ノンスタ・井上「彼氏持ちの女性を口説きにいってました」に、飯豊まりえがドン引き！

井上裕介さんが、またもやトリッキーな出演を果たしました。

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8月4日（金）、『全力！脱力タイムズ』（フジテレビ）に、俳優の飯豊まりえさん、お笑い芸人・NON STYLEの井上裕介さんが出演しました。

進行は、アリタ哲平（メインキャスター）、キャスターの小澤陽子（フジテレビアナウンサー）が務め、全力解説員として、吉川美代子先生、五箇公一先生、齋藤孝先生が登場しました。

ここのところ、井上さんの出演回は、過去の収録素材を再編集して放送するなど、トリッキーな仕掛けがなされ、視聴者から「ちゃんと出演させろ！」「もっとしゃべる姿が見たい」などの声が寄せられているとのこと。

そこで今回は、特別企画「井上の提言」と題し、SNSなどでポジティブな発言が注目される、“ポジティブ伝道師”井上裕介さんに、今の日本を良くするためにどうしたらいいかを、たっぷりと提言してもらうことに。

しかし、今回の仕掛けにより、途中からとんでもない展開が待っていました。

まずは、スタジオで井上さんの主張による企画が展開。

「今の日本、井上が足りない！」と、自分のようにポジティブになればもっと日本が良くなるということから、「日本よ！井上流恋愛論を聞け！」と、3つの具体的な提案が飛び出しました。

①「不倫でなければ略奪愛はアリ！」

井上：不倫は良くないんですけれども、彼氏・彼女、結婚してない状況だったら、誰かのものかもしれないけど、そこはどんどん奪いにいってええんちゃうかと。「好きだ」という気持ちを伝えることが大事なので。

キャスターアリタ：ほう。じゃあ、井上さんは独身時代はそういうことを…？

井上：そうですね。彼氏持ちの女性を口説きにいったりとかしてましたね。

飯豊：…すごい。

キャスターアリタ：それで、実際に略奪に成功することもあったんですか？

井上：ありました。

一同：はぁー。

井上：恋愛って、最後のパートナーを決めるための旅じゃないですか。

キャスターアリタ：…。

飯豊：…。

井上：結婚相手を決めるために、いろんな恋愛を経て…で、最後、僕は、今の奥さんを選んだわけで。

スタジオの出演者が「う～ん」と首をひねるなか、井上さんの提言は、どんどん暴論気味に。

②「浮気してもウソはバレなきゃウソじゃない」

スタジオでは、井上さんが「いろんな人と、いろんな恋をするから、人の痛みもわかったりするし…」「浮気は良くないですけれども、極論、バレなければ浮気じゃないわけで」と持論を展開。

キャスターアリタは、「①の理屈が、ちょっとひっくり返るような気もします」と反応しました。

③「服は脱がすためにある！」

こちらも、井上さんは「おしゃれ（ファッション）で伝わるカッコよさもあるんですけど、最終、服を脱がすために恋をしているので」と、極端な物言い。

井上：過去、出会った女性のなかで、「井上みたいなタイプ、0％」（と言っていた女性がいた）。でも、そういう女性とベッドインしたときに、その女性が天井見ながら「なんで、こうなっちゃったんだろう」って言ってたんですよ。

飯豊：（苦笑）

そんななか、井上さんが、彼氏持ちの彼女をどうやって略奪してきたのかを、飯豊さんとドラマ風に再現した場面では…。

飯豊：最近、彼氏とうまくいってなくてさ。お仕事ばっかりになっちゃって、全然連絡もとれないし…。

井上：よくないなぁ、それは。

飯豊：うん。

井上：それは、彼氏には言うてるの？

飯豊：言ってる。

井上：彼氏は、何て言ってきてるの？

飯豊：「やっぱり仕事は大事だから」って。

井上：へぇ。まりえちゃんみたいな人がいても、仕事が大事なんや。俺なら、絶対にまりえちゃんの方が大事やけどな。

飯豊さんは、このセリフを聞き、耐えられないとばかりにキャスターアリタの方を向いてSOS。みな、吹き出してしまいました。

そんなやりとりが展開されるなか、青嶋達也フジテレビアナウンサーの「さて、ここからは実況席、お二人の解説者をお迎えしてお伝えしてまいります」との声とともに、ワイプ（画面の隅に映る小さな画面）が登場！

