ハリー杉山&佐久間みなみ 英語MCで名コンビ誕生!各国大使を招いた国際局イベントレポート
3月27日、フジテレビの国際局が主催するイベント「RAKUGO&SAKÉ-AT THE SPHERE-」が行われました。
この催しは、普段からフジテレビと交流のある28ヵ国の駐日大使や広報担当者等、FNS系列27社の東京支社の方々を招き、友好を深めることが目的。お酒を飲みながら談笑したり、英語と日本語で実演された落語を聞いたりしながら、楽しいひとときが繰り広げられました。
フジテレビュー!!では、その模様をレポート。イベント終了後に、MCを務めたハリー杉山さん、佐久間みなみフジテレビアナウンサーに話を聞きました。
各地自慢の日本酒と落語のおもてなしでなごやかな雰囲気
イベントは、お台場のフジテレビ本社25階にある球体展望室「はちたま」にて行われました。
会場の中央には、「FUJI NETWORK SYSTEM SAKÉ MAP」と書かれた地図と、お酒の一升瓶28本が集まった“お酒の島”が設置。お酒は、北は北海道、南は沖縄のFNS系列28社から提供された自慢の地酒の数々。
各お酒には、番号が振られており、そばには番号が入ったチップのような札が。気になったら、その札を“酒カウンター”に持っていくと、試飲ができるというシステムです。
会場のみなさんは、酒マイスターから説明を受けるなどして、気になったお酒をチョイス。カウンターで、好みの分量(なみなみ、半分、ちょっと)を伝え、グラスに注がれた日本酒をおいしそうに飲んでいました。
ふんわりと日本酒の香りが漂う会場には、ピアノ演奏が流れ、さまざまな言語が飛び交い、これぞ“国際交流”といった雰囲気。それでも想像以上にカジュアルで、笑顔があふれ、笑い声が多く聞かれました。
場があたたまったところで、MCのハリー杉山さんと佐久間みなみアナが登場し、英語と日本語でイベントの意図、式次第の説明を。ふたりはバイリンガルのかけ合いで、見事な司会ぶりを見せました。
柾谷美奈 国際局長の乾杯の発声のあと、歓談の時間を経て、いよいよメインイベントとなる落語へ。
お囃子が流れる中、ミッキーこと、落語家・天狗連鳩太郎さんが登場し、英語と日本語で落語の説明を。江戸時代からの“storytelling”であること、古典落語は500以上のストーリーがあることなどが伝えられると、みなさん興味深そうに聞き入っていました。
母が日本人、父がアメリカ人のミッキーさんが英語で披露するのは「お菊の皿」。お菊の幽霊が現れて、「一枚、二枚」と皿を数える場面が有名な怪談話をもとにした落語です。
ミッキーさんは、緩急たっぷりの口調&アクション多めで、「お菊の皿」を披露。古典ながらドラマティックなストーリー展開に、みなさんドキドキ、ハラハラさせられているようで、終了後には、大きな拍手が起こりました。
続いて登場したのは、ミッキーさんの師匠の金原亭世之介さん。
同じ「お菊の皿」を日本語で披露しました。ミッキーさんの落語で筋がわかっているから、日本語が理解できなくとも、その身振り手振りで楽しめるため、外国の方も食い入るように見ていました。
落語が終わると、ハリーさん、佐久間アナとともに、師匠、ミッキーさんが高座をプレイバック。「やりにくいのよ、同じ噺(はなし)をやるのは」と世之介さんは苦笑しながらも、「でも、お楽しみいただけましたか?」と聞くと、会場からはあたたかい拍手が。
さらに、世之介さんは、ミッキーさんが、この日のために、かなりの稽古を積んでいたこと、着物を新調したことを暴露し、ミッキーさんを焦らせる一幕もありました。
笑いが起こり、楽しい雰囲気に包まれたまま、「RAKUGO&SAKÉ-AT THE SPHERE-」は終了となりました。
<ハリー杉山&佐久間みなみ インタビュー>
――大役を終え、今の心境はいかがですか?
