ナインティナイン(岡村隆史さん、矢部浩之さん)が、新たに始まる音楽番組への意気込みを語りました。
ナインティナインが司会を務める『週刊ナイナイミュージック』が、10月11日(水) 23時より放送開始されます。
この番組は、“架空の音楽雑誌”がコンセプトの音楽情報バラエティ。
矢部さんが編集長、岡村さんが記者を務める「週刊ナイナイミュージック」編集部から最新の音楽情報、アーティスト情報だけでなく、さまざまなエンターテインメントをめぐるトレンドや知られざる音楽業界のウラ側密着などを、1冊の音楽雑誌を読んでいるかのような多彩な切り口で紹介します。
フジテレビュー!!では、番組収録後のナインティナインにインタビュー。オファーを受けた際の心境や、今後共演してみたいアーティストなどを聞きました。
<ナインティナイン コメント>
――収録を終えた感想は?
矢部:最近の曲は本当に知らないんです。いまのところ何本か収録をさせていただきましたが、若いアーティストの方との接点はあまりないので、それが新鮮で自由に楽しくやらせていただいています。
岡村:音楽を聴くことも環境が変わってきて、(子どもが生まれ)『チャギントン』が家で流れるようになる中、アーティストの方と出会って、その方たちの曲を聴けることは、うれしいです。
矢部:アーティストの方とのフリートークは、縛られていなくて、自分たちは好きなことを自由に話せています。アーティストの方がどういう風に思っているかはわかりませんが(笑)。
収録中は、最近の言葉とかを、“抜粋ちゃん”(天の声)が教えてくれるんです。それは助かりますね。
岡村:アーティストのファンの人たちのことを(BTSでは)“ARMY(アーミー)”と言ったり。“ファン”とひとくくりで今は言わないらしいんです。
矢部:推し活とかが進んでいるそうですが、情報に追い付いていないので、「“推し”とは何か」とか、“抜粋ちゃん”が教えてくれるんです。勉強になります。
――番組のオファーを受けた際の心境は?
矢部:(オファーが来て)マネージャーに「なんで?」と言いました(笑)。
岡村:我々の世代は、フジテレビさんで言うと『夜のヒットスタジオ』があって、かじりついてテレビを見ていたんです。
自分らが楽しみにしていた音楽番組のように、この番組も出来たらと思っています。
矢部:小さい頃に見ていた音楽番組は、「芸能界って華やか」という印象でしたね。
岡村:(自分たちの番組では)アーティストの方に楽しんでいただき、歌っていただける場になれば、と。
矢部:新しい形ができればうれしいですよね。
――共演してみたいアーティストはいますか?
矢部:やっぱり小さい頃からサザンオールスターズが大好きなので…。
ちょっと緊張しますよね。もし出演していただけるとしたら、聞きたいことを全部聞こうと思っています。
岡村:矢沢(永吉)さんにお話を聞いてみたいです。
実は、一度焼肉屋さんでご一緒したことがあるそうなんですが、そのとき矢沢さんがオーラを切っていたので、気づかなかったんです。
矢沢さんがお帰りになってから、「あそこで帽子を被っていた人が、矢沢さんだったんだよ」だと聞いたんです。
なので、矢沢さんが座っていた席に移動して、焼肉を食べさせていただきました。
――「最近の曲は聴かない」とのことですが、知らないアーティストの方が出演される際は、事前に調べたりしますか?
矢部:打ち合わせの前に、自分はネットで失礼のないように最低限調べて、(それでも)本番は知らないふりしています(笑)。
岡村:これは私も一緒で、ネットでしっかり人物や人となりを調べて、サブスクの音楽配信サービスに登録しましたので、楽屋にスピーカーを持ちこんで、ずっとゲストの方の音楽を流しています。
楽屋にスピーカーを持ち込んでメイクするやつとか、「うるさいな~」と思って、大嫌いだったんですけど、(今は自分も)普通に聴いて本番に臨んでいます(笑)。
――コンビでの冠番組は、久しぶりだと思いますが、緊張はありますか?
矢部:自分が音楽番組で進行をすると思ったのですが、役割が逆なんですよ(笑)。岡村さんが進行役なので、それが新鮮です。「(岡村さんが)ちょっと緊張しているな」と思います。
岡村:番組を進めていくときに、「カメラ見るんですっけ?どこ見るんですっけ?」となってしまいまして。
矢部:すごいな…芸歴30年オーバーのタレントの悩みちゃうで。
岡村:収録中に、目線がパニックになって。1回目の収録が終わった時に、スタッフさんに「どこ見たらいいんですかね?」と確認させていただきました。不安ですよ。
でも、僕も遅咲きですけど、マスターオブセレモニー(MC)としての進行を評価していってもらいたい。この番組を通じて、「あっ、岡村は司会も出来るんだ」というようなね。
矢部:ちょっと遅いスタートですね。(岡村さんは)53歳ですもんね。
岡村:今まで、そういう役回りがこなかったものですから。
皆さん、『めちゃイケ』には台本があると言うんですけど、大体は「岡村、にぎやかし」くらいしか書いてなかったものですから。
この番組から、いろいろとつながってね…「好きな司会者ランキング」とか。
矢部:今から?