実は、この日の放送は、井上さんの提言とスタジオの反応に対し、ワイプで、別室からの実況＆解説を加えるという仕掛け（主音声で、実況＆解説が、副音声で井上さんとスタジオのやりとりを放送）がなされていました。

このくだりでは、解説に、モデル・タレント・産婦人科医の丸田佳奈さん、キャスターアリタを迎え、青嶋アナの実況により、井上さんの暴論、その矛盾点について、厳しい指摘を浴びせました。

【実況＆解説】

飯豊さんが、再現シーンでキャスターアリタにSOSを出した場面では…。

青嶋アナ：（飯豊さんのSOSに）急に再現ドラマが止まってしまったぁー！

キャスターアリタ：これは、そのあとどうやって（飯豊さんを）励ますのかというのが見たかったんですけれども、（井上さんから）あまりにも歯の浮くようなセリフが出てきたということで、強制終了してしまったという状況でしたね。

丸田：女優さんも演技を続けられないくらいの、ドン引きの雰囲気ということですよね。

青嶋：大変な事態が、スタジオで起こってしまいました！

さらに、今回は別室で一般のみなさん20人が、井上さんの提言を「共感したか否か」でジャッジ。しかし、結果は、共感した人＝2人と、散々なものに。

井上さんは、過半数の共感を得られなかったということで、某少女漫画風の「お着換え」という“お仕置き”を受けました。

そして、キャスターアリタから「次も賛同させられないと、同じようなお仕置きが待っていますから」と言われ、井上さんは、次の提言「井上と社会にツッコもうや！」を行いました。

こちらも3つの具体的な提案がなされましたが…。

①レディースデーがあるなら、メンズデーも作ってほしい
②フリーサイズの服、一度も似合ったことない！
③たこ焼きが最近高すぎる！

と、今度は暴論というよりも、周囲を退屈させるような各論ばかりで、飯豊さんがあくびをしてしまう事態に。

ここでは、解説として、茂木健一郎さんが登場。

【実況＆解説】

青嶋アナ：さて、ここまでの井上、改めてどうでしたか？

キャスターアリタ：後半になって、「たこ焼きが高すぎる」とか、「フリーサイズの洋服が似合わない」とか、番組をどんどん尻すぼみさせる能力は、目を見張るものがありますね。

茂木：まあね、頂点を極めた人がどん底に落ちるっていうのは、よくある話ですよね。

キャスターアリタ：（笑いをこらえる）

茂木：でも、大衆はそれを喜んじゃったりするからね。だから、ひょっとしたら井上さんはそこまで考えて、そういう姿を見せてくれたのかなと思ったら…僕的には、ちょっと感動しました。

茂木さんのフォローがあったにも関わらず、井上さんの提言は、こちらも一般のみなさんからの評価で、共感した人が5人という残念な結果に。

最後は、お仕置き＝某お化け漫画風のお着換えをしたまま「コンプラ委員会」へ。

井上さんは、ここでヒコロヒーさんから、今回のネタばらしをされました。

自身の立ち回りが副音声となり、実況＆解説が主音声になっていたことを知ると「実況？…実況？…Why？」「ウソやろ！」とぼう然。ヒコロヒーさんも、笑いをこらえきれなくなってしまいました。

井上さんは「もう、この番組、3年は正しく出演してない！」と嘆き、笑わせました。

次回、8月11日（金）の『全力！脱力タイムズ』は、ゲストコメンテーターとして、茂木忍（AKB48）さん、みなみかわさんが登場します。

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