キャンパスを舞台に開催する、学生・教職員、地域のアーティスト、研究者らによる個性豊かな4つの美術展覧会。
立命館アジア太平洋大学(大分県別府市、学長:米山裕、APU)は、10月10日(土)~11月29日(日)の「ベップ・アート・マンス 2026」にあわせ、APUキャンパスを舞台に、学生・教職員、地域のアーティスト、研究者らによる個性豊かな4つの美術展覧会を開催します。
県内在住の美術ライターをキュレーターに招いた学生・教職員によるグループ展、地域の写真家と学生がつくりあげる参加型アート展、認知心理学の視点を取り入れた錯視アート展、ヘラルボニー契約作家の作品を起用したアートパネル展など、多様な表現やものの見方に出会えるキャンパスを展開します。
本展覧会は、APU開学25周年事業の一環として発足した「キャンパス・アートギャラリー構想」推進プロジェクトによる取り組みです。「混浴温泉世界実行委員会」が開催する、市内の文化・芸術に関わるイベントを集めた市民文化祭「ベップ・アート・マンス 2026」に共感し、アートを通じた地域の皆さまとの文化的交流を目的に開催します。
「キャンパス・アートギャラリー構想」が大切にしているのは、固定された正解がなく、多様な解釈を受け入れるアートを通じて生じる交流と学びです。アートをきっかけに地域の皆さまにキャンパスを訪れていただき、学生や教職員とそれぞれの見方や感じ方を交わすことで、大学と地域がともに学び続ける機会を生み出すことを目指しています。これまで、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー「ヘラルボニー」と連携し、「共創コンセプト」の制作やアートパネルの展示、地域の皆さま・学生・教職員を対象としたアートイベントなどを実施してきました。
その第2弾となる今回は、それぞれ異なる切り口からアートに触れることができる、4つの展覧会を開催します。
※展覧会によって会期が異なりますので、ご注意ください。

【展覧会1.】
Mosaic(モザイク)
会期:2026年10月19日(月)~10月30日(金)10:00~17:00
会場:グリーンコモンズ(J棟)1F さくらラウンジ
ちがいが、世界を彩る。
美術ライター/編集者の島貫泰介氏をキュレーターに迎えて、APUの学生・教職員による展覧会を開催します。APUには、多様な背景をもつ学生が集まっています。本展覧会では、一人ひとりが描く作品を通して、それぞれの個性や視点をご紹介します。異なる作品が集まり、モザイクのようにさまざまな作品が一堂に会することで、APUならではの多様で豊かな世界を描き出します。
島貫泰介 氏
美術ライター/編集者。1980年神奈川生まれ。大分と京都を拠点に、アートやポップカルチャー関連の執筆・編集・企画を行う。2024年より、大分市文化財課に地域おこし協力隊として着任。「大分市デジタルアーカイブ~おおいたの記憶~」の運用・PRを通して、文化財だけでなく現在進行形の人とまちの営みを記録・発信している。

【展覧会2.】
殻の下で眠る junki goto feat. 岡林澄怜
会期:2026年10月14日(水)~10月27日(火)10:00~17:00
会場:グリーンコモンズ(J棟)2F コージーコモンズ
卵を割った未来。
大分県を拠点に活動する写真家 JUNKI GOTO氏と、APU国際経営学部生 岡林澄怜による二人展。「写真」と「絵」を媒介に、グリーンコモンズという空間を学生参加型のアートへと変容させます。SNSや会場で拾い上げた「なりたい私」の断片を織り込みながら、14日間をかけて変化し、育ちゆく未完の景色を創り出します。
JUNKI GOTO 氏 大分県佐伯氏在住の写真家
岡林澄怜 APU国際経営学部2回生
◆ 写真&言葉のタイムカプセル作成ワークショップ
スマートフォンの中に眠っている写真を使って、「なりたい自分」を表現してみませんか。参加者が持参した写真をプリントし、写真に言葉や絵を書き添えながら、未来の自分へ向けたタイムカプセルのような作品を一緒に制作します。完成した作品は、展覧会「殻の下で眠る」の一部として会場内に展示します。
日時:10月14日(水)13:00~16:00(出入り自由、所要時間約20分)
会場:グリーンコモンズ(J棟)2F さとやまギャラリー
持ち物:ご自身のスマートフォン(プリントしたい写真が保存されているもの)
※参加費無料、事前申込不要 。匿名での参加可。

【展覧会3.】
近くの知覚心理学 ~「錯視アート」展~
会期:2026年10月10日(土)~11月29日(日)10:00~17:00
会場:グリーンコモンズ(J棟)1F 廊下
疑おう、見えてる世界。視点で世界は変わる。
知覚心理学を研究する2名の研究者による「錯視アート」展。「錯視アート」は、目と脳が連携して「ものを見る」という視覚プロセスを逆手に取ることで、白黒の絵がカラーに見えたり、止まっている絵が動いて見えたりするアートの技術です。視覚のしくみは同じでも、見方で見え方が異なるアートの世界をお楽しみください。
立命館サイコロジスツ
平原憲道(APU国際経営学部 副学部長・准教授)
国立マラヤ大学 医学部 客員教授、博士(認知科学)。起業や組織開発、イノベーションを専門とし、
医療ビッグデータや認知科学の研究にも従事。国内外の大学で教育・研究に携わり、公開講座でも活躍。
高橋康介(立命館大学 総合心理学部 教授)
博士(情報学)。研究テーマは「人間の認識の不思議と多様性」。フィールド認知心理学者として世界に飛び出しフィールドワークを行っています。最近では基礎心理学の面白さを世の中に伝えるべく「知覚心理学×街づくり」プロジェクトを推進中。

【展覧会4.】
ヘラルボニー アートパネル展
会期:2026年10月10日(土)~11月29日(日)10:00~17:00
会場:グリーンコモンズ(J棟)1F J104教室前
学生・教職員が選んだ「APUらしい」作品
障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー「ヘラルボニー」契約作家の井口直人氏、笠原鉄平氏、衣笠泰介氏、Fumie Shimaoka氏のアート作品を起用したパネル4点を展示します。展示作品は、「APUらしい作品」をテーマに学生・教職員を対象に実施したアンケートをもとに選定しました。選ばれた作品には、「多様な色や形、モチーフが、さまざまな個性が共存するAPUキャンパスを思わせる」「人と人とのつながりを感じさせる」とのコメントが寄せられました。
詳細はこちら:キャンパスアートギャラリー構想プロジェクトページ
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