吉岡里帆さんと永山瑛太さんが、初共演を果たします。
カンテレ・フジテレビ系火曜23時のドラマ枠「火ドラ★イレブン」で、10月10日より、『時をかけるな、恋人たち』が放送されます。
吉岡里帆さん主演、恋の相手役を、永山瑛太さんが務めます。吉岡さんのカンテレ・フジテレビ系連続ドラマでの主演は、『健康で文化的な最低限度の生活』(2018年)以来、二度目のこと。吉岡さんと永山さんは、今回がドラマ初共演となります。
タイムパトロールのお仕事モノ×時空を超えたラブストーリー
吉岡さんが演じるのは、令和の時代を生きる主人公・常盤廻(ときわ・めぐ)。
広告代理店でアートディレクターとして働き、後輩から慕われ、仕事では“辻褄(つじつま)合わせ”が大得意。でも、恋となると、いつもあらゆる“一線”を超えられず、人知れずヤケ酒で涙することも。
「恋に落ちたい…」。そんな廻が、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(いうら・かける/永山瑛太)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。
歴史を変える恐れがあるため、違法トラベルは重大な罪。それでも、恋の事情を抱えて、時空を超えて、時をかけてでも、未来から令和の時代にやってきて“恋に生きようとする恋人たち”に心動かされ、時には辻褄を合わせて、彼らの悲恋を実らせていきます。
気づけば、そんな廻を待ち受けていたのは、翔との“恋の超展開”!
しかし、二人の運命はそれだけに収まらなかった…!?実は、かつて廻と翔は、時をかけて恋に落ちた、恋人同士だったのです。
タイムパトロールで、23世紀の未来から来ていた翔と、大学時代の廻は出会っていました。しかし、二人の恋は許されない運命…タイムトラベル取り締まりのルールに従って、廻はその記憶を消されていたのです。
思いを募らせ、時を超えて、未来から再び会いに来た翔と、まったく覚えていない廻。廻は、いつも後回しにしてきた自分の恋を今度こそ叶えるため、時をかけて、人生の恋の辻褄合わせに奮闘することに。
「現代人・廻」と「未来人・翔」の時を超えたロミオとジュリエットばりの禁断の物語が、今、始まります――。
ヨーロッパ企画・上田誠&映像ディレクター・山岸聖太が参加!
今作は、“タイムパトロールのお仕事モノ”ד時空を超えたラブストーリー”を、吉岡里帆さん×永山瑛太さんの超豪華キャストに加え、時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠さんのオリジナル脚本、そして、監督をつとめる、数多くのアーティストのMVをはじめ、映画やドラマを手がける映像ディレクター・山岸聖太さんとのタッグで届けます。
「あのとき、あの選択をしていたら…」など、“過去”や“あり得たかもしれない未来”に思いを馳せた経験は、多くの人がしてきたはず。
このドラマでは、今までたくさんのことをあきらめてきた主人公が、たとえどうにもならないしがらみがあったとしても、もう恋も仕事もあきらめたくないという素直な気持ちに向き合って、一歩を踏み出す姿を描きます。
主人公をめぐる恋の行方や、1話完結で、時間ものならではの華麗なる伏線回収。現代人と未来人のコミカルなやりとりなど、見どころ盛りだくさん。
タイムトラベルと恋をかけ合わせた、“今”を大切にしたくなる新感覚のSFラブコメディが誕生します。
火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』は、10月10日(火)スタート!毎週火曜23時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。
<吉岡里帆 コメント>
――本作への意気込み聞かせてください。
カンテレさんで主演をさせていただくのは久しぶりですが、当時からお世話になっていた方と、また一緒にタッグを組めるのがうれしいです。
今作は、タイムトラベルもので、ジャンルとしてはSFなのですが、すごく人間味があるドラマで、あったかい話だったり、切ない話だったり、それぞれの恋模様が見ごたえのあるエピソードばかりです。
上田誠さんの脚本で、山岸聖太さんの演出ということで、念願の方々とお仕事ができるのが、とてもうれしいです。
共演する瑛太さんはじめ、キャストのみなさんが本当に魅力的な方の座組なので、楽しみで仕方ないです。
――吉岡さん演じる、常盤廻(ときわ・めぐ)はどんな役柄ですか?
