上島光、夫・竜兵さんに「好きだった。いなくなって本当に寂しい」生前の素顔も明かす

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ダチョウ俱楽部の上島竜兵さんの妻・上島光（芸名：広川ひかる）さんによる書き下ろしエッセイ「竜ちゃんのばかやろう」（KADOKAWA）の出版記念メディア向け発表会が8月10日に行われ、光さんが胸中を語りました。 

＜上島光、夫・竜兵さんに「なぜいなくなっちゃったんだ、ばかやろう」＞

竜兵さんは、2022年5月11日に61歳で急逝。

光さんは、結婚前後の竜兵さんの印象を明かしました。

「おとなしい人で、普段は物静かなところが好きでした。お付き合いするなかで『結婚して』って、ずっと言われていて。毎日のように言われるうちに『私はこの人と結婚するんだな』って洗脳されました。でも結婚してみたら、まったく家に帰ってこなくて、洗脳が解けたんですけれど（笑）」

竜兵さんは、日頃から光さんに「大好き」と伝えていたそうですが、恥ずかしがりやの光さんは流していたのだとか。

「改めてよく考えたら、私は自分勝手な人（竜兵さん）にずっとついてきたんですから、好きだったんだなって思います。いなくなって本当に寂しいです」とコメント。

そして、ダチョウ倶楽部の肥後克弘さん、寺門ジモンさんに対して「これまで一緒にがんばって支えてくれて、本当にありがとうございます」と述べました。

竜兵会のメンバーなど、多くの芸人仲間にも「ありがとうございますと伝えたいです。今でも話題にしてくださることが、本当にありがたい」と感謝のコメント。

本書の帯には、竜兵さんと親交の深かった出川哲朗さんから「竜さん！生きてこそ！」というメッセージが書かれており、光さんは「私もそう思います。生きていたら、つらいこともありますが、もっといろいろなことを2人で経験したかった」と話しました。

そんな光さんは、一番好きな竜兵さんのギャグに「ケンカしてチュウ」を挙げ、取材陣から夫婦間でもしたかと聞かれると、「してきそうになると、手をバシンと叩きました」と笑いました。

また、竜兵さんと言えば“熱湯風呂”も有名。

光さんは「本当に、熱いお湯に入るのが好きな人で、私はぬる湯が好きなので、うっかり竜ちゃんの温度設定のお風呂に入って『熱い、熱い！』となることが、しょっちゅう。仕事熱心なのも大概にしてくれ！」と、竜兵さんに“恨み節”。

さらに「おでんは大好物でしたが、外だと、店員さんやお客さまの目が気になって食べられないので、我慢していました。卵も吹き出すのではなく、ちゃんと食べたかったみたいで、家ではよく作っていました」と、素顔を明かしました。

そして最後に「芸人・上島竜兵を、どうぞ忘れないでください」と呼びかけました。