10月29日（日）、「めざましテレビ30周年フェス」広島公演が開催され、miwaさん、＝LOVE、Liella!が登場し、熱いパフォーマンスで魅せました。

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本イベントは、2024年4月に放送30周年を迎える『めざましテレビ』が、視聴者への感謝を込めて、1年をかけて全国8ヵ所をめぐるフェス。広島公演は横浜、大阪、札幌に続き4ヵ所目となります。　

アーティストのライブはもちろん、番組内で放送中のアニメ「ちいかわ」よりちいかわとハチワレ、そして広島出身の三宅正治フジテレビアナウンサーと、小山内鈴奈フジテレビアナウンサーも参加し、トークやゲーム、食リポ合戦など盛りだくさんだったイベントをレポートします。

フェスのスタートを前に、会場での注意事項を伝えるナレーション、いわゆる「影アナウンス」が流れると、観客のみなさんが反応。

声の主は、＝LOVEの山本杏奈さんとLiella!の岬なこさんと明かされると、「うぉーーー！」と大歓声が巻き起こりました。

オープニングVTRが終わり、三宅アナ、小山内アナ、ちいかわ、ハチワレがステージに登場すると、すでに温まった会場がさらなる熱気に包まれました。

地元出身の三宅アナが「広島はあったかいのぅ〜！三宅正治、帰ってまいりました。ただいまー」と呼びかけると、無数のペンライトとともに「おかえりーー！」の大声援。

三宅アナの「みなさん、ライブを楽しむ準備はできていますかー？まだまだ〜！盛り上がる準備はできていますか〜？」との雄たけびとともに、miwaさんのライブがスタートしました。

miwaさんは、2010年3月に『めざましテレビ』初登場。

「ふたりのサタディ」が2011年10月から『めざましどようび』のテーマソングとなりました。「めざましライブ」には、計9回も参加している、番組ゆかりのアーティストです。

今までのライブ映像やインタビューの模様などを振り返るお宝映像満載のVTRが流れたあと、1曲目は「don’t cry anymore」を。

『泣かないと決めた日』（2010年／フジテレビ）の主題歌として大きな話題になった曲です。

「みなさん、こんにちは、miwaです。めちゃめちゃあったかいですね！『めざましテレビ』が30周年のフェスということで、おめでとうございます！めざましとmiwaの歴史がVTRで流れて、デビューして13年、あんなこともこんなこともあったな、と、ちょっと泣きそうになっちゃいました」と懐かしみました。

続いては「片想い」をしっとりと熱唱。まっすぐな思いをつづったバラードです。

miwaさんは歌い終わると、テンションを上げて「ありがとうございます！ここからは、盛り上がっていきますよ！男子、女子、男子、女子〜」と会場を見渡し、続いてはポップで弾ける夏のラブソング「ミラクル」を披露しました。

サビでは、みんなタオルを振りまわし会場がひとつに。「みなさん、もっともっと一緒に歌って！！！」と声をかけると、「うりゃ！おい！」の大歓声があがり、一緒に「ジャンプするよ！せーの！」で全員が飛び上がりました。

さらにここで、カラフルだったペンライトの色が、赤一色になるという現象が。miwaさんが「なぜ？」と会場に問いかけると、観客たちからは「照明に合わせて赤にした」との声が。みなさんの対応力に感心したmiwaさんでした。

miwaさんは、「みんなの盛り上がりがすごくて感動。普段のライブではペンライトがないので、感動しましたよ！みんなそろっていてありがとうございます！まだまだいきますか！」と「chAngE」を熱唱。

印象的なサビから始まる疾走感溢れるロックチューンに、間奏中も「はい！はい！はい！」と合いの手が入り、「miwa、miwa ―」の大合唱に。

「きっとmiwaのライブは初めましての方がほとんどだと思うのに、こんなに盛り上げてくださりありがとうございます！最後の曲は、コラボしたいと思うんですけど…」と、Liella!のメンバーを呼び込み、会場はうれしいサプライズに大歓声が巻き起こりました。

Liella!には、miwaさんファンが多く、結那さんが「miwaさんの歌が大好きでいつも背中を押してもらったんです」と語ると、青山なぎささんも「カラオケで歌わせていただいています！やばーい、miwaさんかわいい！」と感激。

コラボで歌った曲は「ヒカリへ」。『リッチマン、プアウーマン』（2012年／フジテレビ）の主題歌として制作され、『NHK紅白歌合戦』に初出場も果たしたmiwaさんの代表曲です。

途中、miwaさんとLiella!のメンバーで肩を組みジャンプする場面も。miwaさんは「楽しいコラボでした！本当にありがとうございました！Liella!のみなさんに大きな拍手を！」と、おおいに満喫した様子でした。

三宅アナと小山内アナがステージに登場し、三宅アナは観客のみなさんのことも絶賛。「あなたたちの対応力がすごい！『うりゃ』『おい』が出るなんて！はまったね！」と、アイドルファンならではの声援に感激しました。

