3月12日（金）、映画「ブレイブ -群青戦記-」の初日舞台挨拶が行われ、新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之（劇団EXILE）、渡邊圭祐、松山ケンイチ、本広克行監督が登壇した。
本作は、スポーツの名門校で活躍していた高校生たちが、学校ごと戦国時代にタイムスリップし、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった歴史上の武将たち争う世の中で、生き残るための戦いに挑むアクションエンターテインメント。
主人公の弓道部員・西野蒼役を新田、蒼を支える幼なじみ・瀬野遥役を山崎、蒼の幼なじみで剣道部主将・松本考太役を鈴木、蒼たちに先駆けて戦国時代へタイムスリップし、歴史の操作を目論む不破瑠衣役を渡邊が演じる。さらにのちの徳川家康となる松平元康役を三浦春馬さん、織田信長役を松山ケンイチが務めた。
登壇すると、新田はまず「この日を迎えられて幸せです」と感慨深そうにひと言。撮影から宣伝活動を経て、この日を迎え、「今、パッと思い浮かぶ思い出」を聞かれると、新田は「寒かったことを忘れるくらい、現場の雰囲気が良くて。みんなずっと笑顔だったよね」と言うと、キャストは大きくうなずいていた。
鈴木は、「現場で毎日、温かいご飯が出ていた。監督がすごくこだわっていて。あとは、まだ新型コロナが広まる前の撮影だったので、撮影が終わってからみんなでご飯に行ったりして」と、回顧。若手キャストの面々は、とにかくにぎやかに撮影の日々を過ごしていたという。
一方、織田信長を演じた松山は、「（パッと思い浮かぶこと）ないですね！」とキッパリ。続けて、「皆さんと一緒にはしゃいだ思い出もないですし、ご飯を食べに行った思い出もないですし」と、少し拗ね気味にコメントし笑いを誘う。
実は、最初に新田と芝居をしたシーンがラストシーンだったうえ、本広監督から「（新田を）締めてください」と言われていたという松山。「だったらしゃべらないほうがいいのかなと思って（しゃべらなかった）。ストーブを囲んでいる時も」と、役作りのためにあえてしゃべらなかったそう。ただ、「（本当は）しゃべりたかったんだけどね（笑）」と、本音を明かし、さらなる笑いを誘った。
＜動画：舞台挨拶の様子＞
映画「ブレイブ -群青戦記-」は公開中。
©2021「ブレイブ‐群青戦記‐」製作委員会
©笠原真樹/集英社
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