廻は、普段デザインの仕事をしていて、クライアントからの要望や現場で起きる問題を、誠実に解決していく人です。
そんな彼女が得意な“辻褄合わせ”の能力が、タイムパトロールのお仕事に思わぬ形で活かされていくっていう。未来人との恋だったりとか、タイムトラベルだったりとか、初めてづくしのことに右往左往しながら、面白い化学反応が起きていくような…そういうキャラクターです。
――吉岡さんご自身と似ている点はありますか?
真面目で、困っている人をほっとけない感覚は、台本を読んでいて、わかるなと思って。面白いキャラクターの方ばかり登場するドラマですが、そういう人たちに、振り回されるというか、一つひとつの出来事に何度も驚かされる感じが、演じていてすごく理解もできるし楽しいです!
――廻を演じるうえで特に心がけていることや意識していることは?
基本、受けのお芝居で、ツッコミ担当なので、みなさんの動きやセリフ、言動を細かいところまで見逃さないように気をつけています。
共演者のみなさんが、お芝居モンスターみたいな方たちばかり出られているので、現場で炸裂する面白をできる限り、すべて拾っていきたいなと思って。
レシーバーとして、私は頑張っています(笑)。
――脚本を読んだ印象は?
ずっとSFを書き続けていらっしゃる上田誠さんの最高傑作になるんじゃないかなって思うぐらい、第1話から最終話まで通して、ドラマでしかできないような伏線回収をはじめ、それぞれのキャラクターの個性も強くて、ちょっとした言葉遊びみたいなのもずっと繰り広げられているので、ドラマとしての魅力が詰まっている台本だなと思います。
どのシーンも工夫がいっぱい凝らされている台本で、上田さんの渾身の作品というのが伝わってきました。
――吉岡さんは、上田さんのヨーロッパ企画が昔から好きだそうですね。
京都出身なので、ヨーロッパ企画さんってやっぱりスターっていうか。いつか一緒にお仕事したいなってずっと思っていたので、今回、念願叶ってうれしいですし、10代の時の私が知ったら驚くと思います。
「ヨーロッパ企画の上田さんが書いた作品を、あなたは主演で演じるよ」って…あっ! 今、まさに時をかけたいですね! 昔の自分に会いに行って教えてあげたいです。
――10代の時にヨーロッパ企画に参加したいと思ったのですか?
そうなんです。京都の小劇場の客演をしていた時期に、ヨーロッパ企画に入れないかなと思って、直接連絡したことあったんです。でも、劇団員さんの募集はされてなくて、断念しました。だから巡りあわせで、こうやって、あの時は叶わなかった夢が実現することをうれしく思います。
――セットもすごくステキですね。
本当に。映像もきれいですし、見ていてワクワクするような撮り方の連続だし、セットの作り込みとか衣装の気合の入り方とか、すべての部署が最大限に能力を発揮して、お互い楽しみながら、大人が真剣にSFコメディを作るとこういうことになるぞっていう、新鮮で斬新な作品が生まれると思うので、ぜひ、楽しみに待っていただきたいです!
――永山瑛太さんとはドラマ初共演。いかがですか?
