フジテレビ『EXITの未来を本気で考えるⅢ』で初めてゼロカーボン番組を実現!
1月28日(土)放送『EXITの未来を本気(マジ)で考えるⅢ~フューチャーランナーズSP~』
フジテレビは、SDGs推進キャンペーン「楽しくアクション!SDGs」の一環として放送した『EXITの未来を本気(マジ)で考えるⅢ~フューチャーランナーズSP~』(1月28日放送/関東ローカル)において、初めてゼロカーボン番組を実現しました。
この番組は、世界で初めてのSDGsをテーマにしたレギュラー番組『フューチャーランナーズ~17の未来~』(毎週水曜22時54分~)特別編第3弾で、今回は「生物多様性」にスポットをあてて放送。
独自の地形や気候などから、生き物の宝庫といわれる日本ですが、人間による開発などで多くの生き物たちが絶滅の危機にひんしているとも。番組では、今求められる生物多様性とは何か、MCを務めるEXIT(りんたろー。さん、兼近大樹さん)が実際に井の頭公園などを取材し、どれだけの在来種が生息しているかを調査するなど、都市型の環境保全を体験しました。
番組では、制作開始当初から、「環境に配慮した番組制作のための心がけ」を記した「グリーンメモ」をスタッフ・出演者で共有。
ロケ取材や収録に限らず、事前打ち合わせ、移動のための交通手段、編集作業、ロケ弁当などにおいても、環境負荷の少ないものを選択。二酸化炭素(以下CO2)排出量を“見える化”することで、環境意識の向上を図りながら番組を制作しました。
実際に、同番組制作過程で排出されたCO2は、イギリスの公共放送・BBCが開発したオンラインツール「アルバート」を使用して算定。
その排出量は約1トンで、排出量分の再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを、番組スポンサーであるMS&ADインシュアランスグループと共同で購入することで、実質的にオフセット(相殺、代償)を実現しました。
フジテレビとして初めてとなるゼロカーボン番組をスポンサー企業とともに実現した背景には、社会全体でSDGsの取り組みが進展してほしいという共通の思いがあります。
この試みを参考に、番組において環境負荷が高くなる制作過程を検証し、今後の持続可能な番組作りに活かしていきます。
「アルバート」とは
番組制作に関連して排出されるCO2の量を算定するオンラインツールで、イギリスの公共放送BBCが開発し、現在はBAFTA(イギリス映画テレビ芸術アカデミー)が管理する。コンテンツ制作におけるCO2排出量を“見える化”し、持続可能な制作を促進するもので、現在世界40ヵ国2100社を超える放送局や制作プロダクション、大手配信事業者などが活用している。
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