ステージに再登場したmiwaさんも「うりゃ」「おい」がライブで出たのは初めてとのことで「感じたことのない興奮！アイドルの方の気持ちがわかりました、きもちいいーーーー！！！」とコメント。

そして、「30周年フェス」恒例となった、miwaさんの30年前の写真がモニターに映し出されました。

幼少期のmiwaさんが浴衣姿でライトセーバーのようなおもちゃを振り回す、おちゃめな写真。

miwaさんは当時、歌うことは大好きだったのですが、引っ込み思案な性格で人前が苦手だったと振り返りました。

自身の30周年を聞かれると、「歌っていたいですね、最近は、自分で書いている歌なのに、キーが高すぎて自分で自分の首をしめている」と笑いました。

そして、ここで「30周年フェス」恒例になった、お客さん全員とのめざましじゃんけん大会を開催。

最後にひとりが勝ち残るまで続くというもので、＝LOVEと対決することに。ちいかわとハチワレも応援にかけつけ、めざまし30周年フェスのTシャツとミニスカートのコーデで登場した＝LOVEのメンバーに、会場からは「ぎゃーー！かわいい！！！」の叫び声が。

じゃんけんは、＝LOVEのメンバー10人がそれぞれ1回戦ずつチャレンジするも、なんと最後の2人になってからが、なかなか決まらず…。

三宅アナが「もう1回、もう1回！」と回数を重ね、最年少の齋藤樹愛羅さんのチョキでついに観客の勝者が決定。

佐々木舞香さんは「こんなに白熱するとは！」と驚きを隠せず、大きな盛り上がりを見せました。

続いてのライブは、Liella!。

アニメ『ラブライブ!スーパースター!!』から誕生した11人組グループは、淡い紫色のドレスで登場。今年6月、3期生が2人参加し11人に。

青山なぎささんは『めざましテレビ』のトレンド紹介コーナー、「イマドキ！」でイマドキガールとしてレギュラー出演しています。

1曲目は「Jump Into the New World」。11人となってから初の全員曲です。会場は、ペンライトの光で輝き、観客もひとつになってジャンプ。伊達さゆりさんが「きょうは、思いきり楽しんでいきますよー！！」と叫ぶと、客席からは大きな歓声がわき上がりました。

「ビタミンSUMMER!」では、観客もコールで応えさらなる盛り上がりを見せることに。

絵森彩さんが「みなさんの声をもっと聞かせてー」と呼びかけ、岬なこさんが「広島は初めてですが、Liella!を見るのが初めての人は？」と質問し客席を見渡すと、その数の多さに「ありがたいです！」と感謝。

そこで、伊達さゆりさんから、今年から3つのユニットが誕生したことが明かされ、ユニット曲を披露。

まずは、伊達さん、ペイトン尚未さん、薮島朱音さんによる、CatChu!が歌う「オルタネイト」。

続いて、Liyuuさん、青山さん、結那さんによる、KALEIDOSCOREが「不可視なブルー」を、しっとりと歌い上げました。

最後は、岬さん、鈴原希実さん、大熊和奏さん、絵森さん、坂倉花さんによる、5yncri5e!が「A Little Love」を熱唱。先ほどの盛り上がりとは一転、会場はじっと聴き入りました。　　

続いて「ユニットもいいけど！全員も見たいよね！！！親指と小指でポーズをとってキュンキュンしてね！」とのかけ声で、「キラーキューン☆」を披露。

岬さんが「みんな、キュンキュンできたかな？」と盛り上げると、あっという間にラストの「UNIVERSE!!」に。メンバーがそれぞれウインクや手を振ってファンサービスを届け「Liella!でした。大好き！！ありがとう！！！」と締めくくりました。

ステージに登場した小山内アナは、自身もLiella!ファンでラブライバー（『ラブライブ！』ファン）だと明かすと、観客席からは「うぉー！」と歓声が。

三宅アナからライブの感想を聞かれた鈴原さんと坂倉さんも大満足だったと語りました。

しかし、事前のアンケートで、メンバーに『めざましテレビ』のお気に入りのコーナーを聞いたところ、青山さんが出演する「イマドキ！」と答えた人が6人、「きょうのわんこ」と答えたのが7人ということで、青山さんが「『きょうのわんこ』に負けた！誰だー？『きょうのわんこ』に入れた人は！？」とおどける場面も。

30年前はまだ生まれていなかった、Liella!のメンバーの幼少期の秘蔵写真も公開。

大熊さんが洋服のひもをかじっているようなカットなど、どれもキュートなものばかりで、三宅アナは「アイドルのみなさんは、この時期からこんな感じ」と目を細めました。

そして、miwaさん、＝LOVEの山本杏奈さん、大場花菜さん、音嶋莉沙さん、瀧脇笙古さんも加わり、ここ広島への愛を語りつくすトークコーナーへ。　

山本さんが広島出身ということもあり、三宅アナと広島弁でトーク。広島カープとサンフレッチェ広島のユニフォームを身にまとった写真も公開され「ガチです！」宣言も。今では、メンバーにも広島弁が浸透しているそう。

miwaさんは、ホルモンが苦手だったのですが、広島を訪れたときに食べた　「トマトホルモン」がすごくおいしくて、それ以来食べられるようになったエピソードを明かしました。