いや~楽しいですね。瑛太さんの演じる翔は未来人なので、予測不能な言動一つとっても、すべてが瑛太さんだからでこその、魅力と個性があって。
毎回、翔の不思議な魅力に翻弄されながら、でも現代人の廻もまっすぐに気持ちをぶつけていきながら、現代人と未来人の恋がどうなっていくのか?を、コミカルに、一緒にアイデアを出しながら演じています。とても楽しい現場ですね。
――最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
これまでにないような新しいSFラブストーリーが生まれているように感じています。コメディで笑いの要素も多いのに、最後はジーンとしたり、ちょっと恋してみようかなって一歩を踏み出せたりするような、そういうパワーのある作品です。
何より、キャラクターそれぞれがとってもチャーミングなので、火曜23時、一週間が始まって、まだ先長いな…っていう夜ですが、このドラマがちょっとした癒しになれるよう頑張りますので、ぜひ見ていただきたいです!
<永山瑛太 コメント>
――永山瑛太さん演じる、井浦翔(いうら・かける)はどのような役柄ですか?
ピュアで不気味な公人として、恋を優先するタイムパトローラーです。
――今回オファーを受けたときは、どう思いましたか?
上田誠さんの脚本と吉岡里帆さんと監督の山岸さんで、何かミラクルが起こるのではないかと。そして、新しいことにチャレンジしたいと思いました。
監督から「浮ついた、地に足のついていない感じでやってほしい」という言葉をいただいて、考えてやることよりも感覚で演じている部分もあります。
――脚本を読んだ印象は?
「サマータイムマシン・ブルース」という映画を一緒にやらせていただいたので、上田さんの世界観はもちろん知っていました。
タイムトラベルものとして、すごく難解な部分もあるんですけど、「辻褄を合わせる」ことが大事なドラマになってくるので、ワンシーンでも、ある一挙手一投足が、後々の辻褄合わせにとって、大事な意味があり、シンプルに楽しんで演じていい部分と、ちゃんと監督と吉岡さんとディスカッションしながら進めて行く部分とをつかんで演じていければと思っています。
――「タイムパトロールのお仕事もの」×「時空を超えたラブストーリー」についてはいかがですか?
吉岡里帆さんとだから、なんか大丈夫っていうか、安心しています(笑)。吉岡さんとなら、タイムパトロールもののラブコメというジャンルにあてはまらない、新しい作品ができるな、と。
あまり深いことを考えないでほしいみたいなニュアンスを、監督もおっしゃっていたので、ライトに演じられたらいいなと思っています。
――吉岡里帆さんの印象を教えてください。
可愛くて健気で、聡明さのある、非の打ちどころがない人ですね。そして、周囲の人にポジティブなものを与えてくれる。
まだ撮影序盤ですが、なんかお姉ちゃんのような、包容力を感じていて、どこか精神的に甘えている部分もあります。
撮影していても、吉岡さんがちゃんとしっかりと受けてくれるので、僕はある意味、芝居での冒険ができるというか、遊びが生まれてくる。
つけ加えるなら、もちろん僕は10個も年上ですし、男として守ってあげたいっていう気持ちもあるんですが、不思議な感覚がありまして、もうちょっとあの時話しかけられたなとか、芝居の邪魔をしていないか、帰り道に吉岡里帆さんとの距離感について反省しています(笑)。
――上田誠さんは、永山さんの映画初主演作の脚本も担当。今回改めて一緒にドラマを作り上げることになります。
打ち合わせでお会いできて、すごく光栄でしたし、自分が俳優を始めて、初主演で上田さんの世界観に触れることができて、そこから18年ぶりに、また上田さんの世界観の中にいると、設定は全然違うのに、感覚的に思い出すところがあって。
時空を超えて後々、辻褄合わせをする、ミッションコンプリートしたときのお芝居っていうか、なんか自分の体の中に上田さんの世界観があって。それが、今、また蘇ってきていて、すごく感慨深いものがありますね。
――「サマータイムマシン・ブルース」も今回のドラマもSFものですが、やっぱり全然違いますか?
