4月20日(火)21時より、松たか子主演、フジテレビ系『大豆田とわ子と三人の元夫』第2話が放送される。

脚本家・坂元裕二が完全オリジナルで描く本作は、松たか子演じる主人公で、3回結婚して3回離婚したバツ3・子持ちの社長・大豆田とわ子が、“三人の元夫”に振りまわされながら日々奮闘するロマンティックコメディ。

離婚してもなお、とわ子のことを忘れられない元夫として、一番目の夫でレストランオーナー兼ギャルソンの・田中八作を松田龍平、二番目の夫でファッションカメラマンの佐藤鹿太郎を角田晃広、三番目の夫で弁護士の中村慎森を岡田将生が演じる。

第1話では、伊藤沙莉のナレーションを皮切りに、斎藤工演じる“船長さん”の登場、音楽家・長岡亮介のシェフとしての出演、さらにSTUTS & 松たか子 with 3exesによる主題歌やエンディング映像など、未発表のサプライズ情報が次々と明らかとなった。

ドラマの冒頭、とわ子の登場シーンで「これ、歩いている大豆田とわ子」とナレーションが流れると、早くも伊藤の声に気づいた視聴者から驚きの声があがり、「伊藤沙莉」がTwitterのトレンドワードにも名を連ねるなど、大きな反響を呼んだ。

放送翌日には、自身のInstagramで「やっっっっっっと言える!!サプライズでございます」と喜びを語っていた伊藤が、第2話を前にコメントを寄せた。

<伊藤沙莉 コメント>

――作品の印象、ドラマのナレーションのオファーが来た時の気持ちを教えてください。

台本の時点で声を出して笑っていましたし、なんだか「気づいたら心があたたかくなっている作品だなぁ」と思いました。

中学生のころ、一度だけ学園モノの生徒役で出演させていただいて以来の、念願の坂元裕二さんの作品で、オファーしていただいた時は、一ファンとしては作品に携わることができるということが幸福すぎて叫びました。

今は、連載を待っているようなワクワクした気持ちで、台本がくるのを毎回楽しみにしています。

――どのようなことを心掛けてナレーションに臨んでいますか?

作品(登場人物など)と視聴者のみなさんの間にいられたらいいなと思っています。

もちろん存在として作品寄りではありますが、ナレーションのセリフも、せっかくおかしみのある、時にあたたかい言葉をいただいたからには、そういう空気を大切にしつつ、かゆいところに手が届く感じになるといいなと密かに思っています。

――伊藤さんが、好きなキャラクターを教えてください。

本当に選べないくらいみんな好きですが、やっぱりとわ子には共感することが多いです。第1話の口内炎の件とかは、「ある。本当にある。そういうこと」って感じでした。でもやっぱり選べません、みんな好きです。本当に愛おしいキャラクターばかりで、この質問が憎いです。

――伊藤さんなりのドラマの楽しみ方や見どころなど、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

連続ドラマは、きっとそういうものだとは思いつつも、やっぱり毎週火曜が来るのが楽しみで仕方なくなる。そうなることでちょっと視界がワントーン明るくなる。そんなドラマだと思います。

登場人物のおかしくも愛おしい言動を、かと思いきや、突然胸が“キュウ”となる感じを、ぜひナレーションと共に楽しんでいただけたらいいなと思います。

今後も続く、放送で発表されるサプライズ

脚本家・坂元裕二の真骨頂ともいえる、軽妙な会話劇を軸にしたストーリー展開や、細部にまでこだわった味わいのある映像美や音楽だけではなく、放送で初解禁となる新鮮な驚きもこのドラマの魅力のひとつ。

第1話のエンドロールで「主題歌(第一話)」と表記されていたが、第2話の主題歌はどのような内容になるのか…。

カンテレドーガTverでは、第1話の見逃し配信を行っている。さらに、GYAO!で、“元夫たちがとわ子と出会っていないパラレルな世界で生活していたら”という設定のもと、「チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち」と題したスピンオフドラマを配信中。

スピンオフドラマ「チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち」の情報はこちら!

<第2話あらすじ>

ある日、八作(松田龍平)のレストランで慎森(岡田将生)と鹿太郎(角田晃広)が出くわしたところに、さらに偶然とわ子(松たか子)と唄(豊嶋花)もやってくる。

いつものように周囲に憎まれ口をたたく慎森だったが、どんなに煙たがられてもめげることなく、とわ子に近づこうとする鹿太郎に、強がった態度とは裏腹に一種のうらやましさを感じていた。

そんな自分について慎森は、公園で会った小谷翼(石橋菜津美)に「僕には人を幸せにする機能が備わっていない」と弱音をもらす。

一方、鹿太郎は仕事で出会った女優の古木美怜(瀧内公美)から自宅に招かれ、何やらいい雰囲気に!?

八作の店には、親友の出口俊朗(岡田義徳)が恋人の三ツ屋早良(石橋静河)を連れてやってくるが…。

そんな中、唄の思いつきにより、元夫たちを招いて5人ですき焼きパーティを開催することに。

こだわりの食材や道具を持ち寄った3人が訪れたとわ子の部屋で、慎森は結婚当時の思い出が詰まったソファが処分されていることに気づき、内心ショックを受ける。

ひょんなことから、とわ子と2人きりになったタイミングで、その理由を問いただす慎森だったが、徐々に胸に秘めていた思いがあふれていき…。

しかし、その晩。どういうわけか、唄や元夫たちの目の前で、とわ子はパトカーに乗せられ、警察に連れられていく羽目に。

第2話PR動画