女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

5月14日(金)の放送では、「あなたの周りの“教え魔”、これってうざい?ありがたい?」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、虻川美穂子、福田萌、婦人公論元編集長の三木哲男が議論した。

“教え魔”とは、あるボウリング場の張り紙で使われ、話題になっているワード。ボウリング場では、頼まれてもいないのにボウリングを教える“教え魔”に対する苦情が多く出ているのだという。

そこでまずは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「知らない人からボウリングを教えられたら、イヤ?」と問いかけた。

千秋と虻川、三上アナは「自分が向上心を持って取り組んでいるなら許せるけれど、遊んでいるときに指導されるのはイヤ!」と主張。投票の結果も「イヤ=75%」「イヤではない=25%」となった。

“教え魔”かどうか判断に迷う行動の例が紹介されると、福田は「スキー場で上手な人が教えてくれたが、知らない人にコースの上から下までついてこられるのはちょっと迷惑」と“教え魔”の被害に遭った体験を告白。番組公式SNSにも「スキー場は“教え魔”が多い」と共感の声が上がった。

また、「ガーデニングは上達したいから、教えてもらってもOK」という虻川に対し、千秋は「自宅の庭を隣の家の人からずっと見られていると思うと、イヤ」と語り、人によって受け取り方の違いも大きいことが浮き彫りになった。

「ソロキャンプの女性が見るからに不慣れそうで、声をかけるか悩んだ」という40代男性のエピソードでは、竹山が「相手が女子だから声をかけたいだけ!」「本当に困っていたら向こうから助けを求めてくるから、ソロキャンプは放っておいて!」と一刀両断にした。

「家に遊びに来た友人にコーヒーを出そうとしたら、『お湯の温度は85℃がいい』と言われた」という30代男性のエピソードでは、「そんな友人のアドバイスが気になるかどうか」を「せきらら投票」で募った。

千秋も福田も「あまりにも細かいことを言われたら『自分で淹れて!』と言ってしまう」と苦笑したが、投票は「気になる=41 %」「気にならない=59%」となり、スタジオの女性陣から驚きの声が!三木は「友人だから気にならないのであって、夫婦なら気になる人が圧倒的になるのでは?」と分析した。

また「メイクが下手な友人に、メイクのやり方を教えるべき?」(20代女性)というお悩みでは、虻川も三上アナも「自分が変なメイクをしていたら、教えてほしい!」と断言。

「ママ友に夫の愚痴を言ったら、離婚したほうがいいと言われて、イラッと来た」という40代女性に対しては、虻川が「愚痴をただ聞いてほしいだけなのに…」と女性の意見に同意すると、千秋は「『私だったら離婚する』という返答は、ママ友の会話ではよくあることなのでは?」と反論した。

コミュニケーション戦略研究家の岡本純子氏によると、「アドバイスをしている側は、話しているうちに自分のほうが権力があると勘違いしてしまうから“教え魔”になる。一方、受ける側も人間関係が希薄なので、教えてもらうことに抵抗を感じやすくなっている」と分析。

SNSには「アドバイスと余計なお世話は違う」「信頼できる人からのアドバイスならいいけれど…」など、多くの意見が寄せられた。