期待の次世代アーティスト・ヤングスキニーが情報番組初インタビュー!目標の年収までぶっちゃけ!?
2月8日(水)放送『めざましテレビ』
あいみょんやKing Gnuなどをいち早く紹介してきたSpotify「RADAR:Early Noise 2023」が、今年注目の次世代アーティストとして選んだのが4人組バンドのヤングスキニー。
2020年に結成し、昨年10月にリリースした「本当はね、」がTikTok総再生回数10億回を超えるなどSNSで大きな話題に。そして今月8日にメジャーデビューを果たした彼らに『めざましテレビ』が情報番組初インタビュー!初々しいトークの内容を放送未公開部分を含めお伝えします。
back number に「めざましテレビ」が独占取材「ライブで“みんな”という言葉を使わない」理由
「天才かよ!」あのヒット曲は1日で完成
――(鈴木唯フジテレビアナウンサー)バンド名の「ヤングスキニー」の由来は?
かやゆー:初めてメンバーと入ったスタジオの壁にポスターが貼ってあり、英語で「YOUNG SKINNY」って書いてあって、それを使いました。特に意味はないです。最初のメンバーは僕とゴンザレスで、いろいろなバンド名を考えていたのですが、いいのがなくてどうしようかな、と思っていたときにたまたま見つけました。
――ゴンザレスさんは「ヤングスキニー」って言われてどう思いました?
ゴンザレス:僕も考えていたんですけど、しょうもないものばっかりだったので、本当に良かったです。
――ちなみに、ほかにはどんな候補があったのですか?
かやゆー:一番可能性が高かったのは「マミーポコパンツ」(笑)。
ゴンザレス:あったね~(笑)。
――バンド結成のきっかけは?
かやゆー:もともと僕が一人で弾き語りをやっていて、そんな時にバンドもやってみたいと思い、SNSで「#バンドメンバー募集」とツイートなどして、最初にギターのゴンザレスが入り、そこから全員がSNSを通じて集まりました。
一応、僕の独断と偏見でゴンザレスとしおんはオーディションをしたのですが、りょうとは気がついたらバンドのベースを弾いていました(笑)。
しおん:僕は気合を入れてこびを売りました(笑)。好きなバンドを聞かれた時も、かやゆー君のプレイリストを見てそこにあったバンド名をひたすら答えました。
かやゆー:「俺の好きなバンドを書いていて気が合うかも」って、だまされて入れました。
――作戦が大成功したんですね。
しおん:僕の勝ちです!
ゴンザレス:僕もギターをそんなにやったことがなくて、かやゆーに論文みたいな分量のDMを送って、その熱量をかってもらって入れたという感じですね。
かやゆー:僕自身、音楽の知識がそんなになかったので、ギターやドラムがうまいというより、人間性で選びました。ゴンザレスを入れた時も、演奏をしている動画を見ると服装がめっちゃダサくて、「こんな奴とバンド組みたくねぇな」と感じたのですが、長文のDMを見て「いい奴そうだし、バンドに入れるか」と思い入れました。
全員、人間性で選んだので、メンバーとしても友達としても一緒にやっていける4人が集まったと思っています。
――結成は2020年8月ですが、コロナ禍で大変だったのでは?
かやゆー:僕自身もコロナ前のライブとかあまり行ったことがなく、結成当時からコロナ禍だったので、コロナの中で適応できるバンドになっていたような気がします。
しおん:声出しとかなかったので、寂しさはありました。ライブハウスなどは、もみくちゃになって大声出して盛り上がる感じだったのに、それがなかったのは悲しかったのですが、最近はちょっとずつ声を出すことができるようになったのでうれしいです。
――2021年の初ライブは無観客で配信でしたが、いかがでしたか?
かやゆー:コロナ禍で無観客ライブが当たり前の感じだったので、それに対して何か思うことはなかったですね。
――初めて観客の前でライブができたのはいつですか?
かやゆー:初ライブの2週間後くらいにやらせてもらいました。僕自身はバンドを組む前に弾き語りライブをやったり、高校生の時は学園祭で歌ったり、人前で歌うことに慣れていたので、有観客ライブにギャップとかはなかったです。
彼(ゴンザレスは)はバンドをやる前にギターを始めたばかりでライブも初めてでしたので…。
ゴンザレス:緊張しましたね。無観客ライブをやってライブってこういうものだって知った上で、いざ有観客ライブをやったけど全然違うなと。お客さんの熱気に影響されて本番直前は心臓がどれだけ動くんだ!っていうくらい動いていました(笑)。本当に緊張しました。
――終わった時はどんな感じでした?
ゴンザレス:終わった後もずっと緊張していました(笑)。
りょうと:僕も人前に立つのが苦手なタイプで、けっこう緊張していたのですが、あんまり表情に出ないので、緊張しているようには見えなかったと思います。
――お客さんがいないライブといるライブの違いは何ですか?
