「僕は、再び君に会うために、この時代へやってきた」──。
井浦翔(永山瑛太)は、かつてタイムパトロール中に大学生の常盤廻(吉岡里帆)と恋に落ちたが、規律に反する行為だったため廻の記憶を消したことを打ち明ける。
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当時の記憶がよみがえり感極まる翔だったが、一方の廻はまったく身に覚えがないことから、そんな翔の思いを公私混同だと軽くあしらった。
一方で、次の違法トラベラーが発見される。工事現場で働く古市ヒロキ(南出凌嘉)はまだ少年で、どうやら23世紀から家出してきたらしい。翔たちの仲間で、タイムパトロール少年課のリリリー(夏子)によれば、ヒロキの両親はAIに相性が悪いと判定されたにも関わらず結婚。その結果、家庭環境が悪化し、息子のヒロキにも影響を及ぼしたのだという。
そこで、廻と翔がさっそく張り込みを開始すると、ヒロキは西キョウカ(鳴海唯)という女性と一緒にいることが判明。さらにリリリーの情報では、ヒロキは23世紀で担任の女性教師と深い仲になり、2人して姿を消したという。
翔が身柄を確保すると、ヒロキは悪びれる様子もなく、駆け落ちによる違法トラベルをあっさり認めた。
そんななか、廻は、リリリーが翔の婚約者だと知る。さらに、AIの判定によると2人の相性は抜群だといい、そのことを得意げに話すリリリーの態度に、廻はなぜかムッとして…。