市川猿之助さんが圧巻の芝居で観客を魅了しました。
明治座創業百五十周年記念「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」が5月3日に明治座で初日を迎え、市川猿之助さんらが熱演をみせました。
昼の部の「歌舞伎スペクタクル『不死鳥よ 波濤を超えて-平家物語異聞-』」は、1979年の初演から、歌舞伎公演としては44年ぶりとなる上演で、壇ノ浦の戦いで戦死したとされる平知盛が海を渡り、幻の都・ローランに落ち延びたという大胆な設定。
さらに、宝塚歌劇団専属の演出家・植田紳爾さんが作・演出を手がけ、猿之助さんも歌唱を披露。歌舞伎に歌劇の演出が盛り込まれた“歌舞伎レビュー”として、目にも鮮やかで壮大なスペクタクルロマンとなっています。
市川團子 艶やかな女形で憧れの猿之助と共演
夜の部の「三代目猿之助四十八撰の内『御贔屓繋馬(ごひいきつなぎうま)』」は、四世鶴谷南北の原作をもとに、三代目猿之助さん(現・市川猿翁さん)が座頭を務め、1984年4月の明治座初演時に大きな評判を呼んだ作品。
承平・天慶の乱に敗れた平将門の遺児・相馬太郎良門が父の遺志を継いで弔い合戦を仕掛けるも、あえなく病死。その妹である滝夜叉姫が、千年生きる女郎蜘蛛の生き血を注ぐと、いかなる死者も生き返らせることができる秘術を知り、良門を蘇生させるという物語。
猿之助さんは、鬼気迫る佇まいで良門が抱える情念を表現したほか、「推し☆メン」のコーナーに登場した市川團子さんは百足のお百(むかでのおひゃく)という役柄に扮し、凛とした中に可憐さも光る女形を瑞々しく演じました。
<市川團子 歌舞伎界サラブレッドの“古典への情熱”「タイムスリップして江戸の人になりたい」【推し☆メン】>
「大喜利所作事『蜘蛛の絲宿直噺(くものいとおよづめばなし』」では、猿之助さんが女童、小姓、番頭新造、太鼓持、傾城、土蜘蛛の精の六役を早変わりで踊り分け、華やかな雰囲気たっぷりの変化舞踊で観客を魅了。
また、猿之助さんは昼夜公演とも宙乗りを披露し、場内から割れんばかりの拍手が送られました。
公演は5月28日(日)まで行われ、最終日の28日のみ配役を替えた「花形公演」として、昼の部・夜の部ともに「御贔屓繋馬」を上演します。
最新情報は、明治座公式サイトまで。
撮影:松竹
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