新田真剣佑が3月26日(金)、都内で開催された映画「ブレイブ -群青戦記-」公開御礼舞台挨拶に、山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、草野大成、濱田龍臣、鈴木仁、飯島寛騎、長田拓郎、足立英と共に登場。
4月末で事務所を円満退社し、5月から本格的に海外進出する新田が「僕の第一章の終わり。春馬さんの夢だった海外進出を叶えるために、僕も海外で挑戦していきます」と感慨深い表情で決意を新たにする一幕があった。
本作は、スポーツの名門校で活躍していた高校生たちが、学校ごと戦国時代にタイムスリップし、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった歴史上の武将たち争う世の中で、生き残るための戦いに挑むアクションエンターテインメント。
主人公の弓道部員・西野蒼役を新田、蒼を支える幼なじみ・瀬野遥役を山崎、蒼の幼なじみで剣道部主将・松本考太役を鈴木、さらにのちの徳川家康となる松平元康役を三浦春馬さん、織田信長役を松山ケンイチが務めている。
ステージに登場した新田、山崎、鈴木、草野の4人。今回、新田の親友の草野も一緒ということで新田は「やっとこの日が来ました!僕はとてもうれしいです」と声を張って挨拶。
鈴木も「真剣も紘菜ちゃんも僕も、本当に一緒に舞台に立ちたかった人が来ているので」と明かし、草野の出演を歓喜。
それを受けて、舞台挨拶に初めて参加するという草野は「ちょっと泣きそうなんで…」と声を詰まらせつつ、「この景気を見たかったです」と感慨深い様子で明かした。
12日に公開された本作。新田は「僕の友達はみんなほとんど観てくれて。長文でメッセージを送ってくれる方やボイスメールで熱い感想を語ってくれる方がいて。とにかくすごく感動したよかったというメッセージをいただいているので、とにかくよかったなと思います」としみじみ。
山崎は「両親が観て、めちゃくちゃ泣いたって言ってくれてうれしかったです」と口にし、同意を求められた草野は「僕のところにはチュッパチャプスしかきてないです」と告白し、新田らは爆笑。新田は「台本にはなく、大成くんのアドリブであのシーンが生まれたんです」と打ち明けた。
イベントでは、公式SNSで募集された一般の方々からの質問に答えることに。11歳の男の子から「撮影で一番NGが出たシーンは?また現場で一番笑ったことは?」という質問が。
新田は「NGあまりなかったですね」と言い、「中でも面白いNGを出しているのは大成くんだと思うので」と草野に無茶ぶり。草野が真面目なシーンで、自分の顔の肉がぶるんとなり、みんなが爆笑したエピソードを告白し、新田も「それが一番面白かったね」と当時を思い出してニッコリ。
鈴木も「基本、笑いは絶えなかったよね。常にみんな仲良かったよね」と言い、新田も「回想シーンで、みんなで笑顔で写真を撮ってるシーンは台本になくて、突然、監督に呼び出されて写真を撮ることになって。台本がなかったのでかなり面白かった」と回顧。鈴木はその際、長田とキスしたエピソードを披露し、当時を懐かしんでいた。
また、会場の観客からも質問を受けることに。すると、新田らは客席に座っていた濱田、鈴木、飯島、長田、足立に気付き、「ビックリした!」と仰天。
5人の登場はサプライズで新田らには伏せられていたため、濱田は「この位置、いつ気付かれるかと思ってドキドキして、ずっと下見てた」と照れ笑いしながら報告。また、鈴木からキスのエピソードを暴露されていた長田は「本当にドキドキしてた」と打ち明け、鈴木らは爆笑していた。
新田は「いや、うれしい!」と歓喜し、会場からはサプライズ登壇した5人にあたたい拍手が。5人はコロナ感染対策のため、客席がそれぞれ撮影時のエピソードを披露することに。
濱田は「大成さんが監督を唯一笑わせたてた」と明かし、鈴木は「すごく楽しくて、毎日が幸せでした。こんな形でみんなと会えて、すごい幸せです」と感慨深い様子。
飯島は「毎日が部活動のようで。みんな走って現場に行ってたから活気があって、毎日燃えてました」と回顧していた。
長田と鈴木はキス以来、カップル扱いになったそうで、鈴木が「カラオケに行ったとき、てっちゃん(長田)が『別の人の彼女になったよ』を歌って、俺が隣で寄り添うっていう」というエピソードを披露すると、長田は「感情が入りましたね」と笑顔で振り返っていた。
足立は草野と同じで映画の舞台挨拶が初めての体験だそう。草野が舞台挨拶が決まった際、おめでとうの電話をしたと言い、「大成のいる日にサプライズゲストとしてみんなで来れて、本当にありがとうございます」と喜んだ。
5人のサプライズ登場を受け、新田は「素直にとてもうれしいです」と言い、「それ以前に今日は草野大成の日。このために僕たちは1週間前のイベントをキャンセルして、みんあのスケジュールをあわせて今日の日にしたので、本当にうれしいです」と力を込めてコメント。
新田の熱い思いを受け、草野は「やばい…。ずっと出たくて。親友でもある真剣もそうですし、本当にいろんな人が大切な仲間になった作品なので、本当にみんなに愛されてるなと思ってこの日を待っていたのでよかったです」と涙を浮かべながら語った。
最後には、新田が「驚かされました。ここにいる役者全員、そして、僕もとても大切な作品になりました」と感慨深い表情。
また一息置き、目を潤ませながら「僕は日本で活動していますが、今日が僕の第一章の終わりだと思っています。これから春馬さんの夢だった海外進出を叶える、想いを繋げるために僕も海外で挑戦していきます。そして、必ず結果を残して帰ってきます。この作品に出会って、いただいた新たな夢です。この作品には、本当に感謝しています。僕にとって大切な作品になったように、皆さんにとっても忘れられない大切な作品になったら」と一言一言を大事にしながら語って締めくくり、会場を後にした。
配給:東宝
©2021「ブレイブ -群青戦記-」製作委員会 ©笠原真樹/集英社
最新情報は、映画「ブレイブ -群青戦記-」公式サイトまで。