4月22日(木)24時25分から放送がスタートする、カンテレ・BSフジ共同制作のドラマ『クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術』。そのリモート会見が行われ、主演の乃木坂46・久保史緒里が出席した。
『クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術』は、 “ブラック心理術”を巧みに利用し、相手の心を翻弄(ほんろう)するミステリアスな女・クロノサキにもてあそばれる人々をブラックユーモア満載に描く、痛快サスペンスドラマ。
久保は、ドラマに出演することが決まったと聞いたときの思いを「映像作品に挑戦したいと思っていたのでうれしかった」と話し、ニッコリ。関西での撮影だったが、「東京を離れて、しっかり作品に向き合えるうれしさもありましたし、メンバーのいない環境になることがすごく挑戦だなと感じていました」と語った。
撮影では「私がアイドルの活動をしていること、初めての主演、ということでスタッフの皆さんに不安を抱かせてしまっている状態からのスタートだったと思います。でも、『座って待ってていいよ』と教えてくださったり、おいしいたこ焼きを買ってきてくださったり、皆さんが本当に温かくて」と、スタッフの温かさに感激した様子。
その一方で、「私はそこに甘えてはいけないなと思いながら、現場に臨んでいました」と、気を引き締めていたことも明かした。
今回演じるクロノサキの役作りについて聞かれると、「『サキの言うことで人の人生が変わるので、堂々としていてほしい』と言われていたので、姿勢や目線を下げないようにということは意識していました」と、コメント。
撮影の初日には、監督から「(かなり)下を見ていますね」と言われたといい、「普段から(目線が下がることが)クセになっていたようで、そのクセを取り除くのが早い段階で悩んだところでした」と、苦労があったという。
以前、自身は「ドMだ」と話していた久保だが、「クロノサキという役を演じて、Sっ気は芽生えた?」という質問が飛ぶ場面も。「先輩からはMと言われ続けていますが、仲の良いメンバーの(田村)真佑には、Sっ気を発揮していたのかもと思う瞬間はありました(笑)」と、自身の中にもSの要素があったことに気づいたと笑っていた。
さらに、「クロノサキに似ているメンバーは?」という質問には、「齋藤飛鳥さん」と即答。「操られている意識はないですけど、気づくと『この話、飛鳥さんにしたい』『これは飛鳥さんに相談したいな』と思っている自分がいて」とその理由を説明。「飛鳥さんの優しさに、いい意味で操られている気がします(笑)」とコメントした。