渋野日向子が毎日欠かさないというパットの練習法を公開!!
今週8月16日(金)~18日(日)まで「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が開催される。
今大会は、全英女子オープンを制し、一躍時の人となった渋野日向子(20)の凱旋2試合目となる。渋野は、現LPGA・樋口久子顧問が1977年に全米女子プロで優勝して以来、42年ぶり日本勢2人目となる海外メジャーを制覇。
試合中も笑顔を絶やさないことから“スマイルシンデレラ”と称され、また飾らない受け答えも“しぶこ(渋野のニックネーム)節”と言われ大人気に。実力だけではなく、その振る舞いでもファンを魅了している。
そんな渋野が、大会に先立った取材の中で「下手くそだった」というパットの練習法を公開してくれた。
カップまでの距離を50㎝刻みで伸ばし、9球のうち7球がカップインするまで終わらない
全英の最終ホール、優勝のバーディパットは記憶に新しいだろう。渋野はパットの名手のように見えるが、学生の頃はパッティングが苦手で「プロになるためには、パッティングの技術を上げないと」と思っていたという。
そこで始めたのが、毎日、1mから50㎝刻みで距離を伸ばしていき、9球のうち7球がカップに入るまで終わらないという練習法。
カップを中心にして1周するように、カップから1m、1.5m、2m、2.5m、3m、3.5m、4m、4.5m、5mの距離のところにティーを刺して行っているという。
これは、7球に近づけば近づくほど、段々プレツシャーがかかってくる。最初は、クリアするまで「2、3時間ぐらいやっていた」とのこと。
それでも取材当日は、見事1回でクリア。渋野は、「今年に入ってから、きわどいパットがかなり入る確率が上がっているので、やはり、自分にプレッシャーをかける練習をしているのが、身になっているのかな」と語った。
凱旋2試合目、今週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」
今週の舞台となる「軽井沢72ゴルフ北コース」(6,705 Yards/Par 72)は今季最長距離となり、洋芝への対応も必要になる。
渋野は「総距離は気にしないですね。洋芝の印象は、ターフがめちゃ飛んでいく。すごい打った感触がいいです。この感触は好きです」と語る。
また、ツアーも後半戦に突入し、現在賞金ランキングは2位(7959万4,570円 ※8月11日現在)につけていることについては、「日本ツアーで1億円突破という目標があるので、そこに向けて頑張っている状態。賞金女王のことは考えていないので、普通にやっていれば結果がついてくるかな」と。
最後に「先週ほどのキレのないプレーはしないと思うので、今週こそはもっといいプレーができるように上位争いできるよう頑張りたいです」と笑顔を見せた。
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