家の安全を守るための、さまざまな方法が紹介されました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
2月3日(金)の放送には、防犯に詳しいセコムIS研究所の濱田宏彰さんが生出演!「家の安全…どう守る?」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、菊地亜美さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんとともに考えました。
実家を泥棒のフリをして襲ったことも…千秋の高すぎる防犯意識
まず、「犯罪者に狙われにくい家の特徴を知りたいです」という60代女性の質問が紹介されました。
濱田さんによると、犯罪者はあらかじめ下見をしてからその家のウィークポイントを狙うことが多いので、下記のような点に注意することが必要だそうです。
①玄関前など家の周りを雑然とさせない
②郵便受けはこまめに片づける
③洗濯物を夜まで干しっぱなしにしない
家の周りが雑然としていると、それだけでセキュリティが低い家だと思われがち。また、郵便受けにものがたくさん入っていたり、夜なのに洗濯物が出ていたりすると、留守だと思われてしまうそうです。
在宅時も、人のいない部屋の窓は閉めたほうがベター。換気をしたいときは、人のいる部屋の窓を開けるようにしたほうがいいそうです。
犯罪者を近づけないようにする工夫を、濱田さんたちは「接近の制御」と呼ぶそうなのですが、千秋さんは「幼いころから泥棒が怖くて、必要以上にやっている」と自分なりの対策を披露。
防犯カメラはもちろん、近所の人の動きを観察して、いざというときに頼れる人を覚えておいたり、引っ越すたびに交番との距離を確認したりしているという千秋さん。
セキュリティを心配して「実家を泥棒のフリをして襲ったことも何度もある」というエピソードを聞いて、近々戸建てに引っ越す予定の菊地さんは、尊敬のまなざしを送りました。
元埼玉県警の佐々木成三さんは、「防犯カメラの設置を検討してほしい」と補足。治安がいいエリアでも、防犯カメラや人が近づくと電気が点く人感センサーつきの照明があると安心なのだそうです。
濱田さんは「表札に家族全員の名前を載せると、家族の情報が漏れるので、苗字だけにしたほうがいい」という、防犯の基礎知識も教えてくれました。
ピーポくんや警備会社のステッカーの防犯効果はどれくらい?
戸建ての侵入口は、半数以上が窓であるというデータや、犯罪者は5分以内に窓が開かなければ窃盗を諦めるケースが多いというデータも紹介されました。
濱田さんによると、犯罪者が窓やドアを開ける時間を長引かせるには、1つのドアに鍵を2つつける「ワンドアツーロック」が効果的。窓につける2つ目の鍵は高い位置に設置すると、低い位置より人目につきやすくなり、侵入を諦めてくれる確率が高くなるそうです。
竹山さんが「ピーポくんのステッカーを貼るのは効果がある?」と質問すると、濱田さんは「ピーポくんの効果はわかりませんが、警備会社のシールや防犯カメラが監視中だと知らせるステッカーは効果的」と回答。
また、窓ガラスには割れにくい防犯ガラスを使ったり、割れにくいフィルムを貼ったりすると良いそうで、「2階でも足場のある場所の窓は注意が必要」と濱田さんはアドバイスしました。
宅配業者の訪問に不安を感じたときの対処法は?
「宅配業者など知らない人の訪問が不安」というお悩みでは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「宅配業者の訪問時に不安を感じたことはある?」と問いかけました。
投票の結果は、
「不安を感じたことがある=76%」
「不安を感じたことはない=24%」
と圧倒的なものに。
千秋さんと菊地さんは、「業者のユニフォームを着ている人以外は、基本的には出ない」「業者の顔を覚えておく」という対策を取っているそうです。
宅配のアルバイトをしていた竹山さんは、「置き配は相手に失礼だと思うかもしれないけど、『そこに置いておいてください』と言われたほうがすぐに次の配達に向かえてラクだった」と、宅配業者側の視点から防犯上の効果も高い「置き配」をオススメしました。
佐々木さんは、「身に覚えのない荷物が届いたときはチェーンなどを使ってドアを全開にできないようにする」「普段とは違う人が配達に来ているなどの違和感を覚えたら、『誰から何が届いているのか?』『社員証を見せて』など質問攻めにする」と対策を語りました。
番組公式SNSにも「顔見知り以外は出ない」「業者のトラックが自宅前に停まっているか確認してから出る」などの対応策が寄せられました。
高齢者が固定電話を使ったトラブルに巻き込まれないようにするには?
「高齢の両親は携帯を持っておらず、固定電話で連絡を取り合っているのだが、電話を使ったトラブルに巻き込まれないか心配」という、お悩みも登場しました。
千秋さんは「母がオレオレ詐欺に引っかかりそうになったことがあり、それを機に固定電話をなくして携帯電話だけで生活することになったが、特に不便はないようだ」と、経験を告白。
濱田さんは「むやみに電話に出ない」と基本的な姿勢をアドバイスした上で、「行政などが配布している自動録音装置などを使って、対応してほしい」と語りました。
また、「マンションで気をつけるべきことは?」という視聴者からの質問に対して、濱田さんは「エントランスで知らない人と一緒に入らないこと。知らない人とは一緒にエレベーターに乗らないこと」と、注意すべきポイントを語りました。
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