Snow ManとSixTONESはライバル？渡辺翔太＆森本慎太郎がドリボで共演「仲の良さが勝っている」

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6月29日、ミュージカル「DREAM BOYS」（通称：ドリボ）の製作発表が都内で行われ、主演の渡辺翔太（Snow Man）さん、ライバルとなるチャンプ役の森本慎太郎（SixTONES）さんが登壇しました。

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2004年1月に滝沢秀明さん主演で上演されて以来、パワフルでエネルギッシュなジャニーズのタレントによって演じ継がれてきた本作。

これまで、亀梨和也さん（KAT-TUN／2004～2012年）、玉森裕太さん（Kis-My-Ft2／2013～2018年）、岸優太さん（2019～2021年1月）、菊池風磨さん（Sexy Zone／2021～2022年）らを中心に、毎年さまざまな組み合わせで演じられてきましたが、2019年の公演から演出に堂本光一さん（KinKi Kids）が加わり、さらにパワーアップ。

20年目を迎える今年は、同作への出演経験がある渡辺さんと森本さんが出演することになりました。

また、紫吹淳さん、鳳蘭さんといったベテランから、7 MEN 侍（中村嶺亜さん、本髙克樹さん、菅田琳寧さん、佐々木大光さん、今野大輝さん、矢花黎さん）、少年忍者（ヴァサイェガ渉さん、川﨑皇輝さん、北川拓実さん、織山尚大さん、黒田光輝さん、安嶋秀生さん、内村颯太さん、深田竜生さん、元木湧さん、檜山光成さん、青木滉平さん、豊田陸人さん）ら、ジャニーズの後輩も出演します。

今年で、20年目を迎える本作。

「作品にどのような新しい風を吹かせたいか」と聞かれると、渡辺さんは、「昔から、いろいろな先輩たちや仲間がやってきて、その中で演出も変わってきました。ここ数年、光一さんが演出されるようになってから、『一味違ったDREAM BOYSになっている』と感じています」。

「今年、僕と森本慎太郎が出演するにあたって、光一さんが演出する少し前の“ザ・ジャニーズ”な演出と、光一さんの融合を目指したい。新しい風を吹かすというよりも、『時代をさかのぼるというのもありなのかな？』と思っています」とニッコリ。

森本さんは、「SixTONESとSnow Manは同時にデビューしたんです。2つのグループは、“対”なイメージがあると思います。そこを、対だけではなく、仲の良さも描けたら。僕も昔の『DREAM BOYS』で育っているので、昔と新しい光一さんの演出の融合で、新しい風を吹かせたいです」と語りました。

「DREAM BOYS」に出演していた当時の思い出を聞かれると、渡辺さんは「本番中の着替えや移動などの都合で、エレベーターを使うタイミングがあるんです。先輩や主役の方が優先して帝国劇場のエレベーターを使うんですけど、後輩は暗黙のルールで、エレベーターに乗ることはない。1階から8階まで階段を往復していたという、苦い思い出があるので、今回はエレベーターを使いまくります」と笑います。

森本さんが、「（階段が）らせん状なので、登りやすく降りやすいんですけど、気づいたときには、体力を失っている」と振り返ると、渡辺さんは「今回は、僕と慎太郎が優先して乗らせてもらえると思うと、成長を感じますね」と、しみじみと語りました。

森本さんは、「僕が『DREAM BOYS』に出演したときは、亀梨くんが主役だったんです。1幕と2幕の間は、亀梨くんの楽屋にお邪魔していました。亀梨くんは大人でしたけど、小学校4年生だった僕が、その当時好きだった女の子の話をずっとしていました（笑）。亀梨くんは優しいから、アドバイスをしてくれて、甘い思い出がありますね」と振り返りました。

歴代の「DREAM BOYS」のポスターよりも、今作のポスターにエモさを感じる、と記者から話題を振られた渡辺さんと森本さん。

渡辺さんは「確かに、今までのポスターは、力強さやエネルギーが出ているものが多かったです。今回のポスターは、友情物語という側面を前面に出していると思います。渡辺と森本の関係性や、Snow ManとSixTONESが同じ日にデビューをしたということが、作品とリンクしている。Snow ManとSixTONESという見え方になっていることも、エモさ増し増し」と推測。

森本さんは、「しょっぴーとはプライベートでも仲が良くて。『少年たち』で共演したときは、一緒にごはんを食べに行ったりしていました。お互いのグループでデビューして、一緒に仕事する機会が減っていきましたが、久しぶりに約1ヵ月の公演を共にするので…。一緒に仕事をする（喜びの）空気感が、ポスターに表れているかもしれないですね。舞台期間中も毎日ごはんを食べに行こうという話をしています。店をセレクトしておきます」とほほ笑みました。

2020年1月にデビューをしたSnow ManとSixTONES。

仲の良さだけではなく、ライバル心について質問されると、2人はキョトンとした顔で、「ないですね…仲がいいので」ときっぱり。

渡辺さんは、「デビューの時は、『SixTONES VS Snow Man』と“VS”がついていたので、ライバル関係の印象が強いかもしれない。僕たち2人はライバルかもしれないけど、仲の良さが勝ってしまっている」とコメント。

続けて、「他のグループよりも、『今回はこんな楽曲で、こんなMVなんだ～』とか、意識はしてしまうかもしれない。今回の作品では、『バチバチにやってやるぜ！』というよりも、『帝国劇場を楽しもう！』という空気感です」と説明します。

森本さんも、「お互いに楽曲がリリースされて、そのMVを見たりするは、（Snow Manの）ライブを見に行ったときに、『シンプルに楽しみたい』という思いが強いからです。でも、“VS”でやってきたので、その関係性は舞台に活きるとは思います」と語りました。

前作で主人公を演じた菊池さんについて、渡辺さんは「『見に行くね」のひと言しかまだもらってないですね。光一さんが先輩過ぎて、お話しする機会がほとんどない状況での舞台づくりになってくるので、光一さんの性格などを、菊池に探りを入れようかな。先輩としゃべるための対策を立てたいですね」と語りました。

森本さんは、「（前作でチャンプを演じた）田中樹からは、『プロデューサーさんと仲良くなれ」と（笑）。舞台稽古やボクシングの練習などで、大変な日が続くそうで、疲れた日などは『プロデューサーさんと仲良くなっていたら、休めるよ』と言われて。それを実践します」とニヤリ。

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最後に、渡辺さんは、「いろいろな方が演じてきた『DREAM BOYS』なので、亀梨くんや、最近だと風磨や樹のイメージがついていると思うんです。僕たちが演じて、変わってしまうと悲しむ人もいると思いますが、ジャニーズの舞台は（演じる）人が変わったら、作品も進化していく。見に来ていただける方には、後悔させない舞台づくりを2人でしていきますので、期待していてください」とコメント。

森本さんは、「僕と翔太だから出来るお芝居があると思います。『DREAM BOYS』の中に入った時に、今までと違った変化を起こすことが大事だと思います。稽古を積んでいき、自分たちらしい舞台に出来れば。精一杯努めていきますので、『ぜひ、チェックしてくれよな』って感じです」と締めくくりました。

「DREAM BOYS」は9月9日（土）～28日（木）まで帝国劇場で上演されます。