シリーズを通じて、視聴者からの突っ込みがSNS上で飛び交い、中毒者が続出した『ルパンの娘』が、待望の続編にして、最終章となる「劇場版 ルパンの娘」として、10月15日(金)より公開される。
このたび、ドラマ『ルパンの娘』シーズン2に引き続き、「劇場版 ルパンの娘」に市村正親、太田莉菜が出演することが解禁された。
『ルパンの娘』は、代々泥棒一家“Lの一族”(Lは大泥棒・ルパンの頭文字)の娘・三雲華(みくも・はな/深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(さくらば・かずま/瀬戸康史)との決して許されない恋愛を描いたラブコメディ。
市村正親が圧巻のパフォーマンスで魅せる!
今回出演が解禁された市村は、日本を代表する舞台俳優として、舞台「ミス・サイゴン」や、武内監督の代表作である映画「テルマエ・ロマエ」など、数々の話題作に出演し常に第一線で活躍。
シーズン2のスペシャルエピソード『ルパンの娘~愛の物語~』に、世界を股にかける泥棒・円城寺輝(大貫勇輔)の父、円城寺豪役でゲスト出演した際には、許婚であった輝と華を結婚させようと海外から急遽帰国し、息子を後押しする厳格ながらも温かい父を好演した。
ドラマでは息子の輝に「いつまでもくだらん歌を歌ってるんじゃない」 と厳しく叱責していたが、最後には大貫演じる輝とともに盛大なミュージカルシーンを熱演し、 「最高で贅沢過ぎるミュージカルシーン!」「2人とも美しい!歌唱力ハンパない!」などとSNS上で大いに盛り上がった。
今回、市村自ら「ミュージカル俳優として参加」と語るように、本作でもスクリーンで繰り広げる圧巻のパフォーマンスに期待がかかる。
スペシャルエピソードのラストには「華ちゃんに何もかも話そう、私の知っているLの一族の秘密を…」と尊(渡部篤郎)に告げる豪の姿が映し出されていたが、豪はどのように物語に関わってくるのか…?
Lの一族の秘密を知る?ナターシャがパワーアップして再び登場
同じくドラマシーズン2からの続投となる太田は、第7・8話にLの一族を追うナイフ遣いの殺し屋・ナターシャ役として登場。最終話では、もう1人のLの一族と思われる“三雲玲”の名前を言い残して姿を消すなど、謎の多い存在だ。
寡黙でミステリアスなキャラクター設定のため、ドラマでのセリフはたった一言だったが、SNS上で「怖すぎる!」といったコメントが殺到するなど強烈な印象を残した。
ドラマで見せたアクションシーンでのナイフさばきは劇場版でも健在で、太田は「見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました」と自信を見せる。
果たしてナターシャと“三雲玲”との関係は?彼女がLの一族を追う本当の理由とは?劇場版でも容赦ないナターシャの姿に目が離せない。
<市村正親 コメント>
武内監督とは「テルマエ・ロマエ」などでもご一緒させていただいておりますが、どれも普通の作品とは違った独特の世界観のお話で、自分の芝居もそこまで高めなければならないところに難しさとやりがいを感じています。今回も監督が好きそうなポイントがたくさん詰まっていて、僕自身完成が楽しみです。
もともと舞台人なので、声の出し方などで世界を股に掛ける大泥棒の不思議な雰囲気を出せればと思いながら、円城寺豪を演じさせていただきました。ドラマでは最後の最後まで歌ったり踊ったりするそぶりも見せませんでしたが、今回は登場シーンから楽しみにしていただきたいです。
私、市村正親も“ミュージカル俳優“として参加しておりますので、ぜひ劇場でお楽しみください!
<太田莉菜 コメント>
シリーズ2の後半からの参加で期間は長くはなかったですが、すごく濃い現場で、1シーン1シーンとても記憶に残る撮影でした。
今回の映画では、ドラマのラストで謎として残された“三雲玲” とナターシャが作品の中でどう関わってくるのか、ぜひ注目していただきたいです。
アクションシーンは久しぶりだったので不安もありましたが見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました。
この作品は皆さんを日常から非日常へと誘ってくれる、とても楽しい作品だと思いますし、魅力的なキャラクターがたくさん登場しますので、隅から隅まで楽しんでいただければと思います。
「劇場版 ルパンの娘」は、10月15日(金)全国ロードショー。
©横関大/講談社
©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
最新情報は、「劇場版 ルパンの娘」公式サイトまで。