宮野真守「歌だから伝えられることがある」音楽活動15周年はファンのおかげ

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宮野真守さんが、アーティスト活動への思いを明かしました。

「オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス 2023-」（以下、超次元音楽祭）が2月11日と、12日の2日間、「ぴあアリーナ MM」にて開催されました。

この音楽祭は、『オダイバ!!超次元音楽祭』として、「アニメ、ゲーム、インターネット発の音楽、そしてそれを取り巻くファンの熱狂を届けたい！」という思いのもと、「2次元、2.5次元、3次元の垣根を取っ払い、次元を超えてひとつになろう！」とのコンセプトで誕生した新時代の音楽番組でもあります。

テレビ番組の枠を超えて 2021年2月に初のフェスを開催し、今回3回目の開催となります。

アーティストの魅力が詰まったライブパフォーマンスと、MCのバナナマン（設楽統さん、日村勇紀さん）とのトークも楽しめる新しい音楽フェスとなります。

初日となる11日は、オープニングアクトのGuilDropsでスタートし、angela、R3BIRTH、大橋彩香さん、畠中祐さん、入野自由さん、ミュージカル「刀剣乱舞」 刀剣男士、宮野真守さんの全7組が出演。

フジテレビュー!!では、イベント当日、リハーサルを終えたばかりの宮野さんにインタビュー。「超次元音楽祭」に出演する思いや、音楽活動15周年イヤーを迎えた今年の目標などを聞きました。

また、このイベントの模様は、4月2日（日）24時30分～25時50分にフジテレビで放送されます。

――「超次元音楽祭」に出演する思いは？

テレビ番組の『オダイバ!!超次元音楽祭』には楽しく出演させていただいていたので、フェスを皆さんと一緒に盛り上げられるのをうれしく思っています。

――久しぶりの声出しOKなフェスですね。

コロナ禍で、エンタメも少しずつですが、いろいろなことが緩和されてきていますよね。すべて今まで通りとはいかないかもしれませんが、「皆さんにとって楽しいものになればいいな」と思います。

会場のお客さんもいろいろな思いがあると思うので、あまり難しく考えずに、自分のペースで楽しんでもらえれば、「いいフェスになるんじゃないか」と思っています。

――フェスに出演する際に心がけていることは？

今回は（バナナマンとの）トークパートもあるので、自分一人ではなくて、他のアーティストの皆さんとも楽しんで、面白いものを作る心構えでいますし、僕自身、いつもそうしたいと思っています。

音楽フェスに出演すること自体が久しぶりになります。今回も自己紹介できるような（楽曲の）ラインナップにしたつもりです。

僕の楽曲は、バラエティに富んだものが多いので、それをミニマムにして「宮野真守ってこういうライブをやっているんだよ」というのを伝えられるようにしています。

今回のようなフェスを見てもらうことで、皆さんに「宮野のライブを見てみたい！」と興味を持っていただけるように、という気持ちで参加しています。

――音楽活動15周年ということで、目標があれば教えてください。

皆さんに、音楽ライブをもっと発信できればと思っていて、近々ではリクエストライブ（6月3日開催・「宮野真守 アニバーサリーライブ ～REQUESTⅢ～」）というものをアニバーサリーライブとして開催いたします。

それだけではなく、もっといろいろな形で歌っていければと思っていますね。

――声優の枠を超えてドラマ・舞台と活躍されていますが、宮野さん自身が「自分はここが超次元だ」と思う部分は？

面白いということに対しての嗅覚は“超次元”かもしれないです（笑）。

自分自身が“楽しい空気を作ること”に意義を感じていて、それはバカバカしいという意味ではなく、笑いが起こる瞬間はウソがないんです。

そういう現場づくりや、作品づくりをしていけたらと思っていますし、「面白いものを嗅ぎつけるセンシティビティ（感受性）が敏感なのかな？」と感じています。

自分たちの仲間に対しても、常に楽しい空気感を出そうとしていますし、周りが乗っかってくれるので、ありがたく思っています。

――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

15年間も歌わせていただけているのは、皆さんのおかげだと思っています。

以前は、「自分は歌で何が出来るのか」と試行錯誤を重ねていましたが、15年もやらせていただいて「歌だからこそ伝えられること」というのを感じています。

宮野真守の思いを伝えられるのは、音楽活動だと思っているので、そういう側面でも見ていただけたらうれしく思います。