俳優の桜田通がカレンダー「『MR. SAKURADA』CALENDAR 2021.4 – 2022.3」の発売を記念したイベント「桜田園」を2月23日に開催。イベントに先立ち、マスコミ向けの取材会を行った。
カレンダーは、昨年設立されたオフィシャルファンクラブ内で募集したファンからのアイデアやリクエストを参考にしながらテーマを決定。現在29歳の桜田が“こんな30代を過ごしたい”という理想を込めた内容になっているという。
桜田は「20代ラストを意識した結果、未来の30代を意識したものを作らせてもらいました」と説明。
最初は20代にやり残したことや、29歳だからできることも考えたが、未来を見せたいという思いが大きく、「30代に自分がどういう人間になっていきたいかを考えて、少し自分が背伸びしているような中身にした」と明かした。
だがお気に入りのカットについて問われると、短パン姿の若々しい姿のカットをおすすめ。「今言ったことを全部否定するようになる」と苦笑いしながら、私服でも衣装でも短パンを履く機会がほとんどなく、「今後、自分の中で短パンを履くことがない」と言い、貴重な瞬間ゆえに気に入ったと話した。
理想の30代について「芯があって中身がある人」という桜田は、それゆえにカレンダーでも「一つひとつのものに理由や裏付けがあるものをやっていきたかった」とコメント。
シチュエーションにもこだわり、1月~12月を通して見ると、1日の流れを追ったようにもなっていて、そこに季節感も織り込みトータルとして季節感と1日を見られるものにしたと解説。「理想の大人の生活がこの中にあらわれている」とアピールしつつ、「実は、こんなカッコいい1日は送っていないんですけど」と笑った。
ファンへのメッセージを求められた桜田は、新生活を迎える人たちへ「僕がその年齢だったときよりも少し窮屈だったり、悩みの種類も変わっていたりもすると思うけど、こんな時代ですけど諦めないで、暗くならないで」とエールを。
そして、カレンダーが楽しみや息抜きの一つになってくれたらと希望も語り、「僕自身も悩みながら生きているので、自分は一人じゃないと、このカレンダーを通して思ってもえたら。一年間、皆さまのそばに置いてください」と呼びかけた。