素材選びから染め直し、回収・リサイクルまで。服の一生に向き合うものづくり

エシカルライフスタイルブランド「LIB(リブ)」は、2026年10月21日(水)より、新たなアパレルライン「LIB Apparel」の販売を公式オンラインストアにて開始しました。
大量生産・大量廃棄や環境負荷、つくり手の労働環境など、アパレルを取り巻くさまざまな課題。LIB Apparelでは、素材選びから長く愛せるデザイン、染め直し、回収・リサイクルまで、服のライフサイクル全体を見据えた服づくりを通して、それらの課題解決を目指します。
これまで多くの方にご愛顧いただいてきたレザープロダクトから、今年7月に販売を開始したジュエリーに続き、今回新たにアパレルへ。エシカルな選択肢をもっと暮らしに広げていくための、新たな挑戦です。
LIB Apparel 公式サイト
服があふれる時代に、あえて服づくりで挑む理由
「衣食住」という言葉があるように、服は暮らしに欠かせないもの。けれどその裏側にはさまざまな課題があり、とりわけ、途上国の環境に大きな負担をもたらしている大量廃棄の現実は、ものづくりに関わる私たちが深く向き合うべき問いでもあります。
2014年からエシカルなものづくりを続けてきたからこそ、この現状を少しでも変えたい。けれど、すでにあふれる程服があるこの時代に、私たちがさらに新しい服をつくる意味はあるのだろうか。かえって、問題に加担してしまうのではないか。そんな問いと何度も向き合い見えてきたのは、「新しくつくるからこそ、変えられることがある」という答えでした。
環境に配慮した素材選びやつくり手の労働環境、何年経っても愛せるデザイン、そして手放したあとの循環の仕組みまで。一着の服が生まれてから巡っていく未来まで、私たちは責任を持って見届けます。
いつか世の中にあるすべての服が、誰かや何かの犠牲の上に成り立たないものになる日を信じて。
一着が起こす変化は、小さく静かなものかもしれません。けれど、そんなやさしい選択肢が暮らしの中に増えていけば、服づくりの未来は確実に変わっていく。確かな覚悟を胸に、LIB Apparelをはじめました。

ワードローブに、語りたくなる一着を。
「その服、素敵だね」
誰かにそう声をかけられたとき、「ありがとう。実はこれね...」と、ついその背景を話したくなる。LIBのアパレルが目指したのは、そんな服です。
デザインや着心地を気に入っていただけることはもちろん、普段はあまり話すことのないエシカルについて会話が生まれる、ささやかなきっかけになれたら。
一着の服から広がるやさしい会話が、めぐりめぐって少しずつ良い未来につながっていく景色を思い描きながら、このアパレルを形にしました。

LIB Apparelが大切にする3つのこと
どんな素材を選び、どう仕立て、最後はどう手放すのか。LIBは、服づくりの基本から、一つひとつ丁寧に考えています。
01|環境に配慮した素材を選ぶ
- オーガニックコットン世界のコットン生産量のうち、まだわずか約1%に過ぎない、農薬や化学肥料に頼らず育てられたオーガニックコットン。LIBでは、その中でも環境や人権に関する厳しい国際基準を満たした、GOTS認証の生地を採用しています。(詳しくはこちら)
- 再生ポリエステル
ペットボトルや衣類などを糸へと生まれ変わらせた、リサイクルポリエステルを使用しています。軽くて丈夫、シワになりにくいなど、日常着にうれしい機能性を備えた素材でありながら、リサイクル素材の含有率や環境・社会への配慮を国際基準で審査するGRS認証生地を採用しています。(詳しくはこちら)
- 草木染めでのお直し
染め直しには、草木や果実など自然由来の染料を使用しています。カーキには玉ねぎやローズマリー、イエローにはレモンやみかん、ネイビーには藍を使用し、色褪せや汚れが気になる服を、もう一度長く愛せる一着へと生まれ変わらせます。(詳しくはこちら)
02|貧困の連鎖を断ち切る

- バングラデシュのシングルマザーによる仕立て
LIBの服づくりを支えるつくり手の中には、バングラデシュの自社工場で働くシングルマザーたちがいます。安定した収入を得ながら、安心して子どもを育てられるように。工場には託児所を設け、仕事と子育ての両立を支えています。
つくり手のことを知る
03|一着のその先まで考える
- 年齢や流行にとらわれないデザイン何歳で出会っても、好みが少し変わっても。いつでも自分になじむ服であることも、私たちが考えるエシカルのひとつです。流行に左右されず、性別や年齢、着るシーンにもとらわれない、長く愛せるデザインを追求しています。
- 単一素材
全ての服を、異なる種類の繊維を混ぜない「単一素材」で仕立てています。複数の素材が混ざっていないため、リサイクル時に繊維を分離する工程を減らすことができ、再び同じ素材の糸へと戻しやすいのが特徴。着終えた服を再び服へと生まれ変わらせる「水平リサイクル」を前提とした設計です。
- 店舗での回収
着終えた服を全国21店舗のLIB STOREで回収しています。シミや落ちない汚れがあっても持ち込み可能で、事前予約も不要です。回収した服は信頼できるパートナー企業と連携し、新しい服へと生まれ変わらせる「水平リサイクル」に取り組みます。

