<試写室>『ギフテッド Season1』驚きに満ちた初回!物語もキャラもヘンテコなのに愛らしい
『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』:東海テレビ・フジテレビ系「土ドラ」8月12日(土)スタート!(全8話)毎週土曜23時40分~/Season2:WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで10月~放送・配信予定
みなさん!!土ドラで、またしても“ヘンテコなドラマ”
『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』、始まりますよーーー!!
まず、このドラマの大まかなあらすじが…
並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事と、生まれながらに、目視によって“殺人者”を識別できる才能−ギフテッド−を持つ高校生がバディを組み、様々な難事件に挑む前代未聞の本格ミステリー!(公式HPより)
だったし、今作の枠組みが
数々の話題作を生み出した「東海テレビ×WOWOW 共同製作」の第4弾
だったもんだから、あー、だから、はいはい、あの雰囲気…。第1弾『犯罪症候群』、第2弾『ミラー・ツインズ』、第3弾『准教授・高槻彰良の推察』という、あの雰囲気ね…。本格的で、ハードボイルドで、かなりダークな、あの感じ…。あー、はいはい。って、勝手に、僕が、全部を見てるもんだから、偉そうに、高を括(くく)ってしまってたんだけど、今回のこのドラマ、これまでの作品と通じているようで、全然違う!!なんてヘンテコなドラマだこと!!
いつもと全然違う!これまで見たことのない!!=“ヘンテコなドラマ”!!!
いや、“ヘンテコなドラマ”って、なんだかちっとも褒めてない感じに思えますが、僕からすると…「(視聴前)だいたいこういうドラマなんだろうなと高を括る」→「(冒頭の雰囲気を見て)あー、これよこれよ!!東海テレビ×WOWOWの共同製作ドラマつったらこれよ!これですよ!!」→「(序盤まで見て)え?…でも…、なんか、いつもと違くない?」→「(終盤まで見て)やっぱ全然違う!!いつもと全然違う!!」→「(全体の感想)つまり、これは、これまで見たことのないドラマ!!」=「“ヘンテコなドラマ”」ってわけ!!(意味わからん!)
愛すべきキャラ・天草(増田貴久)の仕上がりに乞うご期待
はい。というわけで、結局意味がわからなかったので、どう“ヘンテコ”だったのか、詳しく解説していきましょう。
まず、このドラマ、いわゆる刑事モノ、よくある凸凹コンビ系の、バディと切磋琢磨しながら捜査する推理ドラマなんだけど、主人公のキャラクターが、並外れた推理力を持つ天才刑事・天草那月(増田貴久)と、殺人者が識別できてしまう謎の能力を持つ高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)という設定。
…え?だけど、天才刑事に加えて、殺人者を識別、つまり犯人がわかっちゃう高校生って…うん、それって、つまり、推理にならなくない???いや、普通に、刑事の方の“天才設定”いらなくない???天才刑事なら、普通に事件解決できちゃうだろうから、推理もろくにできないポンコツ刑事の方が、犯人見えちゃう子とバディを組むのであれば、その方がドラマになるんじゃない??と、ド素人の僕はそう思ってしまうのです。
なんだけど、その主人公の、“天才”ってのが、このドラマの独自性をとてつもなく高めているのです。それは、天才・天草を演じるのが、増田貴久…いや、あえて言わせてもらうけど、あのまっすーが、あの、日本国民の幼馴染みである(!?)まっすーが、“天才”を演じることで、なんだか、いつもの“天才”と、一味も二味も違う、今まで見たことのない=ヘンテコなキャラクターへ仕上げてくれているのです。
というのも、この天草というキャラクター、天才だし、イケメンだし、帰国子女だし…を、自ら、臆することなく、率先して、主張するタイプの人間…つまり、ナルシスト…いや、前髪を大胆にかき上げながらの決めゼリフ、「証明できたよ!君が視(み)たもの☆」とか言っちゃう主人公は、尋常じゃないナルシスト!!でしかないんだけど、いや、もうナルシストどころじゃない、“ウザイ男”でしかないんだけど(おい!)、なぜでしょう?まっすーが演じることで、ナルシストなうえに、多少の“ウザさ”も醸(かも)しているはずなのに、不思議と個性が勝ってしまう。ナルシストやウザさを、やさしく包み込んでしまう、“愛すべきキャラクター”に仕上げてくれちゃっているのです。
で、実際問題、第1話を見た感じだと、主人公はそこまで天才である必然性はないんだけれど(とはいえ正確にいうと、バディの四鬼くんは犯人は見えても立証はできないから…高校生だし、“天才的な頭脳”は必要ではあるんだけど)、この、天草を演じるまっすーは天才でなければならない、そうでなければちっとも面白くない、そうでなければどっかで見たことがある=ヘンテコじゃないドラマ、それはつまり、普通のドラマになってしまうのです。
そんなドラマ、そんなまっすー、見たくないじゃないですか??ねぇ?(誰に?)この、なんとも形容しがたい、まっすーによるまっすーにしかできない、天才ナルシスト(ちょいウザめ)だけど、愛すべきキャラ・天草が、一体どんな仕上がりなのか!?乞うご期待!!
