佐藤浩市さんと横浜流星さんがW主演を務める、映画「春に散る」の大ヒット御礼舞台挨拶が9月5日に行われ、佐藤さん、横浜さん、片岡鶴太郎さん、坂東龍汰さん、松浦慎一郎さんが登壇しました。

この作品は、沢木耕太郎さんによる同名小説が原作。再起をかけ、世界チャンピオンを目指すボクサーとトレーナー、2人の男のアツい人間ドラマです。

左から)坂東龍汰、横浜流星、佐藤浩市、片岡鶴太郎、松浦慎一郎

横浜さんと坂東さんは、役作りのために撮影前からトレーニングを重ねていたそう。

横浜さんは「練習の日が重なったりして、一緒に鏡でお互いの体を見ながら『いいじゃん』みたいなのはやっていました」と振り返り、坂東さんも「『背中いいな』みたいな」と同調。お互いを褒め合っていたといいます。

続けて、坂東さんは「(横浜さんは)初めて会ったときからバッキバキなんですよ」コメント。肉体美に驚いたといい「常にバキバキなんでしょうね、流星くんは」と話しました。

また、鍛え上げられた肉体で、リアルなスパーリングシーンを完成させた2人。

佐藤さんは「2人ともヘッドギアをつけているので、(パンチを)結構あてにいくんですよ」と話し、「俺と鶴さん(片岡)は『ちょっとヤバイね』って感じで(見ていた)」と振り返りました。

佐藤さんが「坂東、危なかったよな」と振ると、坂東さんは「そうですね。(横浜さんは、対峙したときの)目が怖いんですよ。肉体もなんですけど、目がキラッと入る瞬間があるというか…」とコメント。

横浜さんは「ボクシングを経験している坂東くんだから(パンチを)当てて出来たというのはあります。やっぱり信頼関係で成り立つものだなと思います」と語りました。