写真家・トシ矢嶋さんの素顔に迫ります。

1975年からロンドンに住み、ロックスターたちの若き時代や全盛期の姿を間近で捉えた写真家・トシ矢嶋 さん。

ひとりの「音楽好き」が歩んだ「ロックに愛された人生」とは。すべてのロックファン、音楽ファンに捧げるロンドン音楽グラフィティ!

『TOSHI−1970年代からロンドン音楽シーンを撮影し続けた日本人−』(7月22日/BSフジ)が放送されます。

日本における、洋楽ロック黄金時代の1970年代、25歳で単身、本場イギリスに渡り、ロンドンを拠点に数多くのミュージシャンと親しく交流し、彼らの姿を公私にわたって撮影した写真家・トシ矢嶋さん。

加藤和彦さんやYMOらとも深い関係を保ち、日英の最新ポップミュージックシーンに橋を渡す重要な役割を果たしました。

音楽ライターでもある矢嶋さんが、魅力あふれる写真とともに日本に紹介した、さまざまな情報にお世話になった音楽ファンは計り知れないでしょう。

しかし、その豊かな業績に反して、トシ矢嶋さん自身の名が広く一般に知られる機会は少なく、いわば「知る人ぞ知る」存在。

そんなトシ矢嶋さんの仕事と魅力を、本人インタビュー、当時を知る著名人との対談、さらに関係者たちの証言インタビューを交えて紹介します。

また、現在のプライベートタイムの様子を通して、一人の音楽ファンとしての素顔にも触れていきます。72歳となった矢嶋さんは何を思い、何を語るのでしょうか。

トシ矢嶋

トシ矢嶋×ピーター・バラカン!ロンドンの日本人×東京のイギリス人

ブロードキャスターのピーター・バラカンさんは、矢嶋さんと1歳違いで、矢嶋さんの渡英と同時期に、入れ違うようにイギリスから来日。

UK音楽やYMOとの関係など、矢嶋さんと共通点が多い人物。当時より親交のあった二人が、1970〜80年代を中心としたロンドンと東京の音楽シーンやアーティスト、交流のあった日英のミュージシャンたちのユニークなエピソードや、テレビ初のエピソードを語り合います。

同じ時代の日英の音楽カルチャーを“ロンドンの日本人”、“東京のイギリス人”という視点から見つめた二人によるスペシャルトークが展開されます。

左から)トシ矢嶋、ピーター・バラカン

トシ矢嶋単独インタビュー!ロンドンで過ごした30年

UK音楽好きの青年がロンドンに渡り、帰国するまでの30数年間、何を考え、どう過ごしていたのか。ロンドン時代の仕事や私生活について、音楽シーンとの関わりを中心に、本人の証言で振り返ります。

また、トシ矢嶋さんを知るミュージシャンや友人、仕事仲間、矢嶋さんに憧れを持つ後輩クリエイターらが、それぞれの視点からその人物像や魅力、受けた影響、プライベートな関係性におけるエピソードなどを語ります。

証言するのは、小林克也さん、前むつみさん、山本諒さん、立川直樹さん、斎藤久夫さん、小山田圭吾さんら。

現在の音楽ライフ、細野晴臣との音楽談義

72歳となった現在、東京に住み、マイペースな日々を送るトシ矢嶋さん。

今なお毎日のように足を運ぶというレコード店に、取材カメラが同行。また、矢嶋さんの自宅を訪れ、レコード・コレクションやさまざまな音楽関連アイテムを思い出とともに紹介します。

さらに、YMOデビュー当時からの盟友、細野晴臣さんのラジオ番組に出演した際の貴重なゆったり音楽談義も!

『TOSHI−1970年代からロンドン音楽シーンを撮影し続けた日本人−』は、7月22日(土)25時より、BSフジで放送されます。

番組ページ:https://www.bsfuji.tv/toshi/pub/index.html