Aぇ！ group 初の東京単独ライブが全公演中止に！悔しさにじませながらも「ありがとうございました」

3月3日（金）放送『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』

めざましmedia編集部

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2018年より毎年、エンターテインメントのバックステージに長期密着し、好評を得てきた『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』。そのSeason5の第5弾として、関西ジャニーズJr.の特集がスタートした。

関西ジャニーズJr.のユニットの一つAぇ！ groupは、正門良規さん、末澤誠也さん、草間リチャード敬太さん、小島健さん、福本大晴さん、佐野晶哉さんの6人組。バンドを武器にしたグループとして活動している。

個人での活動も増えている彼らは、これまでにない大きな舞台に挑むことになっていた。それが東京で初の単独コンサート「Summer Paradise 2022」。そのリハーサルの日々に密着した。

初回、3月3日（金）の放送は、Episode1「試される覚悟」。

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一度は辞めると決めていた末澤誠也…その思いをとどめた出来事は？

メンバー全員が揃う時間が限られるなか、リハーサルをする6人。番組が密着していた日も、末澤さんは舞台出演のため終電で東京へ行かなければならない状況に。

残り2時間とタイムリミットが迫るが、集中して振り付けを確認。通して踊り、拍手が起こるものの、末澤さんは「できてない！」と少し焦りを見せる。それでも時間になり、メンバーに見送られスタジオを後にした。

Aぇ！ group 初の東京単独ライブが全公演中止に！悔しさにじませながらも「ありがとうございました」_bodies

その末澤さんは、関西ジャニーズJr.になって13年。CDデビューすることの難しさを人一倍感じている。なかなかチャンスが巡ってこない状況もあり、「20歳くらいのときにマネージャーにも『辞めます』と伝えていた」という。

そんなとき、中山優馬さんのライブのバックダンサーオーディションに参加し、合格したことで、辞めることを思いとどまった末澤さん。「仕事がない期間も、ダンスだけは続けてたんです。好きやったんで。それが良かったなって」と語った。

どんなときでも、笑いを生まずにいられないAぇ！ group

Aぇ！ groupはバンド活動にも注力。コンサートに向け、バンドのリハーサルも行われる。

ギターの練習に取り組む正門さんが「教えてくれへん？」と声をかけたのは、佐野さん。実は、佐野さんは元劇団四季の団員で、高校も音楽科というキャリアの持ち主。正門さんに対して的確にアドバイスをしていく。

その佐野さんが「バンドをやっているときが一番、俺らの色が際立っていると思う」と、グループの特色を真面目に語る横で、「お寿司いただきます！」「なんのお寿司？」とカットインしてくる小島さんと末澤さん。

すると佐野さんが「（自分を）挟んで会話すな！」と思わずツッコミを入れ、笑いが起こる。Aぇ！ groupは、どんなときでも笑いを生まずにはいられない。

本番前日に正門良規が発熱！公演はどうなる？

7月22日。本番を翌日に控えたメンバーが続々と会場入り。全員が集まったところでリハーサルが始まるかと思いきや、彼らの楽屋に急いでやってきたスタッフが「ちょっと飲食禁止で」と伝える。正門さんが発熱し、彼の東京入りがやむなくキャンセルになったのだ。

正門さんのPCR検査の結果を待つなか、メンバーとスタッフは緊急ミーティング。スタッフから「5人で公演はできるのか」という意思確認に対し、末澤さんが「俺は（公演を）したい」と切り出すと、他のメンバーも「やらせてほしい」と同調。5人でも公演を成立させるため、内容を再調整することに。

本来ならリハーサルが始まっているはずの時間に、歌、ダンス、バンド、コントのすべてを5人で分担しなおすメンバーたち。「ここをカットしよう」「いや、絶対しないほうがいい」など真っ向から話し合っていく。

そして、予定より5時間遅れでリハーサルがスタート。番組スタッフの「順調ですか？」の問いに、佐野さんは「いや…気づいたらこんなに時間が経ってたんで、進行状態は最悪ですね」と苦笑い。そんななか、メンバーに正門さんの検査結果が陽性であったことと、全公演の中止が告げられた。

悔しさに声が出ないメンバー。ようやく「やりたかったけどな」「（ライブが）久しぶりやったからね」「ライブしたい！」と思いを吐き出す。

その後、正門さんのうちわを持ってステージに再集結した5人は、今回のためにつくられたセットを前に記念撮影。1度も使われることがなかったセットを見つめ、見せるはずだった振りを踊り、最後にはスタッフへ「ありがとうございました」と揃ってお辞儀をする5人に拍手が送られた。

メンバーの悔しい決断に、SNSには「そんなにギリギリまで試行錯誤してくれていたんだ」「誰も悪くないことだけど、やっぱり悔しかったね」「メンバーの表情が…苦しい」と、涙するファンが多数。一方、「その状況でどうしたら公演できるかを考えてくれたことがうれしかった」「そんな状況でも前を向くメンバーは誇り」「この経験が確実に今のAぇをつくってる」というコメントも見られた。

次回、3月10日（金）は、悔しさをバネに再び走り始めたAぇ！ groupが、自分たちにしかないエンターテインメントを探す日々を追う。

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