3月10日(水)、愛知・名古屋発の9人組エンターテインメント集団、ボイメンことBOYS AND MENの結成10周年を記念する写真集「BOYS AND MEN 10th Anniversary Book」(小学館刊)発売記念取材会が東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで行われた。
同書は、メンバーの平松賢人を編集長に据え、全メンバーが打ち合わせから参加してつくり上げた10周年イヤーを締めくくるアニバーサリーブック。
平松が約7年にわたって撮りためてきた9万枚の写真の中から厳選した「平松賢人撮影写真」、素で楽しむ表情やオシャレな姿満載の「今までありがとう&これからもよろしく旅行in伊勢志摩」、本拠地での記念写真や当時を再現した「聖地巡礼in名古屋」、「1万字インタビュー」など濃厚な1冊となっている。
編集長を務めた平松は、「ボイメンとCanCamのコラボで写真集ができました。名古屋で生まれて雑草を食べながら頑張ってきたボイメン。実際には食べてないんですけど(笑)、その気持ちを写真集にのせたいと思い、完成した写真集です」と説明。
続けて、「今回はページを開くごとに楽しいな、ボイメンを推してよかったな、写真集を買ってよかった、そんな気持ちになれるものにしたいと、いろんな遊び心を詰め込みました。実はまだ公開していないものもありまして、この表紙をめくると、なんと…こんな感じになっております!」と、メンバーがさわやかな笑顔の裏で変顔をしている“隠し表紙”をお披露目した。
平松は「田村(侑久)さんや辻本(達規)さんは相当攻めた顔をしております。よ~く見ると小さく裸3人衆の写真があるんですが、こちらが出版社ギリギリのサイズ感。これ以上大きくなると、出版できませんでした(笑)」と説明。
さらに、「『エレクトリカルブス』という文言も、出版社の上のほうまで物議を醸しました。エレクトリカル…きらびやかなブスなんです。そういう遊び心がこれ以外にもたくさん入っており、過去や現在のボイメンを見るだけではなく、未来のボイメンも見せたいという内容になっておりますので、ぜひ手に取っていただきたい」と、予定時間をかなりオーバーしながら編集長としての熱い思いをマシンガントークで訴えかけた。
そして、写真集発売イベント恒例、「お気に入りのページ」紹介のコーナーに。辻本達規は「いつもカッコいい写真は撮らないので、逆にカッコいいものをチョイスしました」とクールな表情を浮かべた自身のアップをセレクト。
小林豊は「みんなでバーベキューをした時の写真を選びました。みんなが初めて『YUTAKANPA-I』とやってくれました♡」。
田村侑久は「僕は戦隊モノみたいなカットなんですけど、実はお蔵入りした写真なんです。衣装代だけかかって1回も披露できなかったので、お見せできてよかった」。
水野勝は「コロナ禍でグランピングが流行っていますが、メンバーとグランピングをしながらキャンプファイヤーをして、マシュマロを焼いている写真です。“エモエモ”でオシャレな写真はCanCamならでは」。
平松は「これはMV撮影の時の写真なんですけど、僕が7年間撮りためた約9万枚の写真からボイメンらしいものを選びました」。
本田剛文は「シンプルにかわいく撮れたのでよかった」と、パーカのフードをかぶったキュートなページをチョイス。
吉原雅斗は「一番やさしかった時代の吉原です。ビフォーアフターのようですが同一人物です」と自虐的に紹介。
勇翔は「ボイメン結成当初、名古屋のテレビ塔の下で、自分たちでステージ設営をしながらライブをしていたんですけど、当時と同じ場所で写真を撮ったことがエモいです」と、それぞれのお気に入りページを公開した。
2021年の抱負を聞かれると、リーダーの水野が「この写真集の発売と同時にLOFTのほうでは写真展もスタートするので、たくさんの方にボイメンを広げていけたら。コロナで大変な時期ではあるんですけど、今こそエンタテインメントが持つ元気が必要とされていると思うので、僕たちなりの元気をテレビの前の皆さんに届けていく年にしたい」とコメント。
そして、「『紅白出場』を目標に、今年は一生懸命頑張っていきたい」と『NHK紅白歌合戦』への出場を熱望した。
また、「この10年間で最も変わったことは?」という質問に、水野が「うちの田村が10年で10kg太りました。顔の大きさが全然違います」と暴露すると、田村は「1年で1kg、ちゃんと積み上げてきてます」と満面のスマイルを浮かべた。
さらに、今後の目標として水野は「僕たちは名古屋を拠点としているグループなので、全国の方々に僕たちを通して名古屋を発信できる未来になれば」とアピール。「個人的にTEAM NACSさんに憧れていまして、皆さん=北海道というイメージがあるので、僕たちも名古屋を代表するグループになりたい」と、大泉洋ら人気俳優を輩出したTEAM NACSを目標に掲げた。
最後は、ボイメンの結成10年を祝し、CanCam編集部からのプレゼントとして、写真集の表紙がプリントされたオリジナルケーキがサプライズで登場。メンバーは口々に感嘆の声をあげながら嬉々とした表情を浮かべていた。