキュメンタリー番組に胸を打たれた、「We will Rock You」を手掛けた人気作家・ベン・エルトンさんが実話をもとに書き上げたミュージカル。サッカーに青春のすべてを懸け、逆らうことのできない運命に翻弄されながら戦っていく男と、そんな男を愛する女、その仲間たちの鮮烈な人生を描きます。

プロサッカー選手を目指すジョン・ケリー役を小瀧さん、その恋人メアリー役を木下さん、サッカーチームの監督であり、若者たちの行く末を常に案じている父親的な存在のオドネル神父役を益岡さんが演じます。

上演初日を迎える意気込みを、小瀧さんは、「コロナ禍で迎える舞台は3作目なんですけど、毎回言っていますが、初日を迎えることを奇跡のように感じています。感染対策をしかっりとして稽古をしてきましたが、ここからがスタートなので、身が引き締まる思いです。キャスト・スタッフ一同、頑張っていきます」と語りました。

木下さんは、「私も、この状況下で初日を迎えられることを、幸せに感じています。3日前くらいにやっと、舞台稽古でマスクを外して、お芝居をしました。最後まで無事に、みんなで力を合わせて頑張っていけるように、気合が入っています」とニッコリ。

益岡さんは、「ミュージカルの舞台は、普通の舞台と違っていて、自分の体にしみこませて、積み上げていくことは、自分にとって大変な作業だったんですが、頑張っていきます。よろしくお願いします」とコメント。

瀬戸山さんは、「現実の問題を扱った作品で、シリアスな場面もあるのですが、エネルギッシュな作品になったと思います。見てくれる方が、元気になる部分もある作品になったと思いますので、楽しんでいただけるように、最後まで頑張ります」と一礼しました。

本作が、ミュージカル初挑戦となった小瀧さん。

今回挑戦した感想を聞かれると、「みんなに、おんぶに抱っこで、助けられています（笑）。『30歳手前にミュージカルができたらいいな～』と勝手にイメージしていたんです。予想よりも早かったので、ビックリしたんですけど、早いにこしたことはない。挑戦できることをうれしく思います」と。

続けて、「今回は、座長という立場ですけど、右を見ても、左を見ても頼りになる仲間ばかりなので、人に恵まれていると思います。若いキャストたちと益岡さんの重みのあるエネルギーを感じながら、僕は初日の舞台に立てます」とコメント。

また、「歌稽古は、去年の9月ごろから始まっていまして、音楽監督の方、ボイストレーナーの方と海外から中継を繋げて、練習をやらせていただきました。歌の練習に割く時間は多かったです。僕にとって、2022年は歌うことが多かった年でしたし、2023年の幕開けも歌から始まります。さらなるスキルアップを目指して頑張ります！」と意気込みました。

海外中継でのレッスンを受けて、「ジャニーズWESTでは、ロックを歌っていまして、喉を鳴らす歌い方が多いんです。そのクセを取るのが少し大変でした。あとは、お客さまが見て、どう判断していただくかですけど、僕はアイドルではなく『ザ・ビューティフル・ゲーム』のジョン役として舞台に立ちますから、その姿を見ていただければと思います」と語りました。

瀬戸山さんは、「私もミュージカルは初めての演出なのですが、『小瀧さんの初ミュージカルを、ちゃんとした作品にさせなければ』という思いがあります。小瀧さんは、エースでキャプテンという役柄もあり、明るく楽しい感じでみんなを引っ張ってくれています」と返すと、小瀧さんも「僕も瀬戸山さんの初ミュージカル演出の汚点になりたくなかった！とにかくそれに気を付けようと頑張りました」と返しました。

木下さんは、「小瀧さんが稽古場にいると、『そうだ…初ミュージカルなんだ』と、ハッとしてしまうんです」と語ると、小瀧さんは「もったいない言葉です」と照れ笑い。

小瀧さんは、木下さんとの共演について、「僕が一番近くで木下さんの歌を聴いているのでわかるのですが、歌のパワーがすごいです！こんな細い体で、『どこからそんなすごい声量が出てくるんだ』と思います。最初から最後まで見ていただくと、思っている20倍すごいですよ」とアピール。

そして、「ミュージカル界の大スターとデュエットさせていただくことは、恐れ多いです。でも、木下さんに追いつかないといけないという、自分のモチベーションにもなります」と明かしました。

あらすじ
イギリス領北アイルランドの首都ベルファスト。
街はIRA（北アイルランドの独立を訴える組織でカトリック派）の活動が日増しに盛んになり、宗派の争いは街を分断していた。

それでもここで暮らすサッカーを愛する人々は、試合を「ザ・ビューティフル・ゲーム」と呼ぶ。
彼らにとって自分たちが応援するチームの試合は最も大事なものであり、彼らの人生そのものだった。
ジョンはそんなサッカーチームのエース選手であり、将来はプロサッカー選手になることを夢見ていた。

ジョンとチームメイトのトーマス、ダニエル、ジンジャー、デルたちはサッカーに青春を捧げ、チームの監督であるオドネル神父による厳しいトレーニングの元、国内リーグでの優勝を目指して毎日汗を流していた。

スタンドに座るメアリー、クリスティン、バーナデットら女の子たちは、それぞれの意中の若者たちに声援を送っていた。

しかし、街はカトリック派とプロテスタント派の争いが日増しに激しくなり、ジョンやチームにも不穏な空気が忍び始めるのだった。

サッカー選手になる夢、愛する恋人との幸せな未来、仲間たちとの変わらない友情。
逆らうことのできない運命は、ジョンに人生を大きく変える選択をせまることになり…。

作曲：アンドリュー・ロイド＝ウェバー
作詞：ベン・エルトン
上演台本・演出：瀬戸山美咲
振付：ケイティ・スペルマン
出演：小瀧望、木下晴香、東啓介、豊原江理佳、加藤梨里香、新里宏太、皇希、小暮真一郎、益岡徹
製作：東宝／東京グローブ座

【東京公演】1月7日（土）～26日（木）／日生劇場
【大阪公演】2月4日（土）～13日（月）／梅田芸術劇場 メインホール

最新情報は、「ザ・ビューティフル・ゲーム」の公式サイトまで。