窪田正孝さんが、ケガからの復帰を果たしました。

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怖すぎるのにリピーターが続出している映画「スイート・マイホーム」の公開御礼舞台挨拶が9月22日に行われ、主演の窪田正孝さんと齊藤工監督が登壇しました。

映画公開から約3週間が経過したものの、この日の会場は満員御礼状態。第一頸椎剥離骨折から回復しての初登壇となった窪田さんは「ここに立つまでいろいろとありましたが、首も無事くっついて、映画見た皆さんの顔をこうして近くで見ることができて、すごくうれしい」と元気に挨拶。

周囲からの反響・反応については「見てくれた人はみんな怖がってくれたみたいで、いろいろなところから連絡をいただきました。人間が一番怖いと思う映画だし、怖くもあるけれどそこに美しさも備わっていて紙一重を貫いている作品だという声もいただきました」と報告しました。

俳優としてではなく、映画監督としての齊藤さんとのタッグには「工さんが撮ってくれたことによって、ほかの人ではできないものができたと思う。工さんがカメラ側で見てくれている、そこに不思議な安心感があって、全裸になってもいいくらい、さらけ出したいという気持ちがあった。それは蓮ちゃん(蓮佛美沙子さん)も奈緒ちゃんも感じていたと思います」と信頼しきり。

すると齊藤監督は「ちなみに全裸になりたいというのは、心の全裸という意味ですからね!」と誤解のないよう観客に丁寧に説明しました。

映画公開時期に齊藤監督が出演したラジオ番組で、福山雅治さんは本作について「このラストシーンは映画として最高、人間として最悪。最高と最悪が同時に訪れる。つまり完ぺきなエンディングです」と絶賛。

これに齊藤監督は「福山さんは自分が映画を撮るにあたり、『blank13』の時から背中を押してくれて、商業的フィールドでモノを作る意味を僕に教え続けてくれている方でもあります。福山さんの背中を押してくださる姿勢に対しての僕の答えは表現でしかないので、うれしい言葉でした」と感謝していました。

マイホームが影の主人公でもあることにちなみ、窪田さんと齊藤監督が「マイホーム(自宅)での過ごし方」を発表することに。

独身の齊藤監督は「他者の目線がないので、着替える途中で着替えることすら嫌になって、半分着替えた状態でソファーに座ってダラッとしてしまう。それが世界で唯一許される場所だと思うと、どこか幸せを感じてしまう。…悲惨な中年の日常です」と苦笑い。

一方の窪田さんは「僕は体を動かすことが好きなので、奥さんと一緒にヨガをやったり、瞑想したりしています。ヨガは体が整うし体に酸素が入ると細胞も喜びます」と健康志向な一面をうかがわせました。