SF系の話ですけど、全然違いますね。今回、タイムパトロールっていう公人としての孤独感みたいなものが、どこかにあるんですよ。翔として、一人でつくっていって、思いだけで進んでいっている部分があるから。今回、結構孤独を感じますね(笑)。
でも、吉岡さんが本当にしっかり受け止めてくれるので、のびのびと演じさせてもらっています。上田さんの世界観に触れられて、またとても良い時間を過ごさせていただいてます。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
プロデューサーが「恋をするエネルギーに勝るものはない」と。恋をするエネルギーで生きている登場人物を見ていただいて、みなさんに元気をお届けして、少しでも楽しい時間を過ごしていただけたらうれしいですし、SFものとしても、1話ごとに引っかかるところが少しずつ回収されていって、霧のようなものが少しずつ晴れていく。
まずは、第1話から最終回まで楽しく見ていただけたらうれしいですね!
<上田誠 コメント>
夢かなと思いました。タイムパトロール・ラブコメディ。長い間やりたかったことが連続ドラマで、しかも理想をはるかに超えた形で叶いました。
吉岡里帆さんは、この特殊な企画に全身で乗ってくださり最高で、キャラクターについて、時のかけかたについて何度も会話を重ねました。
永山瑛太さんとは映画「サマータイムマシン・ブルース」以来のご一緒です。時の重なりに胸が熱く、未来人についての胸躍るアイデアを山ほどくださいました。
監督は、山岸聖太さんに何が何でもお願いしたかったんでした。レトロフューチャーめいたSFな風景やガジェットを、時間を巡るエモーションを、一切の妥協なくチャーミングに映像にしてくださいました。
プロデューサー岡光さんと白石さんの尽力と奔走は、時をかけて宇宙の秩序を守るタイムパトロールみたいでした。恋はときに因果をこえます。週に一度30分、ありえない密度の物語を駆け抜けます。
<岡光寛子(プロデューサー/カンテレ)コメント>
宇宙の秩序や規範を守るタイムパトロールと、個人的な得手勝手な感情で周りを顧みない恋愛。相反する2つをかけ合わせたとき、何が起こるのか…。
敬愛するヨーロッパ企画・上田誠さんとの雑談から始まったオリジナルのタイムパトロール・ラブコメディが、吉岡里帆さん、永山瑛太さんをはじめとする素晴らしい出演者のみなさんに参加していただき、こうして形となってお届けできることに、この上ない喜びを感じております。
いつも何が起こるかわからない現場は、ドキドキワクワクの連続。正解のないSFは、未知との戦いですが、キャストとスタッフがアイデアを出し合い、大真面目にふざけながら、感情はリアルに…これまで見たことのない遊び心あふれるドラマにすべく、心を込めて制作しています。
恋愛がもたらすエネルギーの強さを、突破するパワーを、このドラマから放出できたらうれしいです。
<番組概要>
火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』
放送日時:10月10日(火)スタート!毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系
出演:吉岡里帆、永山瑛太 ほか
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:王舟
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
監督:山岸聖太
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ
(敬称略)
<試写室>『バントマン』藤堂さん(平原テツ)は“良いところ”がない!のが良いところ!!!これぞ本作の愛すべきアイデンティティ
2024年11月23日 |
07:00
【毎週更新】松本若菜主演!木10ドラマ『わたしの宝物』あらすじ完全版まとめ
2024年11月21日 |
23:19
「栞の父親は誰?」宏樹(田中圭)の問いに答えられない美羽(松本若菜)が隠し持つ“覚悟”<『わたしの宝物』第6話完全版>
2024年11月21日 |
23:00
「まじくそ!」「お前のせい」美羽(松本若菜)らをかき乱す真琴(恒松祐里)にSNS絶叫『わたしの宝物』
2024年11月21日 |
22:56
家を追い出された美羽(松本若菜)一方、宏樹(田中圭)は仕事を通し冬月(深澤辰哉)の人柄を知っていく『わたしの宝物』第7話予告
2024年11月21日 |
22:54
【毎週更新】反町隆史&杉野遥亮W主演!火9ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』あらすじ完全版まとめ
2024年11月21日 |
19:00