回収サービスについて
LIB Apparelが提案する2つのスタイル
5年後も、10年後も、ふと「やっぱりこれにしてよかった」と思える一着を、2つのスタイルから提案します。
Style 01 |Comfort Basic
毎日のお仕事にも、いつもより少しかしこまった場にも。


ウールライクテーラードジャケット

ウールライクノーカラージャケット

ウールライクジレ

2wayカラーシャツ

ディッキーフロントシャツ

ウールライクテーパードパンツ
Comfort Basicアイテム一覧
Style 02 |Playful Urban
シルエットにさりげない遊び心を添えたデイリーウェア。


ウールライクジップアップジャケット

コットンライクノーカラージャケット

サテンジレ

ヴァルーズシャツストライプ

フーディーシャツ

サテンイージーカーゴパンツ
Playful Urbanアイテム一覧
「LIB Apparel」ブランドディレクター 宮元 永実

私自身、もともとお買い物が大好きで、20代の頃はたくさんのお洋服に囲まれて過ごしていました。でも年齢を重ねるにつれて気づいたのは、服をたくさん持つことよりも、「心から好きになれる一着」を大切に着続けることの心地よさでした。
「社会を良くしたい」と大きなことを考えてお洋服を選ぶ人は、そう多くないかもしれません。でも、自分が好きで選んだものが、誰かや何かを傷つけていたら悲しい。そんな気持ちは、きっと多くの人にあると思います。
今回のアイテムも、袖を通したときの着心地やデザインはもちろん、つくられた背景ごと愛していただけるよう、丁寧に想いを込めました。何年経っても「これにしてよかった」と、皆さまの日々に寄り添い続けられることを願っています。
今後の展望
今回のファーストラインナップでご紹介した取り組みは、まだ始まりにすぎません。一着の服が持つ可能性をさらに広げていくため、私たちは今後、以下の目標に向けた挑戦を重ねてまいります。
- 規格外アイテムへの新たな価値の創造
質を追求するなかで生まれる、販売基準に届かなかった服に新たな価値を加え、もう一度お客様の手に届けることで、製造ロスや廃棄を減らす仕組みづくりを進めます。
- バングラデシュでの生産拡充と雇用創出
現在は他国で生産している一部アイテムも含め、より多くの現地シングルマザーや障がいがある方の雇用を創出し、バングラデシュで生産できる服の幅を広げていきます。
- 再生糸を活用した循環型の服づくり
お客様が着終えた服から再生された糸を使い、LIBが新たにデザインした服を再びお届けする、服から服への循環を目指します。
着る人にも、つくる人にも、地球にも。もっと心地よい未来を届けられるよう、これからも歩みを進めてまいります。
◼︎エシカルブランド「LIB」について
LIB(リブ)は、ボーダレス・ジャパンが展開するソーシャルビジネスのひとつとして、2014年に「ビジネスレザーファクトリー」として事業を開始しました。バングラデシュに自社工場を構え、シングルマザーや障がいのある方など、さまざまな事情を抱える人たちに安定した雇用を提供しています。現在では約900名の職人が働いており、日本国内では全国に21店舗を展開しています(2026年10月時点)。2025年7月、ブランド名を「LIB」に変更。“美しく、生きる。”をコンセプトに、社会や環境に配慮したエシカルな選択肢をもっと日常に届けていくことを目指しています。LIBの本革製品は、手に取りやすい価格帯でありながら、丁寧な手仕事と豊富なカラーバリエーションが特長です。全12色のカラー展開に加え、ビジネスバッグやシューズ、財布、名刺入れなど、日々の暮らしや仕事に寄り添う多彩なアイテムを取り揃えています。
○公式サイト:http://l-i-b.shop/
○公式instagram:https://www.instagram.com/lib_life.is.borderless
○店舗一覧:https://l-i-b.shop/shop/
採用情報はこちら
LIBでは、プロダクトデザイナーおよび店舗開発、販売フェローなどさまざまなポジションの募集を行っています。詳しくは採用情報をご覧ください。
採用情報をみる
■ ボーダレス・ジャパンについて https://www.borderless-japan.com/
社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月設立。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する48の事業を世界15ヵ国で展開・2025年度の売上は105億円の着地予想。社会起業家を次々と生み出すビジネスモデルを評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞~20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業~」を受賞。2023年10月、社会課題解決を次のステージに進めるべく新パーパス「SWITCH to HOPE 社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。」を発表。より多くの人が、ともに良い社会を目指すための仕組みづくりを目指す。
会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
所在地:福岡県福岡市中央区天神3-1-1 天神フタタビル4F
設立 :2007年
代表者:田口一成
事業内容:社会問題の解決を目的とした事業展開(ハーブティー事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