岡村:特番などで、MCはやらせていただいていますが、司会者として思われていないんで、「あれ?岡村、意外と司会者もできるんじゃないか」というところも見せていきたい。
矢部:『めちゃイケ』とこの番組から提供されるお弁当が違います。ちょっとオシャレなんです(笑)。さすが音楽番組、ジャージャー麺とかあるんですよ。
岡村:ジャージャー麺なんて発想は『めちゃイケ』にはないんです。ドリンクの数も、アーティストさんの喉のためなのか、水とお茶と、いろいろとあるんです。
矢部:そう!しかも、サイズがしっかりとミニサイズなんですよ。気づかいですね。
――ナイナイだからこそ出来るアーティストとのは絡みありますか?
矢部:本来こっちがアーティストの方に合わせなければいけないんです。でも、まだ収録は数回しかやっていませんが、アーティストの方が合わせてくれているのを感じています。
若いアーティストの方が、僕たちをおじさんと認識している感じです。でも、その感じが面白くなればとも思っています。
音楽番組では、ボーカルの人が中心に話したりすることが多いと思いますが、他の楽器を担当する方々の、新しい一面を出せたらとも思っています。
岡村:司会者として、(バンドが)3人いるなら、3人にしっかりと均等に話を振ることを心掛けてね。「好きな司会者ランキング」がかかっていますから。
矢部:みんなに話を聞いてあげるのは素晴らしいことだと思いますが、Mrs. GREEN APPLEさんがゲストに出る回がありまして、(岡村さんが)仲違いさせようとするんですよ。
「ケンカするの?」と聞いて「仲いいです」と答えているのに「いや、本当はあるでしょ?」と食い下がって。
岡村:いや、僕の肌感だったんですけど、「粘ったら出るぞ!」と思って。
矢部:それで、無理やり話を合わせてくれたんですよ。
岡村:今の音楽番組は、「しっかりと音楽を聴いてください」というスタンスが多くて。
僕たちはトークで、「この人こんなおしゃべりするんやな」みたいな関わり方をして、そこから曲を聴いて好きになってもらえたらと思っています。
――ナインティナイン主催の「オールナイトニッポン歌謡祭」というイベントがありますが、番組とのコラボはありますか?
岡村:そもそも「オールナイトニッポン歌謡祭」は、『FNS歌謡祭』をパクらせてもらったものなんです。
今、「オールナイトニッポン歌謡祭」は、僕たちのカラオケ大会みたいになっちゃっているので、この番組で仲良くなったアーティストの方に出演してもらって、野外ライブと出来たらいいですね。
矢部:そうなったら、我々はもういらないですね(笑)。
岡村:『めちゃ×2イケてるッ!』を放送している時は、「お台場冒険王」でいろいろとやらせてもらっていたんです。
なので、この番組でもそこで音楽ステージとかできたらいいですね。
(お台場で開催する野外音楽フェス)「ウルトラジャパン(ULTRA JAPAN)」の会場でやってやろうかな、と。それくらい大きくなったらうれしいです。
矢部:チャンスですよね。仲良くなって「オールナイトニッポン歌謡祭」に出ていただけたら。
アーティストの方との連絡先の交換って、ないですもんね。バラエティ番組では、俳優さんやアイドルの方が出演するので、あるんですけど…。
岡村:いいんですかね?アーティストさんとLINE交換しても。よう言わないですもん「連絡先交換しましょう」って。
矢部:本番中に言うしかないんちゃう。
岡村:「写真をInstagramに載せてもいいですか?」ってよう言わんもん。みんなどうやって写真撮ってるのか…言い出しづらいですよね。
まだ、出演していただいたアーティストの方とは、連絡先を交換できてないです。ちょっと残念です。
収録後に「今日はありがとうございました」とか、LINEでやり取りしたいですね。今のところ「オールナイトニッポン歌謡祭」に向けての収穫はゼロですね。
<岡村隆史 初の矢部浩之との“ナイナイ歌謡祭”に喜び「『POISON』を歌うのは6回目」>
――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
矢部:(番組に出演する)アーティストのファンの方も、そうでない方も、夜に力を抜いて見れる音楽番組になればと思っています。ぜひ、ご覧ください。
岡村:改めて、音楽っていいなと思ってもらえるような…。
矢部:ミュージシャン目線?今の言葉はアーティストやで(笑)。
岡村:今、浅いこと言いましたかね?音楽の邪魔をせず、世界観もつぶさずに、番組を見たら面白かった、と。
(この番組は)音楽バラエティだと思っていますので、見て、聴いていただけたらと思います。今のところ圏外だと思いますので、「好きな司会者ランキング」に載りたいです。
写真:(C)フジテレビ
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