フジテレビ『めざましテレビ』のお天気キャスターを務めている阿部華也子。わかりやすい情報読みと明るくさわやかな笑顔が人気だ。フジテレビュー !! では、そんな阿部の連載「空が好き」を月1で配信中!
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また、フリーテーマで描いたイラストも公開!「絵の神が降りてくる」と自負するあふれる才能で、何を描く?本人の解説入り動画で紹介する。
<阿部華也子 インタビュー>
――3月26日の放送を最後に永島優美フジテレビアナウンサーが『めざましテレビ』を卒業しますね。
私が1年目のときに、永島さんがメインキャスターになられて、そこからずっと一緒。家族よりも会っていたし、ここ数年、本当にお世話になった方なので、ものすごく寂しいです。「どうしよう…」みたいな。困惑している、というのが正直なところです。
――永島アナが卒業するという実感はありますか?
まだ、全然…というよりは、心の準備ができていない感じです。でも、本当にあと数回なんですよね…。
永島さんが『めざまし8』に行かれたら、なかなか顔を見られない、会えなくなってしまう可能性が高いんですよ。『めざましテレビ』のすぐあとの番組なので、私が番組に出ている時間には、準備がありますから。
そんなことを考えると、ものすごく寂しくなります。
――永島アナ最後の放送回がどうなるか、想像したりしますか?
たぶん、号泣すると思います。実は、昨日永島さんの卒業の日の夢を見まして。もうなんか、すごい泣いていて(笑)。私、あまり人前で泣かないタイプなんですけど…グッときちゃうと思いますね。
――永島アナとの一番の思い出は?
ええ、なんだろう?食事にも何度も一緒に行きましたし…。楽しかった思い出でいうと、1年目のときだったかな。私が『めざましテレビ』でキャラバンに行くっていうので、1ヵ月くらい東京に戻ってこられなくなるというときに、みんなが「いってらっしゃい会」みたいなのを開いてくれたんです。
いつもお世話になっているお店で、そちらがビニールプールを用意してくださって。みんなで、子どもみたいに水をかけながら遊んだんですけど、あれは、本当に楽しかったなぁ。
昨年放送された、二人旅(箱根女子旅/11月3日放送)も、本当は泊まりの予定だったんです。永島さんとも「泊まりたかったね」と話していて。新型コロナウイルスの動向を踏まえてのことなので仕方ないんですけど、今思うと、実現させたかったなって。
――改めて、永島アナに感謝の言葉を伝えるとしたら?
『めざましテレビ』のオンエアで、私がわりとやりたい放題、言いたいことを言わせてもらえていたのは、永島さんがどんなときも受け止めてくれたから。それは、本当にありがたかったなと思っています。
私も、結構ひどいことも言ったと思うんですよ(笑)。でも、そういうときも、すべてやさしさで受け止めてくれて、笑いや面白さにうまく変換してくれて。だから、私は安心して何でも言えました。
――4月から新体制となる『めざましテレビ』に期待することは?
フレッシュになると思うので、雰囲気は少し変わるのかなと思います。井上(清華フジテレビアナウンサー)さん、生田(竜聖アナ)“お兄さん”がメーンキャスターになって、三宅(正治アナ)さん、軽部(真一アナ)さんの平均年齢をグッと下げてくれると思うので(笑)、より広い世代に楽しんでいただけるのではないでしょうか。
私が担当するお天気コーナーは、それほど大きく変わることはないのかなと思いますが、番組として、どんな新しいことが始まるのか、私もすごく楽しみです。
――卒業、新体制と、今は悲喜こもごもですね。
そうですね。出会いと別れがあって、せつない部分と楽しみな部分と。永島さんに関しては、いつかそんな日が来るとは思っていたけど、まさかここで…という感じだったので。
でも、井上さんも、私にとってはひとつ年上のお姉ちゃんみたいな存在ですから、どんなふうにやりとりできるのか楽しみです。
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――3月は卒業のシーズン。阿部さんは、卒業したいけどできないことってありますか?
卒業したいって言うと、両親はちょっとショックかもしれないけど「家族とのテレビ電話」です(笑)。
相手してほしくて、いつも私からかけてるんですけど、でも、いつまでも甘えてはいられないとも思っているので。そろそろ、家族依存症は抜け出さないとなって。
でもなぁ、寂しいしなぁ…っていう感じです(笑)。
――そこは卒業しなくてもいいんじゃないですか。
どうなんですかねぇ。今は、LINEは毎日、テレビ電話は、2日~3日に1回くらいなんですけど。LINEは毎日するとして、テレビ電話は、週1くらいにしたいかなと考えています。
――そして、前回「ハマっている」と言っていたお母さん直伝のパン作りに、衝撃の展開(動画参照)が…。
やめました!あははは。やめたっていうか、最近は作っていません。今は、父直伝のチャーハンにハマっています。お腹すいたけど、お料理するのは面倒くさいなっていうときに、パパッと5分くらいでできるので。
ちょっと言い訳をさせていただきますと、パンに関しては「思ったより手軽にできるんだな」と思ったんですよ。フライパンでできるし。でも、何回も作っていると、「やっぱり大変だな」って(笑)。短期間に何度も作り過ぎてしまいました。パンは「やっぱり母に作ってもらおう!」「早く実家に帰りたいな」という結論になりました。
――ちなみに、お父さん直伝のチャーハンとはどんなものなのですか?
材料は、ご飯と玉子と玉ねぎだけ。ちょっと贅沢したいときは、そこに魚肉ソーセージを入れます。味付けは、塩コショウのみ。フライパンに溶き卵とご飯と玉ねぎを入れて、炒めずに、中火でふたをして5分程度待って、混ぜるだけなんです。
私の場合は、そこにマヨネーズをかけてしまうんですけど。マヨネーズ大好きなんですよ。焼きそばにも、マヨネーズを大量にかけたいタイプでして。チャーハン×マヨネーズの組み合わせは、テッパンです!
今は、週1くらいで食べているので、来月はまた違うものにハマっている可能性が高いですね(笑)。
――では、最後に、みなさんにメッセージをお願いします。
新天地に向かっているという方もいるのでは、というこの時期。不安と期待でいっぱいだと思います。私も永島アナの卒業を控え、同じような気持ちでいます。でも、きっと楽しいことがいっぱい待っているはずです!
私は、4月からもまた『めざましテレビ』のお天気コーナーでお目にかかります。これから、できるだけ元通りの生活に戻って、みなさんの新年度が素晴らしい1年になるよう、お祈りしています。健康に気をつけて、毎日を過ごしていきましょう。