パリ五輪 マラソン日本代表の座をかけた「MGC」一山麻緒と前田穂南の知られざる思い

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東京五輪代表ランナー2人の知られざる思いに迫ります。

10月15日（日）に開催された、パリ五輪・マラソン日本代表の選考競技会「マラソングランドチャンピオンシップ」（MGC）。

その舞台で戦った2人の東京五輪代表ランナーに迫る、スポーツドキュメンタリー『約束のPARIS 五輪代表を巡る運命の42.195km』（10月22日／カンテレ ※関西ローカル）が放送されます。

ナレーションは、俳優の北浦愛さんが務めます。

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上位2人がパリ五輪代表に内定する今大会。その“一発勝負”で、東京五輪代表の一山麻緒選手と前田穂南選手の明暗は分かれました。

今回のMGCで2位となり、パリ五輪代表に内定した一山選手。東京五輪では、開催中止を叫ぶ声が飛び交うなかで、自身が走る意味を自問自答しながら、日本人最高の8位に入賞しました。

その後、男子マラソンの日本記録保持者・鈴木健吾選手と結婚。一山選手にとって、東京五輪とパリ五輪は、同じオリンピックでも意味合いが違います。

彼女が“PARIS”を目指す理由、そしてMGCに何を思って臨み、なぜパリ五輪代表の座をつかめたかに迫ります。

一方、4年前のMGCで圧勝し、東京五輪代表となった前田選手。五輪の1年延期とコロナ禍が、コンディション調整や精神面に影響し、彼女を苦しめました。

結果、夢見た五輪の舞台では、直前にケガをしたこともあり33位。思い描いていたものとはかけ離れていました。

その後も人生最大の怪我を負い、3ヵ月間まったく走れない日々を過ごすなかで、一時はやめることも考えました。ケガが治っても、コロナ感染による北海道マラソン棄権、厚底シューズに適応できない苦しみ、繰り返す故障など、さまざまな苦難が彼女を襲いました。

それでも今回、前大会王者として笑顔でMGCの舞台に帰ってきました。そこには、誰にも譲れない“PARIS”への、そして走ることへの思いがありましたが…優勝候補とされながらも、結果は7位。

どんな困難からも逃げなかった前田選手の、パリ五輪を諦めない思いと、走ることで取り戻した本当の気持ちに迫ります。

『約束のPARIS 五輪代表を巡る運命の42.195km』（関西ローカル）は、10月22日（日）24時30分より、カンテレで放送されます。

番組HP：https://www.ktv.jp/yakusokunoparis/

カンテレ公式X（旧Twitter）：https://twitter.com/kantele