妹に過保護で恋愛経験ゼロのイケメン俳優

京本さん演じる渋谷くんは、今をときめく若手俳優。どんな役も完ぺきにこなし、爽やかな笑顔で世の女性たちをトリコにしていますが、普段はジャージに雪駄でオシャレさのかけらもない、ちょっと天然なぼんやり系イケメン。

あるとき、4歳の妹・音夢(りずむ)がすり傷をして帰ってきたことをきっかけに、親に任せておけないと、朝ドラのオファーを断って保育園の送り迎えをするようになりますが、そこで出会った担任保育士・愛花に知らず知らずのうちに心ひかれていきます。

ところが、恋愛に興味がなく “キュン”を知らない渋谷くんは、初めての感情にとまどいまくり…。

京本さんは、SixTONESのメンバーとして活躍する一方、圧倒的歌唱力と唯一無二の存在感で、ミュージカル「ニュージーズ」「シェルブールの雨傘」や、ドラマ「束の間の一花」(日本テレビ)といった数々の作品で主演。

6月には、単独初主演映画「言えない秘密」が公開、8月より上演の主演ミュージカル「モーツァルト!」が発表されています。

ロングヘアを10㎝以上カットして保育士役に初挑戦

田辺さんが演じるのは、保育士として働く、ごくフツーの女子・愛花。

子どもが好きでがんばり屋さんの愛花ですが、やさしくて気を遣いすぎる性格から、人よりも多くの仕事を引き受けてしまい、ちょっとお疲れ気味。彼氏を作っているひまもありません。

そんなある日、愛花の保育園に、妹のお迎えにやってきた渋谷くんと出会います。妹に過保護な渋谷くんの様子を見て、大クレーマーになるかもと心配する愛花でしたが…。

田辺さんは、ドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』(日本テレビ)で主演を務めたほか、『リコカツ』(TBS)、『いちばんすきな花』(フジテレビ)、映画「ラーゲリより愛を込めて」など、数々の話題作に出演。どんな役にも染まれる幅広い表現力と存在感を放ち、最近では映画「DitO」で「第5回リエティ&サビナ映画祭」最優秀女優賞を受賞しています。

今作の役柄に合わせてトレードマークのロングヘアを10㎝以上カット。現代社会を生きる女性像を投影したヒロイン・愛花をどのように表現していくのでしょうか。

左から)田辺桃子、京本大我