出産後に陥りやすい、夫婦のさまざまな「落とし穴」が紹介されました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
1月20日(金)の放送では、「夫婦の家事育児、分担どうする?」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、藤本美貴さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんが徹底討論しました。
千秋が断言「夫婦関係がずっと『絆ルート』の人なんていない!」
まず紹介されたのは、出産前の夫婦を対象にした「親のがっこう」というオンライン講座。
主催している上条厚子さんは、出産後に陥りやすい「落とし穴」とその穴から抜け出すための「はしご」について事前に知っておけば、育児も夫婦関係もストレスが少なくなるという思いで、講座を立ち上げました。
上条さんによると、出産後の夫婦のあり方は、子供が成人するまでの20年でより仲が良くなる「絆ルート」と、仲が悪くなる「溝ルート」に分かれていくといいます。
そこで視聴者の意見を募る「せきらら投票」では、今の夫婦の関係が「絆ルート」と「溝ルート」のどちらだと感じているか、調査しました。
藤本さんが「子供の進学などで生活のルーティンが変わると、溝はすぐに生まれる。一度溝に入っても、絆に戻す努力をするものなのでは?」と実感を語ると、千秋さんも「最初から最後までずっと絆の人はいない」と断言。
投票の結果は、
「絆ルート=53%」
「溝ルート=47%」
となり、三木さんは「親父世代と違って、若い世代はもっと『溝ルート』が少ないと思った」と驚いた表情を浮かべていました。
育児や家事は夫のほうが疲労度が強い!?三木の暴論に千秋が猛反発!
「平日は夫のほうが仕事が忙しいので、自分が育児も家事も多めに負担しているのだが、夫婦ともに仕事が休みの日も平日と負担が変わらず、不満」という、ワーキングマザーからのお悩みも到着しました。
千秋さんは「同じ時期に『お父さん』『お母さん』になっているはずなのに、『お父さん』は後輩みたい。いつまでも改善しないと、母親は『一人でできるもん』と思って私みたいになる」と苦笑。
藤本さんは「妻がやってしまうから、それがルーティンになる。やらずに放っておけばいい」と突き放しましたが、三木さんは「やろうと思っても、やり方がわからない」「(家事や育児を)やろうとすると夫はすごく疲れる。妻の疲労は夫より軽い」と主張し、スタジオでは大バトルに。
三木さんは、「勝手にやったらやったで、妻は怒る。具体的に指示してほしい。オムツの替え方も教えてくれればできるようになるのに…」と譲歩の姿勢を見せましたが、千秋さんから「オムツの替え方くらい、書いてあるから読んで!」と突っぱねられていました。
育児は手伝えなくても家事はできる!産後の夫の役割とは?
「里帰り出産した妻が帰ってきたので、『何かすることある?』と声をかけるのだが、妻がイライラした態度をとる。赤ちゃんのお世話の仕方を教えてほしいのに」という、夫の悲鳴も登場しました。
藤本さんが「産後は『ガルガル期』と言われているとはいえ、夫の言い方もある。せめて『僕にできることはある?』と聞いてほしい」と言うと、千秋さんは「育児のことはわからなくても、家事ならできるはず」とピシャリ。
三上アナが「男性は職場では先輩を見て動きを学んでいるのに、自宅ではなぜやらないのか?」と問いかけると、三木さんは「妻にとっては家事も仕事の延長だが、夫は自宅を休息の場だと思っている。その意識から変えていかなければいけない」と訴えました。
番組公式SNSには「溝ルート一直線!どうやったら絆ルートに行くの?」「(赤ちゃんを前にしたときに)何をしていいかわからないのはお互い様」「(妻が)完璧を求めすぎ」など、さまざまな意見が寄せられました。
藤本さんは「中途半端な気持ちで、夫に育休を取られても邪魔なだけ。取るからには、気持ち決めてこいよ!」と、男性陣にエールを送りました。
「察してほしい」とイライラする前にコミュニケーションを取る習慣を
「親のがっこう」の上条さんによると、産後の女性は特に理性で感情をコントロールすることができなくなるので、「察してほしい」と思う妻と「言ってほしい」と思う夫の対立が起こりがち。
この「察して/言って問題」が起こっている時点で、「溝ルート」に片足を突っ込んでいる状態といえるそうです。
そうならないために、「親のがっこう」では出産前から1つのテーマについて夫婦で考えをすり合わせる練習をしているといいます。
まず「自分の意見」を書いて、「相手の意見」を聞き、その後「2人の意見」をまとめていくという作業を定期的に行うと、「溝ルート」に陥ったときにも、パートナーが自分に何を求めているのか理解できるようになるのだとか。
三木さんは「会社なら相手に否定的な意見を言われても『そう考えることもできるね』と受け止められるけれど、夫婦だと感情的になってしまう。実は、高度な話し合いのあり方では?」と、指摘しました。
「ご飯どうする?」というミキティへのベストアンサーは?
藤本さんの夫・庄司智春さんがインスタグラムにアップした、夫婦の会話も紹介されました。
藤本さんから夕食について問いかける写真のようなLINEが送られてくると、「ミキティは疲れている」と庄司さんは察して、外食を選んでくれるそうです。
藤本さんが「インスタに『夕食くらい庄司が作ればいい』というコメントももらったが、それも違う。作ったら片づけが発生するし…」と、会話の行間を説明しようとすると、スタジオでは「どう答えるのが正しいのか?」が議論になりました。
藤本さんは「『なんでもいい』という答えと、具体的すぎる料理の注文はNG。『肉』とか『魚』くらいざっくりした答えならアリ」と、妻の心境を解説。
視聴者からの「夫の洗濯物の干し方を注意したら『こだわりがあるなら、君がやって』と言われた」というメッセージに対しては、藤本さんは「夫のやってくれたことには、文句を言わないと決めている。感謝の気持ちを留守電に残すくらい、とにかく褒める」と、夫のやる気の保ち方を伝授していました。
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