比嘉愛未さんと三浦翔平さんがW主演を務める、映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」の完成披露舞台挨拶が9月7日に行われ、比嘉さん、三浦さん、主題歌を担当したビッケブランカさん、田中光敏監督が登壇しました。

本作は、三重県伊勢志摩市を舞台に、“時価6億円”の値打ちがある伝説の真珠をめぐって起こる、家族の大騒動と成年後見制度の問題を描いたハートフル・エンターテインメントです。

左から)ビッケブランカ、比嘉愛未、三浦翔平、田中光敏監督

作品のストーリーにちなみ「もし6億円があったら何に使いたい?」と聞かれた比嘉さんは「いりません。そんな大金を手にしたら、自分の人生が壊れてしまいそうで…」と回答。

続けて「でも、もしそんな大金を手に入れるとしたら、環境保護に使いたい。今回、(撮影で)伊勢志摩の方にたくさんご協力をいただいたので、その恩返しとして、地産地消などを応援できるようなことにまわせたらなと思います」とコメントしました。

三浦さんは「今、日本の海で6億円の真珠というのは、ほとんど作ることができない。なぜかというと、海が枯れてきているから。これが本作の裏テーマとしてあるんです」と力説。

続けて、6億円の使い道について「やはり今回、三重県にお世話になったので、三重県の真珠づくりに全部」と語ると、会場からは「おお!」と称賛の声が上がりました。

しかし、ふと何かの考えが頭をよぎったのか、「ごめんなさい。(三重県には)3億円で」と切り出した三浦さん。

「残りの3億円は、次回の監督の作品に」と言い直すと、会場からは、また大きな拍手がおきました。