3月1日(月)、映画「砕け散るところを見せてあげる」の完成報告舞台挨拶が開催。W主演を務める中川大志、石井杏奈のほか、井之脇海、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、原田知世、堤真一、SUBU監督が登壇した。

本作は、竹宮ゆゆこ原作。どこにでもいる高校生・清澄(中川)が“学年一の嫌われ者”と呼ばれて孤立していた1年生・玻璃(石井)を、いじめの手から救い出そうとしたことから始まる、衝撃の愛の物語だ。

昨年、公開予定だったものの新型コロナウイルスの影響を受け、延期になっていた本作。完成から約2年たち、改めて完成報告できたことに中川は「完成は2年前くらいにしていたんですかね。ようやく公開できてうれしく思っています」、石井は「ようやく完成報告会ができることをうれしく思っています。今日は朝から心臓がバクバクしていますが、よろしくお願いいたします」と笑顔を見せた。

劇中で登場する学校内シーンの撮影の思い出を聞かれた石井は、「(玻璃を)いじめる子たちのお芝居が完ぺきで圧倒されました…」と感激。だからこそ、引き出された芝居もあったといい、「涙をこらえるシーンでも、どうしても涙が流れてしまうこともありました」と回顧し、中川も「いや~な空気でした」とコメントした。

また、「かなり前の撮影なので…」と、撮影時のことが思い出せずにいる様子の井之脇。すると、中川が「そば食べに行きましたね」とフォローしたが、井之脇は「(撮影中は親友役ということもあり)ため口でいいよって言っていたのに、今日ずっと敬語で…」と寂しそうに暴露。慌てた様子の中川が「またこれから親友に戻っていきます」と約束し、笑いを誘った。

映画「砕け散るところを見せてあげる」は、4月9日(金)新宿ピカデリー、イオンシネマ他にて全国公開。
©2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
配給:イオンエンターテイメント

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