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豊田裕大 丸刈りで菅田将暉に間違えられる「豊田ですと100回くらい返しました(笑)」_site_large

豊田裕大 丸刈りで菅田将暉に間違えられる「豊田ですと100回くらい返しました(笑)」

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豊田裕大さんが、初芝居の現場の思い出を語りました。

4月28日、映画「銀河鉄道の父」のメインロケ地となった岐阜県恵那市で、撮影に協力していただいた方々へ向けた特別試写会が開催。映画に出演する豊田裕大さんと成島出監督が登壇しました。

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映画「銀河鉄道の父」は、第158回直木賞を受賞した、門井慶喜さんの小説「銀河鉄道の父」(講談社文庫)が原作で役所広司さんが主演。宮沢賢治(菅田将暉)への無償の愛を貫いた、父・政次郎(役所)、妹・トシ(森七菜)弟・清六(豊田)、母・イチ(坂井真紀)、祖父・喜助(田中泯)ら家族の物語です。

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豊田さんは、まず挨拶を求められると「恵那市に帰って来られてうれしいです!清六、帰ってきました!」と、元気に声をあげます。成島監督も「成島、帰ってまいりました」と続き、「映画の中で賢治が同じ挨拶をします。温かい応援の中で胸いっぱい、目はうるうるです。今日は楽しんでください」と、劇中に登場するシーンのマネであることを明かしつつ、感激の表情を見せました。

恵那市での撮影は、2022年の5月から6月にかけて行われたそう。成島監督は、恵那市をロケ地に選んだ理由を「江戸時代なら京都などで撮影ができるのですが、明治時代や大正時代はなかなか場所がなくて。全国探して、ここ恵那で通りも家もお借りしました」と説明。続けて、「ぜひこの景色は文化庁にお願いして50年、100年と遺産として残してもらいたいです」と、希望も述べました。

そんな恵那市について、豊田さんは「皆さん温かい方ばかりで、撮影までは来たことなかったのですが、どこか懐かしさを感じる雰囲気で、とても思い出深い街です」と語りました。

豊田裕大 丸刈りで菅田将暉に間違えられる「豊田ですと100回くらい返しました(笑)」_bodies

劇中、宮沢賢治の弟・清六を演じている豊田さんですが、MCからその存在を知っていたか聞かれると、「実はよく知らなくて。お話をいただいて調べていくうちに、自由な賢治に対して堅実で真面目な弟なんだなとわかりました」と、役を演じることになってから調べたことを告白。「清六がいなければ、宮沢賢治作品が世に知られなかったので重要な人物ですよね」と、思いをはせました。

役所さんや菅田さんとの共演については、「まさかこんなに早く共演できるとは思っていなかったのでうれしかったです。映像で見ているときとはまた違って、人間力やパワーを感じ、自分もそうなりたいと思いました」と、コメント。

また、「役所さんは現場でずっと台本を開いていたり、菅田さんは目のパワーがものすごく強かったり、その姿勢を見習わせていただきました」と、先輩役者の姿から学んだことも多かったそうです。

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自身の撮影がなくても現場に足を運んでいたという豊田さんは、「勉強はもちろん、大切な思い出を心のメモリに刻みつけたかったんです」とその理由を説明。

成島監督は「豊田くんは清六と同じようにしっかり者で真面目です」と、豊田さんの印象を語ります。さらに「宮沢家の皆さんにお話を聞くと、賢治はすぐどこかに行ってしまうから、清六が凧みたいに糸を持っていたと。清六が賢治の死後、全く無名だった賢治の原稿を整理して、爆発的にヒットさせました。ゴッホも生前は絵が1枚も売れなかったことで有名ですが、彼も弟が支えていましたよね。自由な天才の兄としっかり者の弟という図式はよくあるのかもしれません。真面目で誠実な清六は、もともと誠実な豊田くんにぴったりですね」と、宮沢賢治の話を交え、豊田さんの姿勢を称賛しました。

豊田裕大 丸刈りで菅田将暉に間違えられる「豊田ですと100回くらい返しました(笑)」_bodies

「今だから言える、恵那市での思い出は?」という質問に、「撮影中は、僕と菅田さんが同じ丸刈りだったので、僕が歩いているとみなさんに『菅田くーん!』と声をかけられ、『豊田です』と返すというやりとりを100回ぐらいしました(笑)」というエピソードを披露。

さらに「最終的には豊田裕大を覚えてもらえたのでうれしかったです」と加えつつ、「ちなみに、監督も僕と菅田さんを何回も間違えていました(笑)」と暴露していました。

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映画「銀河鉄道の父」は、5月5日(金・祝)より全国公開。
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会

最新情報は、映画「銀河鉄道の父」公式サイトまで。

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