＜試写室＞今週のあんな天草こんな天草…キモい天草までもが推理の伏線に関わってくるという用意周到！

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僕とまっすーの思い出…（急に）。

あれは、17年前（そんな前！）の夏ドラマ『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』（榮倉奈々さん主演／フジテレビ）のこと。このドラマが僕は大好き！ってのはもちろんなんですが、なかでも、まっすー演じる“鈴木カルロス三郎太”というキャラクターがすこぶる好きで（名前もキャラもキャッチー過ぎる！）、まっすー＝カルロス三郎太という認識がずっとあり、僕の人生で2度出会ったリアルNEWSファンの方には、ファンと判明した次の瞬間、「鈴木カルロス三郎太だよね！☆」と、脈略関係なしの合言葉を投げかけ、「なんで知ってるんですかぁ～♡！！」ってなった瞬間ニヤける（＝こやつ、知っとるな…本物やな…）と、謎に勝手に、“カルロス三郎太”をまっすーの踏み絵代わりにしておりました…。

また、『ダンドリ。』のセカンドPの方へインタビューをした際も、取材対象ドラマの質問項目が終わった瞬間、“カルロス三郎太”で興奮してしまい、苦笑された思い出もあります…（カルロス三郎太の御礼を言いたかったんだよね…）。

っというわけで、今週のまっすー演じる天草は？（切り替え早っ）

・大好きな女流棋士・将子サマ（真飛聖）の対局を、四鬼くん（浮所飛貴）連れて見に行く天草

・ポスターなのに将子サマとのツーショット（ポスター）を四鬼くんに撮らせる天草

・その後、偶然リアル将子サマに遭遇し、リアルツーショットを四鬼くんに撮らせて興奮する天草

・出会いがしら将子サマの髪型を褒め出し、ちょっとキモい天草

・対局の観戦会場でやっぱり静かにできない天草（2話連続、2回目）

・対局終了後、私服の将子サマに遭遇し、またしても褒め出してやっぱりキモい天草

・目の前でギャン泣きしてる人がいるのに、ガン無視する天草

鼻息荒い天草、めんどくさい天草、キモい天草、静かにできない天草、やっぱりキモい天草、ガン無視する天草…今週も、あんな天草こんな天草…つまり…天草、最高です！！！

で、今回の『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』のお話はというと…。天草と四鬼くんが、天草が推す“女帝”棋士・藤堂将子（真飛聖）と、プロに最も近いとされる気鋭の棋士・高城歩（佐々木春香）との女流棋士戦へ訪れるんだけど、その対局後、高城が“散歩へ行く”という写真をSNSに投稿したのち、夜の公園で遺体となって発見される…というストーリー。

で、そこから当然、誰が殺したのか？という犯人捜しが、天草＆四鬼くんとともに繰り広げられるわけだけど、さすがの第3話、今回は少し趣向を変えてきます。

これまでは、四鬼くんが持ってる、殺人を犯した人物が“視えてしまう”（黒いモヤがかかって見える）特性を、あえて見せたり見せなかったりしちゃうという“不親切設計”でもって視聴者をヤキモキさせて、スリリングな物語運びを展開させてきたわけですが、今回は“視える（／視えてない）”ことをちゃんと天草にも視聴者にも伝えたうえで、だからこそほんとに「マジで、犯人誰なの？」って、要素を加えた展開にしてくるのです。

しかも、今回の登場人物はというと、女流棋士二人に、将子サマのマネジャー（優希美青）、殺害された女流棋士の熱狂的ファン（坪倉由幸）というたった4人で構成される超シンプルだからこその「マジで、犯人誰なの？」感。最後の最後まで読めません。

まさか、四鬼くんの“視える／視えない”のギミックが加わることでこんなにも複雑に、奥深い推理ドラマになるなんて…。

で、今回は、どいつもこいつも“なんでそんなことするの！？”の連続で（SNSに散歩の様子をあげたり等々）、嫌な予感しかしない…どれもこれも伏線に違いない…だって、行動が、おかしいもん！！…って、こっちも刑事ぶって、目を光らせて見ちゃうわけだけど、そんななか、まさかまさか、今週の“あんな天草こんな天草”内の、“キモい天草”までもが、推理の伏線に関わってくるという用意周到！！

あぁ、でもダメダメ！！あんまり言っちゃうとネタバレになっちゃう！！とにかくとにかく、今週も、絶対、見逃せませんよ！！