かやゆー:無観客ライブは2回くらいしかやったことがないのですが、お客さんの前に立って熱気などを感じて気合が入ることがあったので、無観客でもがんばろうって思っていますが、有観客のほうが僕たち自身も楽しくがんばれる気がします。
今後の目標は武道館と年収ウン千万!?
昨年10月に発売したラブソング「本当はね、」が10代・20代の女子に共感を呼び、さまざまなチャートで1位を獲得し、TikTokの総再生回数が10億超えという快挙を達成!
――「本当はね、」という曲はどんなことを意識して作りましたか?
かやゆー:どの曲も深く考えて作るタイプじゃなくて、ポッと浮かんだ言葉をどんどん連ねていく感じで作っているんです。特に「本当はね、」は1日かからないでできた曲で、僕自身が小さい頃に好きな女の子に素直になれない気持ちなどを思い出しつつ、たまたま書いた詞が女の子目線だったという感じで完成しました。
――男性目線のほうが書きやすいんじゃないですか?
かやゆー:どっちが書きやすいとか書きづらいとかはないですね。思ったことを男目線で書くこともあれば女の子目線で書くこともあります。
――多くの女性の共感を得るということは、女性の気持ちを理解しているということでは?
かやゆー:なんで理解しているんだろう?(笑)。自分でも「なんでこんなに可愛い曲ができたんだろう?」って思っています。
――みなさんは「本当はね、」を初めて聞いたとき、どんな感想でした?
しおん:「めっちゃ可愛い曲だな」って、「こんなピュアな曲書けちゃうんだ、すげぇ!」って思いました。1日で書いたって聞いて「天才かよ!」って思いました。
ゴンザレス:僕は人生経験が浅いので、歌詞があんまり理解できないんです(笑)。でも、曲調がポップというところがいろんな人に刺さるのではと思いました。
かやゆー:(ゴンザレスは)恋愛経験がないので、ラブソングは、物語として楽しんでいるみたいです(笑)。
ゴンザレス:わけがわからない状態でギターを弾いていますね(笑)。
りょうと:「本当はね、」は今までかやゆーが持ってきた楽曲と違うなと感じました。ポップで新しいな、これは絶対(再生数が)伸びるな、と思いましたね。
――そして今月8日に「らしく」という曲でメジャーデビューしました。この曲にはどんな思いがありますか?
かやゆー:これまで2年半くらい活動をしてきて、SNSでポッと出てきたということもあって、批判されることもありました。またバンドというと夢を追いかけて現実味がない感じで見られて、親や友達などにいろいろ言われることもありました。
でも中学生の時、「一生懸命が一番かっこいい」という校訓が(学校の)玄関に貼ってあって、その時はよくわからなかったけど、今になってわかるようになってきて。この曲は、「いろんなことを言われるけど、誰に何を言われても僕は僕だ」というマインドでがんばっていこうという意味と「メジャーデビューしてもこれからも僕たちらしくがんばっていこう」という思いを込めました。
――これはゴンザレスさんも…?
ゴンザレス:これは刺さりましたね(笑)。この曲に関してはめちゃくちゃ分かります。良かった、本当に(笑)。
しおん:自分たちのことを歌っていることはもちろんですけど、聴いてくれた人たちが共感してくれたら一番いいなって。明日もがんばろうって思える曲になっていると思います。
りょうと:僕はわりとネガティブ思考なのですが、この曲はめちゃくちゃポジティブでいいなと思いました。
かやゆー:ネガティブというより何にも考えてないだけだろ!
りょうと:やばい、バレるバレる(笑)。
――あいみょんやKing Gnuなどのアーティストをいち早く初紹介してきたSpotifyが今年注目のアーティストとしてみなさんを選出。ある意味歴代のアーティストと肩を並べることになりましたが、そのことについての感想は?
しおん:肩を並べたとは思っていませんが、期待していただいている方々がいっぱいいるということなので、がんばろうという気持ちが燃えたぎっています!
ゴンザレス:率直にうれしい気持ちはありますし、肩を並べるというより、これから追いついていこうという気持ちでがんばりたいです。
――最後に今後の夢を教えてください。
かやゆー:作詞・作曲をしているのでストリーミング再生1億回を超えられる曲を、「本当はね、」を超えるヒット曲を、バンバン出せればと思います。
しおん:大型フェスやいろんな場所でライブをやりたいのはもちろんですが、メジャーデビューという一つの目標を終えて、みんなで武道館に立ちたいです。
ゴンザレス:僕はタイアップなどを通じて、より多くの人にヤングスキニーの曲を届けていきたいと思っています。
りょうと:僕は年収1千万!(笑)。
しおん:こいつは自分のことばっかり。ここまでバンドのことだったのに(笑)。
りょうと:バンドで年収1千万だからね。みんなでがんばろうっていう意味で(笑)。
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