浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)が映画初主演を務める「胸が鳴るのは君のせい」が、6月4日(金)より全国公開。このほど、浮所、共演の白石聖、板垣瑞生、原菜乃華の4人それぞれの“胸が鳴る“シーンを詰め込んだ特別映像が解禁となった。

本作は、累計発行部数250万部を突破する同名コミック(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)が原作。すべての恋する女子の共感ポイントにあふれた、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。

転校生の有馬(浮所)に片思い中のつかさ(白石)。親友のように仲のいい2人は周囲からも「絶対に両思い」と囃し立てられ、ついに告白するつかさだったがまさかの玉砕。

「これからも友達」として変わらず優しく接してくれる有馬に対し、つかさは変わらず思い続けることを決意するが、クラスメイトのイケメン・長谷部(板垣)や有馬の元カノ・麻友(原)の存在によって徐々に心を揺さぶられていく。

そして、恋に前向きになれずにいた有馬も一生懸命に恋をするつかさの姿を見て、自分の本当の気持ちと向き合い始め、それぞれの恋と青春が動き出していき…。

「キュンキュンさせたい」浮所のこだわりが詰まったシーン

まず、浮所が“胸が鳴る”シーンとして挙げたのは、ほどけてしまったつかさの髪を有馬が束ねる林間学校のシーン。

本シーンは原作にはないオリジナルシーンとなっていて、浮所は納得がいくまで監督と何度も話し合いを重ね、気合を入れて作り上げたという。常に「キュンキュンさせたい」と話しながら撮影に臨んでいた浮所のこだわりがたっぷり詰まった、女子必見の胸キュンシーンだ。

4月29日(木)に開催された完成報告イベントでは、4人のセレクトしたシーンをまとめたスペシャル動画が初お披露目され、浮所らキャスト陣がこの映像をみんなで観る一幕も。

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浮所はこのシーンについて「ここはイチオシ」と言い、「女性の髪を触るのは、普段絶対しない。距離の近さと髪に触れるという、なんとも言えないキュンキュンさが好きで、このシーンを選びました」と笑顔で明かしていた。

白石は、有馬にフラれたつかさが、有馬の家の前で「まだ諦めないから!」と宣言するシーンをセレクト。

2階の窓から顔を出す有馬と、そんな有馬を見上げるつかさの構図が「ロミオとジュリエットの逆バージョンのように見えた」と白石が語るように、有馬を一途に想い続けるピュアで真っ直ぐなつかさの姿と、そんなつかさを笑顔で受け止める有馬の優しさが映し出されたシーンとなる。

白石は「原作のこのシーンが好きで、読んでつかさちゃんを応援したと思って。映画でもつかさからしたら、軸になるシーン。つかさが転んだ後に、有馬が屈託のない笑顔で笑ってくれて。その後に『またよろしくな』と、振られた気まずさを払拭する笑顔で迎えてくれたのがうれしくて、このシーンを選びました」と、浮所演じる有馬の魅力を語っていた。

また、板垣が選んだのは、つかさにキスをした長谷部(板垣)が思いきりビンタをされる衝撃のシーン。花火が上がる中、切ない表情を見せ呆然と立ち尽くす長谷部の姿が印象的だ。

撮影では、白石のビンタの勢いで板垣のイヤーカフが飛んでしまうというハプニングも。本作で3度目の共演となった白石と板垣、息の合った2人だからこそ作り上げられたシーンとなっている。

板垣は「そのイヤーカフに、失恋という意味の花言葉が掘ってあって。それが飛んでいくのは悲劇的だし、逆に飛んでうれしいなとも思い、複雑な気持ちでした」と告白。

さらに、白石のビンタを「すごい上手だったんだよね」と絶賛。白石は「何回も叩くのが一番申し訳ないと思っていたので、1発で決めないと思っていて」と打ち明け、「けど、ごめんね」と板垣に謝罪すると、板垣は「いやいや、その気合を感じたし、いいシーンになったし。気持ちよかったです」と満面の笑みで答え、優しさを見せていた。

そして、原の“胸が鳴る”シーンは、麻友がつかさに本音をぶつける緊張感溢れるシーン。「白石さんと対峙する場面は緊張したけど楽しかった」と語る原は、本シーンではこれまで見せていた可憐でお嬢様のような印象とは打って変わり、つかさに向かって真っ向から想いをぶつける強気な女の子に変貌。麻友の明かす秘めた想いに胸が締め付けられるシーンとなる。

浮所は「女性が本音で話すシーンはなかなか見ないので、逆にキレイだなと思って。それぞれの思いが熱くて素敵だなと思いました」と、優しい表情で口にしていた。

有馬、つかさ、長谷部、麻友、4人の恋の行方と、たった一度しかない高校生活の切なくも眩しい青春に胸を鳴らせるシーンに、期待が高まる。

映画「胸が鳴るのは君のせい」は、6月4日(金)よりロードショー。
©2021 紺野りさ・小学館 / 「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
配給:東映

最新情報は、映画「胸が鳴るのは君のせい」公式サイトまで。