4月11日(日)、18日(日)14時より、フジテレビでは『ザ・ノンフィクション 放送1000回SP』が放送される。
※前編:4月11日(日) 14時〜(999回)/後編:4月18日(日) 14時〜(1000回)
『ザ・ノンフィクション』は、1995年10月にスタートしたドキュメンタリー番組。26年の長きにわたり、世に知られていない“名もなき人たち”に目を向け、時代を生きる人々のありのままの姿をとらえてきた。
今回は、番組の歴史を振り返りながら「『ザ・ノンフィクション』は何を描いてきたのか?」を検証していく。今でこそ、市井の人々を取り上げる番組というイメージが強いが、1995年10月15日の記念すべき第1回放送の主人公は、野茂英雄。日本人メジャーリーガーの“パイオニア”となったアスリートの挑戦から『ザ・ノンフィクション』の歴史はスタートした。
また、『ザ・ノンフィクション』では、毎週アナウンサーやナレーター、声優にとどまらず、俳優や芸人、スポーツ選手などさまざまなジャンルで活躍する方々に番組の“語り”を依頼してきた。
映像を通して見えてくるものを、客観的かつ冷静に見つめる“語り”から、時にあふれ出てくる感情を抑えられず感情のままに伝える“語り”まで、さまざまな形の“語り”を放送。
今回の「放送1000回SP」の“語り”をつとめるのは、番組最多となる34回の“語り”を担当した女優の宮﨑あおいに決まった。当時18歳で初めて『ザ・ノンフィクション』の“語り”を担当して以来17年。宮﨑にとって35回目の“語り”を担当することとなる。
<チーフプロデューサー:西村陽次郎(フジテレビ情報企画開発部)コメント>
阪神・淡路大震災にオウム真理教…日本が激震する年にスタートした番組は、時代とともにテレビからドキュメンタリー番組が姿を消していく中で、数少ない長尺のドキュメンタリー枠として、歴史を紡いできました。
今では「日曜の午後は『ザ・ノンフィクション』」と世間で言われるまでに、その存在感を確立していると感じています。26年にわたり、『ザ・ノンフィクション』は何を見つめ、何を描いてきたのか…1000回という節目にあたり、その軌跡に目を向けることで、ドキュメンタリー番組の現在と未来を考えていきたいと思います。