和田雅成さんが話題作への意気込みを語りました。
ミュージカル「ヴィンチェンツォ」の東京公演が8月18日(金)に日本青年館ホールで開幕するにあたり、主演の和田雅成さんほか、共演の富田鈴花(日向坂46)さん、佐藤仁美さん、鈴木壮麻さんらが初日会見に登場しました。
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韓国のヒットメーカー・スタジオドラゴンが制作し、Netflixにて世界190ヵ国以上で配信され、大ヒットしたソン・ジュンギさん主演の韓国ドラマを世界で初めて舞台化。
イタリアンマフィアのコンシリエーレ(相談役)である弁護士、ヴィンチェツォ・カサノがイタリアで仲間の裏切りに遭い、故郷の韓国へ。ひょんなことから知り合ったホン・チャヨン弁護士と協力し、巨大企業に戦いを挑む物語です。
主人公のヴィンチェンツォ・カサノに和田さんが扮し、ヴィンチェンツォとともに戦う弁護士、ホン・チャヨンを富田さん、ヴィンチェンツォたちと敵対する悪徳弁護士、チェ・ミョンヒを佐藤さん、ホンチャヨンの父、ホン・ユチャンを鈴木さんが演じます。
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「ソン・ジュンギ似」と評判の和田雅成に佐藤仁美が反論
作品はすでに今月11日、神戸公演で開幕。ステージに立った感想を聞かれた和田さんは「3時間半という大作なんですけど、キャストがそれぞれのシーンに責任感をもって次の人につなげるということをやっているので、演者側としてはまったく長さを感じていない。楽しいです」と笑顔。
富田さんは「ドラマでは登場したけれども、ミュージカルには登場しないシーンもあるので、その中でお芝居にどう深みを出していくかを大事にして、稽古に臨みました」と振り返りました。
メインはシリアスな物語ですが、本作はコミカルなシーンやほのぼのとしたシーンも多く登場。鈴木さんが「僕はヴィンチェンツォと一緒にマッコリを飲んでいるシーンが大好き。あの場面がずっと続けばいいのに」と願望を明かすと、和田さんがすかさず「あの場面を3時間半演じるのはキツいっす」と苦笑しました。
また、濃いキャラクターが多数登場することも本作の魅力。好きな登場人物を問われると、和田さんが「ヴィンチェンツォ・カサノはハマり役ですね」と自身が演じている役柄をあげ、「韓国のスタジオドラゴンへ行ったときに、やたら『ソン・ジュンギさんに似てる』と言っていただいて」と明かすと、本作の製作発表でソン・ジュンギさんのファンだと公言していた佐藤さんが「えーっ!」と反論。
そして、富田さんは「ヴィンチェンツォを演じてみたい」といい、鈴木さんは「ホン・チャヨンをやってみたい」と意外な役柄をあげ、和田さんらを驚かせました。
神戸公演での手ごたえを聞かれると、和田さんは「3時間半の物語を観るのは体力も必要だと思うのですが、展開が早い物語にお客様がしっかりついてきてくださっていることを舞台上で感じたので、その熱を受け止めながら東京に来ました」。
鈴木さんも「お客様がとても温かくて、客席のオーラに助けていただいたような気がしました」とコメントしました。