四鬼くん(浮所飛貴)の特殊能力を、さもありなんと受け止められてしまう不思議
で、その、バディの四鬼くんもヘンテコなんですよ。序盤、四鬼くんは高校生だってのに、宅配のバイトをする苦労人描写があるんだけど、よくよく見ていくと、実は、とてつもないお屋敷に住んでいて、家政婦さん(竹原芳子)までいて、いい感じの朝食も作ってもらっていて、道場なんかもなぜかあったりやんやで、極めつけは、自宅の風呂が“岩風呂”!!(源泉かけ流しだと思いたい)というヘンテコ具合。
だからなのか、なんなのか、殺人者を識別できてしまうという特殊能力をも、ファンタジーとしてではなく、さもありなん=自宅の風呂が岩風呂だしね…と、なんでか受け止められてしまう不思議。いや、その能力のウラには(なんならバイトしてるそのウラにも)、ちゃんとしたドラマが隠されてはいるんだけど、それよりなにより、四鬼家の造形がヘンテコ=面白すぎて…。
で、その四鬼くんってキャラを、ひたむきでピュアで天然なとこもある…んだけど、どこかに“陰”を感じてしまう(←僕の勝手なイメージ)浮所くんが演じてるってのが、とってもぴったりなのです。
しかも、ドラマの縦軸として、“能力”を背負ってしまった苦悩もディープに描かれていきそうなので、その辺のストーリーも楽しみです。
で、今さらですが、そんな二人が繰り広げる、今回の第1話はというと…。とある資産家が何者かに殺害され、その容疑者として動機が明確な3人の息子たちが浮上するんだけど、その3人にはいずれも完璧なアリバイがある…とはいえ、四鬼くんには犯人が誰だか見えちゃってて、それを天草の頭脳によって確証に近づけていく!!というお話。
つまりは、“犯人が見えちゃってる”ことをどう表現するのか?エンタテインメントしてどう視聴者を引きつけるのか?そして、天才ナルシスト・天草の頭脳でもって、最初から見えていた結論をどう立証へと導いていくのか?王道中の王道といっていい、“アリバイ崩し”の物語なはずなのに、設定やキャラクターがこんなにも特殊=ヘンテコだと、こんなにも見たことないドラマに仕上がっちゃうの??という驚きに満ちた初回!とにもかくにも、物語もキャラクターも、どちらもお見逃しなく!!
…あ、あとそうだ。今作は、東海テレビ×WOWOW共同製作ドラマ第4弾で、Season1を地上波で、Season2をWOWOWで放送するわけなんですが…。これまでの3作ってのが、それがまた、終わり方が絶妙なんですよ。Season1だけでもちゃんと終わるし、Season2も気になった方は、見てね?…見てほしいな?…みたいな、決してゴリ押ししてこない、やさしさ?まで感じられる、そのさじ加減が絶妙なのです。
だから「え!?そんなとこで終わんの!!!」みたいな、視聴者を困惑させる終わり方は、絶対にございませんので、どうか、どうか、安心して、楽しんでください!!って、このドラマがいつも通りそうなのか…僕、全部見てないからわかってないんだけれど、その責任は東海テレビさんがとりますので!!(たぶん)、安心して!ご鑑賞ください!
香取慎吾 これまで会ったなかで一番のイケメンは?“スターの卵”からの質問に「内面のイケメンで言うなら僕」とニヤリ
2024年11月24日 |
21:25
“ジュノンボーイ”グランプリは2年越しのチャレンジ、15歳の佐藤倖斗さんに決定!ゲスト審査員の香取慎吾は「ここからが始まり」とエール
2024年11月24日 |
20:21
Travis Japan 川島如恵留「一番ほしかった言葉」加藤シゲアキからの初著書への帯文に歓喜!”次回作”の構想も
2024年11月22日 |
22:00
「わんこになりたいです」佐々木希 猫耳で姿で15歳愛犬と仲良しショット ハグ&キスに「可愛い癒やされる」の声
2024年11月22日 |
21:58
「真顔クセになる」志田未来 輝くイルミネーションを前に“なんとも言えない表情” 「もう放ってはおけない」と反響
2024年11月22日 |
21:16
【先行カット】志田音々(26)眩しい白ビキニ&大人の色香漂うランジェリー姿披露 3rd写真集は異例の2冊同時発売!
2024年11月22日 |
20:31