大島優子 母となり感じた変化「違う世界を見せてもらえているようで楽しい」
4月16日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』
大島優子さんが、第一子出産後に感じた心境の変化について話しました。
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大島さんは、『ザ・ノンフィクション「ボクらの丁稚物語 2023 後編~ふたりぼっち 夢の行方~」 』(4月16日14時~/フジテレビ※関東ローカル)のナレーションを担当。
令和の時代に、“丁稚”制度を採用し、若者を徹底的に叱って育てる家具の製作会社「秋山木工」。時代のあおりを受け、入社希望者が減る、就職した若者もすぐ辞めてしまう、など問題が山積みです。
そして、ついに丁稚がふたりきりになってしまい、社長も改革を決断しますが…。
昨年に続き、ナレーションを担当した大島さんは、収録後のインタビューで「社長の言葉は納得いくものが多かった」と話し、若者たちへの気がかりも吐露。また、自身が母親となった現在の心境についても語りました。
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令和の時代に“丁稚”制度は限界か?社長が改革を決意
横浜市にある家具の製作会社「秋山木工」は、令和の時代に若者たちを徹底的に叱って育てます。一流の職人を目指し入社した新人たちは、“丁稚奉公”として、住み込みで5年間の修業を積みます。
酒もタバコも恋愛も禁止、私用で携帯電話は使えず、家族への連絡は手紙だけ。おまけに修業期間は、男性も女性も丸刈りという決まりがあります。
2022年秋。若手職人日本一を競う「技能五輪」全国大会へ向けて練習を続けていた丁稚の一人、山田さん(22)が、突然、秋山木工を去ることに。
残る丁稚は、2017年入社の内藤さん(29)、と加藤さん(27)だけに。2人は、5年の丁稚期間を過ぎても、職人昇格に「待った」をかけられている同期です。
「職人希望者がいない」、「入社しても、すぐに辞めてしまう」。さらに、「今までと同じように指導してもなかなか職人のレベルに達しない」と秋山木工には問題が山積み。
秋山利輝社長(79)が、半世紀近く続けてきたやり方は、もはや時代に合わないのか…悩める社長はついに丁稚制度の“改革”を決断します。
そして、内藤さん、加藤さんには、「人間性を高めること」を条件に、5ヵ月後に職人昇格を認める「修了式」を行うことを告げます。
「一流の職人になりたい」と願い、修業を続けて6年。ふたりぼっちとなってしまった丁稚は、晴れて「職人」になることができるのでしょうか。
フジテレビュー!!では、前編に続き、ナレーション収録を終えた大島さんにインタビュー。収録やVTRの感想を聞きました。
4月9日(日)、16日(日)放送の「ボクらの丁稚物語2023」前編・後編が、TVer、FODで無料配信されます(前編は配信中。後編は、4月16日14時55分~。どちらも4月30日までの期間限定)。
<大島優子 インタビュー>
――一つひとつ丁寧に確認しながら、収録に臨んでいましたが、約1年ぶりとなるナレーションはいかがでしたか?
久しぶりですが、この一年間ずっと番組を見ていたので、緊張せずに楽しく収録できたと思います。
コロナもあって外出の機会も減って、新しい人と出会うことも少なくなっていますけど、『ザ・ノンフィクション』を見ていると出会えるんです。
自分が知らないところで、知らない人ではあるけど、「人はこうやって生きているんだ」と身近に感じて、心を動かされるので面白いですね。
――最近で印象的だった回はありますか?
ストリッパーの方の物語ですね(「私が踊り続けるわけ2~56歳のストリッパー物語~」)。
華やかな世界の裏に、壮絶な生きざまというか、体を蝕むような痛みとの闘いがあるとわかって。
56歳で、引退も考えているとおっしゃっていましたが、あそこまで、プライドを持って踊ってこられたわけで、もしも引退ということになったらどうなるんだろうか、と考えさせられましたし、人生模様に心を動かされました。
――秋山木工では、社長が「人を喜ばせたいという気持ちがいい仕事につながる」と説いていましたが、エンターテインメントの世界で生きる大島さんも共感しますか?
本当にその通りだと思います。「人間性を磨け」というのそうですし、社長の言葉は、私にとって納得のいくことが多いんですけど、秋山木工の若い人には伝わっていないのか、反応が薄かったですよね。表情もあまり変えていなかったので、わかってないのかな、と心配になりました。
自分のことで言うと、芸能界は流れが早いから、仕事に復帰したいといっても「今戻って仕事ありますか?」みたいな気持ちもあるんです。
それでも待ってくれている人がいると聞いたらすごくうれしいし、そういう人を喜ばせたり、期待に応えたいという気持ちは大きいです。
――お子さんができたことでの心境の変化はありますか?
子どもが生まれて生活のフェーズが変わったというか、違う世界を見せてもらえているようで楽しいですし、それを仕事にいかせるようになるときがあればいいと思っています。
今回、VTRを見て大号泣してしまったんですが、涙もろくなったのもあると思いますし、確実に物事の感じ方も変わっているから、仕事に対しての気持ちも変わっていくと思います。
今回、この作品に携わる人たちがいて、その人たちにも生活があって、この何時間という時間はすごく貴重で、その時間はみなさんにとっても大事なもので…そう思うと、このときを大事にして、一つひとつの仕事をより丁寧にやらなければいけないと感じています。
みなさんそうですが、仕事とプライベートは全部つながっているんですよね。すべて大事にしていきたいと思います。
――改めて、ファン、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
新年度ということで、新しいことには不安や恐怖、心配はつきものだと思います。でも、新しい環境に飛び込んでみたら、新しい自分に出会えることもあると思うので、変化をそういう機会だととらえて、いろんなことにチャレンジできたらいいのかな、と思います。
それでもし、楽しめそうになかったら、環境を変えるのも一つですが、自分の視点、考え方を変えてみたら、物事の見え方が変わるかもしれません。
私は、どんなことでも修業は大事だと思います。自分の心を鍛え、自分と向き合う機会になるし、そういうことも修業といえるなら、やってみたほうがいい。
心が鍛えられないと、嫌なことがあると逃げる癖がついてします。逃げる癖って簡単についちゃうから、そうならないほうが人生は多分楽しくいけると思います。
秋山木工で頑張っている人たちも、見ていると「なんでそれができないんだろう」と思うこともありますが、ずっとあそこで一つのことをやっていることを思うと、「すごいな」「立派だな」と勇気をもらいます。
みなさんにも、ぜひ、ご覧いただけたらと思います。
<ナレーションの一部を紹介>
<予告動画>
YouTube「FUJITV GLOBAL CHANNEL」で、『ザ・ノンフィクション』の予告動画を配信中!
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