3月9日(火)、ミュージカル「ウェイトレス」が開幕。初日公演前に高畑充希、宮野真守、宮澤エマ、LiLiCo、浦嶋りんこが取材会に登壇した。

本作は、アメリカ南部の田舎町にあるダイナーを舞台に、妊娠、出産、離婚、自立、養育など1人の女性の人生の岐路をポップに描くブロードウェイミュージカル。

アメリカ、ロンドンで同作を何度も観劇しているという高畑。その経緯を「最初はニューヨークで拝見して、あまりに面白くて、曲も素晴らしくて感激して。もう一回見たいと思ってロンドンに行って。そうしたらまた見たくなって(笑)、もう1回ニューヨークに行って見た」と、興奮気味に明かす。

また、続けて「何度見ても楽しい作品だし、それを日本語で、日本のキャストでできるってすごく幸せだなと思います。しかも、自分が出てるって『なんのこっちゃ』っていう感じですけど(笑)、ワクワクしています」と照れ笑い。

実は、ニューヨークでの観劇後、日本で「こんな素晴らしいミュージカルがあって、チャンスがあったらやりたいな~」とアピールしていたそうで、「そう言っていたら、叶った…(笑)」と笑う高畑。

実際、自身の出演が決まったことについては、「プレッシャーもすごくありましたが、本当に幸せ者だなと思います。ずっと聴いていたい曲たちですし、内容も、台本を読めば読むほど理解を深めることができて。とても楽しい稽古場でした」と、ハッピーオーラ全開で語った。

一方、高畑演じる主人公・ジェナの夫・アールがモラハラをする人物であったり、不倫、暴力、シングルマザー…と、扱う題材はポップとは程遠いもの。その内容に「ポスタービジュアルとかに“ポップな女性を応援するミュージカル”って書いてあるけど、これ大丈夫かなと思って(笑)」と不安を口にする高畑。

しかし、宮澤が「ミュージカルって、キラキラしてるイメージが多いかもしれないですけど、『ウェイトレス』は現代が舞台なので、リアルなんですよね。テーマは重くても、それをどう乗り越えていくか、コメディで包んでいるので!」とフォロー。高畑も納得しようにうなずいていた。

ただ、高畑は「『今度小学生の娘と行きます』って、(ファンが)SNSにコメントをくださっているのを見ると、これは止めるべきか、と…(笑)」と、悩んでしまったそう。「小さい子におすすめはできませんが(笑)、新しいものに触れられる機会になるかな」と、笑いを交えながら、アピールしていた。

最新情報は、ミュージカル「WAITRESSウェイトレス」公式サイトまで。