大沢たかお「あんまり楽しくなかった」 観客からの質問に苦笑
大沢たかおさんが主演を務める映画「沈黙の艦隊」の大ヒット舞台挨拶が、10月3日に行われ、大沢さん、吉野耕平監督が登壇しました。
この作品は、かわぐちかいじさんによる同名漫画が原作。核ミサイルを積載した日本初の原子力潜水艦「シーバット」を巡るアクション・ポリティカル・エンターテインメント。
TOHOシネマズ新宿で行われた本イベント。
幼少期からよく映画を見に訪れていたという大沢さん。
「たくさんの映画をここで見させてもらって、自分の中では自分の家に帰ってきたような感じがして、客席じゃなくてステージ側にいることがすごく不思議に思っています。今、変な感じですが、すごく幸せでもあります」としみじみと語りました。
見に来たファンから「撮影で楽しかった瞬間」を聞かれると、「あんまり楽しくなかったですね」と苦笑い。
続けて、「(役柄で)孤独を感じるように現場にいましたし、乗組員たちもすごく自分たちの使命をわかって現場に来ている俳優さんたちでした。いつもピリピリしている空気だったので、笑うとかそういう空気よりも、もっとピリッてしている感じだったことを覚えています」と明かしました。
<映画「沈黙の艦隊」作品概要>
ストーリー
日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。艦長の海江田四郎を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。だが実は、乗員は無事生存していた。
事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜〈シーバット〉に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。米艦隊所属となったシーバット、その艦長に任命されたのが海自一の操艦を誇る海江田であった。
ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界へ宣言した――。
やまとを核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図るアメリカ。アメリカより先にやまとを捕獲すべく追いかける、海自ディーゼル艦〈たつなみ〉。
その艦長である深町は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた…。
映画「沈黙の艦隊」は、全国公開中。
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