世間を騒がしたあの騒動から3ヵ月…。フジテレビ『さんまのお笑い向上委員会』が生んだモンスター、“魔王”ことザブングル加藤歩が、10月5日(土)の放送で番組に復活した。
以前から、番組で「俺は無敵だー!」と吠えて暴れてきた加藤は、数々の芸人に噛みつき相手を“戦闘不能”にしてきたが、例の騒動により、こつ然と姿を消していた。
今回、出演に備えて「数日前に魔王と熱海で合宿してきました」と語るのは親友・カンニング竹山。そんな仲間の手助けとともに、魔王が勇ましく今夜復活を遂げる…はずだった。
しかし、明石家さんまから「ノーギャラで…」と振られ、カメラが映したのは、神妙な面持ちでモニター横に立っている魔王の姿。
さんま、第一声に期待するも思わず膝から崩れ落ちる
さんまが「第一声、何言うねやろな」と注目する中、加藤は泣きそうな顔で「この度は申し訳ございませんでした」と一言。さんまは思わず脱力して膝から崩れ落ちてしまう 。
竹山は「魔王!なにやってんだ!飛ばせって!!」と叱咤激励するが、「竹山さんクラスに言われても世間は納得しないんです!」と言い放ちスタジオの芸人たちは爆笑。竹山の援護射撃むなしく、魔王はなかなか戦闘力が上がらない。
謹慎中に介護活動をしていたことを打ち明けた魔王は、さんまから「そんなんいらんわ!」とツッコまれながらも、活動中“心に響いたベスト3”のエピソードを語り出す。笑いの向上を目指す番組とは裏腹に、予想外のほっこりエピソードに奇妙な空気が流れ…。「さんまさん、魔王は死にました」と竹山も呆れてしまう。
それでも、1ヵ月ぶりに息子と再会した時のエピソードではスタジオ中が大爆笑。さんまも「電気ついた!」と言い、少しずつ調子を取り戻していく。番組では、3週に渡って魔王の復活祭をおくるが、果たして一同は魔王を覚醒へと導けるのだろうか!?