佐久間:日本語と英語、どちらがどう話すのか、難しい部分はありましたが、とても楽しかったです。
ハリー:普段、我々が触れ合うような方々ではないから、言葉遣いや話し方をいろいろ考えましたが、フタを開けてみたら、本当に楽しかった。コロナ禍を経て、こういった国際交流が制限なくできる時代が戻ったんだな、と感じました。
僕は、東京の観光大使と同時に、英国の食の親善大使もやらせていただいているんです。英国大使館とは長年仕事をしていますが、他国の大使のみなさんと触れ合うことができたのもうれしかったです。
佐久間:私はこの4月で入社4年目になりますが、コロナ禍入社ですので、こうやってたくさんの人が集まるということ自体が新鮮で。しかも、各国の方々をお迎えするイベントのMCという、なかなかできない経験をさせていただき、ありがたかったです。
ハリー:英語を使って仕事をするって、どんな感じでしたか?
佐久間:いやぁ…日本語を話す以上に楽しかったです(笑)。日本語でも英語でも、話すうえで気をつけなければいけないことはありますが、英語の場合、硬(かた)いと伝わらないことってあるじゃないですか。そういう意味で、英語はしゃべりながら自分がオープンになっていく感じがして、より楽しさがあります。
ハリー:確かに。落語のアフタートークでも、キャッキャしてましたよね(笑)。
佐久間:はい、楽しかったです。
――日本が誇る「酒と落語」のおもてなしは、外国人の方の反応も上々のようでした。
ハリー:酒と落語って、キラーコンテンツですよね。この組み合わせ、今まで考えたことがなかったので、自分発信でもこういったイベントをやってみたいと思いました。
実はミッキーさんは、僕が出演する『ノンストップ!』(フジテレビ)で担当していた英語コーナーの作家を長年務めてくれたり、(YouTubeの配信番組)「金ため英会話」(フジテレビ)やポッドキャストの企画にも作家として携わったりしている人なんです。
落語を含めて、ミッキーさんともまた何かできそうだと思いました。
佐久間:ミッキーさん、師匠ともに、落語のすごさ、楽しさに釘づけになりました。ミッキーさんの落語は、パフォーマンスというか劇を見ているかのようでワクワクしましたし、その後、師匠の日本語の落語を聞いて、「あの英語の表現は日本語でこう説明するのか!」と知ることができて勉強にもなりました。
ハリー:わかる!師匠がすごいのはもちろん、ミッキーもすごいよね?あのボリュームの内容を英語で頭に入れて、落としどころでどう下げる(落とす)のか、言葉を選んで考えるわけでしょう。あと、リズム感というか、身振りがずっとあるところもすごかった。
佐久間:英語の翻訳はミッキーさん自身がされているんですよね?
ハリー:100%、間違いない!でも、ああやって才能を見せつけられると、僕はちょっと困るんですよ。日本語と英語を使ってのMCの仕事って、できる人が限られるから、今後、ミッキーのところに仕事がいっちゃうかもしれない(笑)。
――おふたりは、今回が初対面だったそうですが、コンビネーションも印象的でした。
佐久間:本当に頼りになる方で、全部導いてくださいました。とりあえずハリーさんにお任せして、私はどこか助けられるところがあれば…といったスタンスでした。
ハリー:実は僕、若干(進行を)飛ばしちゃったところもあるんですよ。でも、ギチギチの“進行”というイベントではなかったので、楽しくできました。
佐久間:さすがの回しの上手さで、一瞬たりとも不安になることはなかったです。
ハリー:ありがとうございます。フジテレビアナウンサーのみなさんは、業界に入って間もない、仕事がないころから仲良くさせていただいているので、ファミリーといったらおこがましいですが、またひとり仲間が増えたような感覚です。
佐久間:私、入社する前から、英語に携わる仕事がしたいとずっと言っていて、最近、『S-PARK』(フジテレビ)の担当になり、取材で海外へ行き、英語でインタビューする機会を少しずついただけるようになってきたんです。
ハリー:入社3年目ですごいですね!
佐久間:いえいえ。でも、今回はまた違った形で英語を使うことができ、さらに広がった感じがしました。また、こういった機会があるとうれしいです。
ハリー:そうですね。僕も、またぜひやれたらと思っています!
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