菅田将暉 ルーティンを作らない理由「あると、他人を演じられないので」
菅田将暉さんが出演するミスタードーナツの新TVCMが、1月11日より放映開始されます。
この新TVCM「いくつの食感?」篇では、菅田さんが鎧塚俊彦シェフと初共演。新商品を手掛けた鎧塚シェフから差し出されたドーナツを目の前で食し、「これがヨロイヅカ式」と、そのおいしさに感動の声をあげるというストーリーです。
菅田将暉、鎧塚シェフの前での試食に緊張!?
菅田さんがミスタードーナツのCMに出演して以来、初めて共演者を迎えて行われた今回の撮影。
鎧塚シェフとは初対面、しかも新商品を手掛けた本人を前にして食べるというシチュエーションに、思わず「緊張しますね」と菅田さん。
いざ本番が始まってひと口食べた瞬間、大きく目を見開いた驚きの表情から、すぐさま満面の笑みに変わりました。
そんな菅田さんのリアクションを見て、鎧塚シェフも「おいしそうです!」とニッコリ。2人で顔を見合わせて、満足そうにほほ笑むと、すかさず監督から「OK!」の声が上がりました。
カメラのセッティングが整うまでの待ち時間、談笑していた菅田さんと鎧塚シェフ。
菅田さんいわく、「最初は厳しそうなイメージがありました」とのことですが、実際に、鎧塚シェフの物腰柔らかで気さくな人柄に触れて、すぐに打ち解けると、新しく開発したガトーショコラドーナツや商品に使用している素材・カカオの産地などについて、菅田さんが鎧塚シェフを質問攻めに。
対して、鎧塚シェフが丁寧かつ分かりやすく答えることで、ますます話が弾んでいました。
一方、菅田さんも鎧塚シェフからの質問に応えて、自身が出演した映画やドラマのエピソードトークを披露するなど、わずか数時間の撮影にもかかわらず、すっかり意気投合していました。
<菅田将暉 コメント>
――共演した鎧塚シェフの印象を教えてください。
めちゃくちゃ優しかったです。お会いする前は厳しそうなイメージがありましたが、にこやかな感じで、話もすごく面白かったです。
チョコの話やカカオの産地とか、ちょっと聞くといっぱい教えてくださるから、すごく楽しかったですね。
――新商品「トリオレショコラ」を食べた感想は?
すごかったですね。いろんな食感という、まさに今回のキーワードどおりで。最初にびっくりしたのはすごく軽かったことです。
いろんな食感、いろんな味があって、ちゃんとチョコなんだけど、何個でも食べられるぐらいの軽さがあって、とてもおいしかったです。
――食べるシーンの撮影1回目は、思ったほどお口が開かなかったみたいですね。
大きく口を開ければいけたんですけど、あの空間で、このビジュアルのドーナツで、目の前に鎧塚さんがいて、ガーッて食べるのもちょっとアレかなと思って、おしとやかにやらなきゃいけないなと(笑)。
でも、おしとやかに食べようとすると、アゴって開かないんですね。だから、ちょっと苦戦しました。
――「食感」がテーマの新商品にちなんで、菅田さんが好きな食感をお聞かせください。
今回の撮影でも思いましたが、ナッツ系が好きなんですよ。
硬すぎず、サクサクいけるんだけど、ちょっとねっとりする感じとか、油分があるような食感が好きですね。
――セリフの“ヨロイヅカ式”にちなんで、これぞ“菅田式”といえるルーティンやこだわりを教えてください。
ルーティンとかこだわりってよく聞かれるんですけど、本当に何にもないんですよね。何かあると、他人を演じられないので、作らないようにしていて。
でも、食べ物に関してはあります。いわゆる和食の場合、ご飯・メインの料理・副菜・汁物があるじゃないですか。
それを三角食べじゃないけど、メインの最後のひと口を食べて、ご飯を食べて、一枚だけ残しておいた漬物を食べて、最後に汁物で流して、全部きれいに食べ終えるみたいなのは、やっぱり気持ちがいいですね。
そういうことなのかな、こだわりって。
でも、困るときもあるんですよ。明らかにお米が多いお弁当とか。それでも、ちゃんときれいに食べ終えたいから、配分を考えますし。もしかしたら、“何かだけを残す”という食べ方が、個人的に気持ち悪いのかもしれません。
――間もなく30歳を迎えますが、30代の目標がありましたら教えてください。
作品作りの裏方は、今動き出しているというか、そういうことが増えてきましたね。
あっ、目標ありました!裏方になると、自分で動くことが増えて、打ち合わせが多くなるじゃないですか。
打ち合わせはやっぱり場所が大事なので、もっとお店に詳しくならないとなって、最近思っていて。すごく詳しい人いるじゃないですか。何か食べたいものを言うと、「じゃあ、ここと、ここと、ここはどう?」みたいな。ああいう人になりたいです。
――お店の引き出しが豊富な人?
はい、そうなんです。ああいう人って、マメじゃないすか。俺がマメじゃないからなんでしょうね。行ったところとかメモするんですけど、メモったことを忘れるので、結局メモった意味がないというか。
だから、「ここ、俺、行ったことある気がするなぁ」というのがめっちゃ多いんですよ。それで実際に伺うと、やっぱり行ったことがあって。
メモリーできてないということですよね。行って分かるやつ。土地勘がなかったり地理が苦手なので、その辺をちょっと来年は頑張りたいですね。
今自分がどこにいて、何をしたのかということを覚える意識を、持ちたいと思います。
――2023年の抱負は?
「お店」です!
――その“こころ”は?
仕事ができる人って、お店に詳しいと思うんですよね。自分がいろんなものを食べたいというのもありますが、いろんなお店をメモリーできる人間になりたいです。
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