Liella!の青山さんは、宮島のシカとの自撮り写真を、結那さんは幼少期に尾道へ行ったときに、千光寺の鎖山に祖父と登った思い出を語りました。

また、＝LOVEの山本さんおすすめの広島グルメ「揚げもみじ」（もみじ饅頭を揚げたもの）をみんなで試食し食リポする場面も。

イマドキガールの青山さんがお手本を見せると、つぎつぎと“食リポ”大会に。あんこ、クリーム、チーズの3種類が登場し、広島のソウルフードを堪能しました。

トリを務めたのは、＝LOVE。

2017年、指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループとしてメジャーデビュー。今回のステージも、指原さんプロデュースです。

オープニングVTRから「おい！おい！」のかけ声が。1曲目の「あの子コンプレックス」のイントロが流れると、悲鳴にも近い歓声が沸き起こりました。

通算11枚目のシングルで、佐々木舞香さんが初の表題曲センターを務めたシリアスで儚（はかな）い失恋ソングです。

2曲目の「Oh！Darling」は、ちいかわとハチワレも合流し、めざまし30周年フェスタオルを回しながらテンションを上げました。

髙松瞳さんの「ラブです！楽しんで帰ってねー、みんなでせーの！」とのかけ声に、観客みんなでタオルを振り回しました。

山本さんが「まだまだ声出していけますかー？メンバー紹介いってみよう！」と叫ぶと、ファンたちは待っていました！とばかりに大歓声。

そして、メンバー同士が他己紹介しあう＝LOVE初の自己紹介ソング「ヒロインズ」へ。

メンバーがそれぞれ発するお決まりのセリフは、「いーちゃんのこと好きじゃろ」「広島最高！楽しみましょうこ！」「広島カープ、ホームラン！」など、一部“広島バージョン”に。

熱気が冷めらぬまま、ポップでキュートなラブソング「しゅきぴ」を披露。片思いのストレートな思いを綴った曲で、歌詞に♩「めざまし」と入っており、番組でも紹介したことがある“ゆかり”の曲でもあります。

そして、イントロで大合唱が起きたのが「探せ ダイヤモンドリリー」。友との別れを歌った5thシングルです。

大谷映美里さんが「もっともっと声出せるよね？」とあおると、さわやかな青春ソング「青春“サブリミナル”」へ。

大場花菜さんが「広島のみんなー、＝LOVEと青春しよ！」と語り、会場の熱気はピークに。

そして、最後は「ラストノートしか知らない」を披露。しっとりとした空気感をまとった切ない恋愛ソングで、センターを務めたのは最年少メンバーの齋藤樹愛羅さん。

リーダーの山本さんが「広島で公演できてうれしかったです！また会いにきてください！！！」と締めくくりました。

三宅アナも最後の曲に感動した様子で「新曲は＝LOVEの名曲に加わりましたね。樹愛羅さんがあんなに大人ぽくて。さっしーの慧眼（けいがん）ね！」とコメント。小山内アナも「最高でした！樹愛羅さん初センターですものね！」と興奮気味に語りました。

ライブのあとは、＝LOVEの幼少期の秘蔵写真も公開。

会場からは「かわいいーー！わーーー！」との声があがりましたが、三宅アナが、野口衣織さんのちょっとふてくされているような表情を浮かべた写真に「何か嫌なことでも？」とツッコむと、野口さんは、実は幼稚園のころはカメラが苦手だったこと、そしてこの日に着せられた服が嫌だったのでは、と笑いながら振り返りました。

最後は、miwaさんとLiella!もステージに戻ってきて、全員で記念撮影。

miwaさんはめざましじゃんけんが憧れだと語り、「せーの、めざましじゃんけんじゃんけんぽん！」のかけ声で、それぞれがグーチョキパー思い思いのポーズで記念の1枚をパチリ。

初共演の3組が並び、忘れられない広島の一夜となりました。

miwa

「don’t cry anymore」
「片想い」
「ミラクル」
「君に出会えたから」
「chAngE」
「ヒカリへ 」（Liella!とスペシャルコラボ）

Liella!

「Jump Into the New World」
「ビタミンSUMMER!」
「オルタネイト」
「不可視なブルー」
「A Little Love」
「キラーキューン☆」
「UNIVERSE!!」

＝LOVE

「あの子コンプレックス」
「Oh!Darling」
「ヒロインズ」
「しゅきぴ」
「探せ ダイヤモンドリリー」
「青春“サブリミナル”」
「ラストノートしか知らない」

2023年

11月25日（土）宮城県　ゼビオアリーナ仙台

2024年

1月27日（土）愛知県　刈谷市総合文化センターアイリス

2月24日（土）福岡県　北九州ソレイユホール

3月16日（土）、17日（日）東京都　東京ガーデンシアター

各公演の出演者は、順次発表予定です。

「めざましテレビ30周年フェス」公式HP（チケット情報はこちらから）：https://www.fujitv.co.jp/meza/30thfes/